ビットコイン価格が予測通り上昇している事実と仮想通貨投資の始め方
以前、この記事でビットコインのことを取り上げてから、ビットコイン価格は順調に上昇していて、やはり株式市場が崩れるとある程度の資金が仮想通貨市場になだれ込むという現象は再現性があると考えられる。
仮想通貨への資金流入については、随分と以前にも記事で書いたので、よければみて欲しい。
この記事をよく読めば理解できると思うのだが、仮想通貨は資産運用の一つの選択肢として市場がすでに確立していて、その根拠は他の資産にも定期的に「不確実性」が表面化することにある。
ある程度頭の中に脳みそが入っている人であれば、多分、上記の記事を読んで自分で少し調べればそれがよく分かるだろう。
世の中には「仮想通貨のことを語るやつは詐欺師だ」みたいな論調があるのだが、実際のところそれは完全に理解が間違っている。
4月初旬に70万円程度だったビットコインの価格が現在約100万円にまで上昇しているわけだが、これは同期間における「世界で唯一の投資の最適解」とされているS&P500の上昇幅を10%以上も上回っている。
投資の世界は数字が全てなので、少なくとも同期間においてはS&P500よりもビットコインの方が優れた資産だったということになる。
これは完全に数字として示されている事実なので、4月の初旬ごろに仮想通貨に対してネガティブな意見を述べていた人々は、著名人も含めて現段階においては「完全に間違っていた」ことが修正出来ない現実として証明されたことになる。
ちなみに、これは特に投資情報の発信をしているメディアや個人の場合なんかがそうなのだが、そういった間違いを犯す原因として、そもそも投資対象に対する構造の理解が出来ていないか、ポジショントークの場合がほとんどだ。
仮想通貨はまだまだ人々が理解できない新しいタイプの資産なので批判対象になりやすく、また批判することで錯覚的な正当性を得たり、人々の注目を集めやすいので「ポジショントーク」に利用されやすいのだ。
ポジショントークは、「自己の利益を得るために他の対象を批判して信頼を得る」、という構成で実施されることが多く、一見グロテスクに思えるかもしれないが、商売のやり方としては悪くはない手法で、実際にビジネスの現場でもよく使われている。
他の対象を批判する、という手法は人の興味を引きやすく、ついつい聞き入ってしまうため多くのシーンでこの手法が採用されるのだ。
ただし、「何故その個人や企業はポジショントークをするのか?」、という点についてはきちんとよく考えてから情報の取捨選択はした方がいいよ、とこのブログの読者の方には言っておこう。
ポジショントークが行われる目的は、大体のケースでは「信頼を集める」と「注目を集める」で、この二つはインターネットが市民権を得た現代社会においては「承認欲求」か「金銭的欲求」を満たすかのどちらかに利用されやすく、実際にかなりの効果が期待できる。
証券会社からの情報や個人が発信する情報に至るまで、投資の世界には「ポジショントーク」が満ち溢れているので、この点については本当に要注意だ。
昔、まだ僕がFXをやっていたころ、円があり得ない方向に極端に動く、と主張をするメディアがあって、「マジか!?」、とその主張に沿った投資をした結果大損をしたことがあるのだが、それも今思えばそのメディアのポジショントークだった。
そのメディアでは、自メディアが主張する方向と逆方向に為替が動くという意見(=対象)を批判的に書き、それによって読者に自メディアが主張する見解の正当性を訴えていたのだ。
極端な主張を展開すると、やはりメディアは注目を集めることが出来るので、その結果広告費なんかが稼げたり、商品をより多く売ることが出来るからね。
もちろん、僕だって「ポジショントーク」をしている可能性があるし、ガンガンに予測を間違ったりもする笑。
なので、読者の方に対しては、このブログを読む際にも「きちんと自分の頭で考える」という作業は欠かさないで欲しいと思っている。
企業や個人が行う「ポジショントーク」については、また別の記事でも取り上げみようと思う。
あんまりにも「ポジショントーク」が多すぎて、混乱している人だらけになっているからね。
ところで、僕もVOOを下記の記事で書いた通り今年の3月からせっせと買っているのだが、S&P500に入っている企業は、Apple、Amazonなど、世界最強クラスの本当に素晴らしい企業ばかりなのだが、その世界最強のS&P500にビットコインは現実として勝っているのだ。
「おかしい、おかしいよ、どうしてS&P500よりも投機的資産のビットコインの価値が上がっているの?」
そう疑問に思う人もいるかもしれないが、一体なぜこんなことが起こるのかというと、実際のところ投資の世界に「正しい資産」といったものは存在せず、不動産であれ、株式であれ、常にその価格は人々の「心理」によって変動しているからだ。
3月の新型コロナショックの際の投資家たちの行動を観察していれば、それも容易に理解が出来ることだ。
これまではミドルリスクとされていた不動産投資についても、個人的には今の新型コロナウイルスによる社会状況の変化を考慮すると、借り入れで巨額のレバレッジを掛けている場合には現物の仮想通貨投資よりも遥かにハイリスクな投資になっていると考えている。
今年の年末くらいには、借り入れでレバレッジを掛けた不動産投資を原因とするデフォルトの頻発がちょっとしたニュースになっている可能性がある、と予測もしている。
そのため、重要なのはやはりアセットや銘柄を分散する「古典的な分散投資」をどれだけ柔軟に実践できるかで、代表的な仮想通貨であるビットコインはその中の選択肢の一つになると考えている。
※今から仮想通貨口座の紹介をするが、この記事にも「ポジショントーク」が隠されているかもしれないので、よく点検をして、そのうえで納得して読みたいと思ったら読み進めてくれ。
ビットコインへ投資する方法は非常にシンプル
ビットコインへ投資する方法は極めてシンプルで、スマホを持っている人でこれが出来ないという人はいないと思うので、そんなに心配しなくていい。
■口座開設を仮想通貨業者へ申し込む
■本人確認をする
■入金をする
■ビットコインの買い注文を実施する
これだけのプロセスで、ビットコインを買うことが出来るのだが、恐らくは「■口座開設を仮想通貨業者へ申し込む」の部分と、「■本人確認をする」の部分がよくわからないという人が多いだろう。
まず、仮想通貨業者についてだが、これは信頼性のある大手であれば今では非常にHPも見やすくなっており、そういった仮想通貨業者で申し込めば問題なくビットコインの取引を開始することが出来る。
そして、次の本人確認についても、スマホで運転免許証などの本人確認書類を撮影してアップロードすれば簡単に完了する。
そして、そうして口座開設が完了したらビットコインを買うための資金を入金し、あとはビットコインを注文すればいい。
これが、ビットコインを買うまでの手順と方法で、このステップを踏めば誰でもビットコインの取引を始めることが出来るのだ。
ビットコインの価値が上昇していく理由について
ところで、代表的な仮想通貨であるビットコインの価値が今後上がっていく理由についてだが、その根拠はビットコインの発行数には上限があるという点にある。
ビットコインの発行上限は最初から決まっていて、それが2100万BTCだと言われているのだが、今現在は1800万BTC程度までが発行されているような状況だ。
ということは、新たに発行されるビットコインの数はあと僅かになっており、今後その価値は上昇していくと考えるのが普通に考えて当然だろう。
というのも、ゴールドなどの資産の場合、その総量が限られているため、大量の資金が流入すると価値が暴騰する可能性があるのだ。
これが、今現在ビットコインの価値が将来的に劇的に上がるのではないか、と言われている理由だ。
そう、今現在ヘッジファンドや機関投資家がビットコインを保有しているのには価格が上昇するだけの理由があるのだ。
なので、今後仮想通貨ETFの認証がされたり、何かがトリガーになって政府通貨が一部で信用を失ったりした場合、ビットコインの価値が上昇する可能性がある。
そのため、思いっきり全資産をビットコインにつぎ込む投資家もいるが、それは成功すればいいのだが、失敗したときのリスクが大きすぎる。
なので、個人的にはビットコインを保有するのであれば総資産の1割程度にして「保有」し続けられる状態にして、じっくりとビットコインの価値が上がるのを待つべきだろう。
仮想通貨に投資をする場合、セキュリティ面が非常に心配だという人も多いと思うので、その場合はコインチェックの口座開設のような大手仮想通貨取引所を利用して、ビットコインへの投資をスタートさせるべきだろうね。
ビットコインへの投資をしてみたいと考えている人は、まずはコインチェックなどの大手取引所を利用して少額から投資を開始してみるのがベストだろうね。
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