３０代からの資産運用を新型コロナショックによる株価大暴落から考える

30代という年代は20代のころは違って、多くのことに変化が起こる年代で、30代で人生における様々なことが確定的になるとも言っていいくらい重要な年代だ。

そんな30代において最も重要になると言っても過言ではないのが、「資産形成」という資本主義社会で生きる限りは避けては通れない問題だ。

というのも、人間が元気にバリバリ働いて稼げるのはだいたいのケースにおいては50代くらいまでで、そこに自分自身の力をマックス状態に持っていくためのスタート地点としてギリギリくらいの位置にあるのが30代だからだ。

30代で仕事を怠けたりしていたら50代の給与が上がっていることはないだろうし、お金の問題にしても30代くらいになったら真剣に考えないといけなくなってくる。

それは資産形成についても同じで、30代くらいでコツコツと投資に取り組むのか、それとも全く何もしないのかによって、人生における「資産形成」に成功するのかどうかが変わってくる。

30代で何も手をつけない場合には、生涯においてきちんと「資産形成」でき可能性はぐっと低くなってしまうだろう。

もちろん、元々の投資の才能や、運の要素もあるが、基本的にはそうであると言えるケースが多い。

３０代で資産形成するために最も重要なこと、それはコツコツと資産形成を「続ける」ことだ。

「は、なにそれ？」

そう思った方もいるかもしれないが、投資とは「収入＞支出」の状態を維持してコツコツと種銭を貯め、そのお金を資産購入に充ててゆっくりと資産を積み上げていくことで初めて資産形成が出来るのだ。

というのも、FXなどの投機的な取引で一気にお金持ちになれる人もいるにはいるのだが、一部の天才を除いてはコツコツと投資信託やインデックスファンドに投資をするのが、最も確実な資産形成方法なのだ。

なので、継続的に「収入>支出」の状態を維持できるのか、そしてコツコツと投資を「継続」出来るのかが資産形成で成功するかどうかのキーポイントとなってくる。

そのため、長く投資を「継続」するために30代から投資を開始したほうが、40代、それから50代で投資を開始するよりも、より有利に資産形成をすることが可能になるのだ。

さて、30代からコツコツと投資を開始し、最終的に大きな資産を形成することが重要だということを説明したわけだが、それでは一体何に投資をするのがベストなのだろうか？

個人的には、やはり一般的に言われているインデックスファンドに投資をし、じっくりと資産を増やしていく努力をするのがベストだと考えている。

例えば、S＆P500に連動したVOOなどのETFや、同じように連動した値動きをする投資信託など、そういったインデックス系の投資商品に投資をコツコツとしていくことで、経済成長の恩恵を受けるといった感じだ。

資本主義経済というのは、基本的に成長していくことで持続するように設計されているため、インデックスファンドへの投資は資産形成方法として非常に理に適っていると言っていい。

最近は、新型コロナショックによって株価が大暴落しているが、過去を参考にするのであれば、株価は再び上昇する可能性が高いといえる。

そのため、こういった時期から少しづつインデックスファンドやETFに投資をしていくことは、悪くはない投資のスタートになる可能性もある。

自分自身も、そう考えてVOOというETFへの投資を開始しているからね。

インデックスファンドへの投資の場合、「継続」して「コツコツ」と投資をすることが一番重要なので、自分自身のリスク許容度の範囲内で30代から投資を開始すれば、最終的にはそれなりの資産が形成される可能性はあるだろうね。

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