ビットコインの価格の推移と原油価格の暴落から分かる仮想通貨が上がる理由
ービットコインの価値には理由があるー
仮想通貨と言えばビットコイン、といった感じで最近は投資をしない人々にもすっかりその名が浸透した仮想通貨のビットコインだが、その投資対象としての人気は相当なものだ。
ビットコインが元祖仮想通貨という地位はもちろんのこと、ブロックチェーンという画期的な技術を価値の根拠としていることで、もはや「仮想」の通貨とは言い切れないだけの価値を持っている立派な資産になっているのだ。
その証拠に、最近では多くの金融機関やヘッジファンドなどの機関投資家が仮想通貨をポートフォリオに組み込んでいるし、さらには最近米国では保険会社も仮想通貨を保有する動きが出てきている。
そのため、ビットコインに代表される仮想通貨の価値はますます上がっていくことが予測されるのだが、一方でこれまでは価値があるとされていた資産の価値が劇的に下がっている。
その一つの例が原油価格で、これまでは地球上の限られた資源として扱われ、産油国などは原油を産出するだけで莫大な富を得てきたのだが、驚くべきことに原油価格は最近節目の２０ドルを切って下落するという信じられないことになっていた。
一方で、ビットコインの価格は３月の暴落から再び回復基調にあるのだ。
金融資産の価値について知る重要性
よく、仮想通貨は仮想の通貨なのでそもそもの価値などない、という人がいるのだが、それはある意味正しいのかもしれないが、その論理でいくと多くの金融資産が無価値ということになってしまう。
例えば、レバレッジ型のETFにしても本質的には実体がないものだし、石油にしても将来完全に使用されなくなるのであれば、将来的にその価値は「仮想」のものとなってしまう。
金融資産の価値を決める重要な要素の一つに、それが人を引き寄せる「お金が流れる箱」であるかどうかという点がある。
どういう意味かというと、米国株式市場の株価が最近上昇しているのだが、実際に企業利益は細り今後業績全体がコロナによって壊滅的な打撃を受ける可能性があり、とてもではないが今の株価ほどの価値があるとは言えない状態だ。
しかし、それでも上がるのは、人々が株式という資産に「期待」を抱いているからであって、株式という資産がその「期待」をバックボーンにして「お金が流れる箱」になっているため、資金流入が止まらないからだ。
同じように、仮想通貨についても人々が法定通貨の価値への信頼が揺らいでいく中で、代位の通貨として機能するのではないかと「期待」することにより、価値が創造されているのだ。
そういった意味では、人々の「期待」というものを根拠にして価値が上昇しているビットコインなどは投資の対象になると言っていいだろう。
でなければ、金融機関やヘッジファンドが保有するわけがないからね。
ビットコインへの投資を始める際に考えるべきこと
さて、今現在ビットコインは前項でお話したように、人々の「期待」によって価値が上がり続けており、もはや一般的な資産として金融機関やヘッジファンドなどの機関投資家たちが保有しているので、「投資をしてみたい」と考える人も多いだろう。
その際に重要なのが、できるだけ大手の取引所を使うことだ。
というのも、ビットコインなどの仮想通貨はその技術的性質上、不正アクセスなどの対象になりやすいので、これまでの経緯を踏まえてセキュリティ力の向上に努めている大手の取引所を選んだ方が安全だからだ。
そして、保有するのであれば、前述したように、まずは保有する割合を総資産の1割程度にしてボラティリティの高さに振り回されないようにし、じっくりとビットコインの価値が上がるのを待つべきだろう。
そんな感じでビットコインなどの仮想通貨取引所大手であるコインチェックなどで取引を始め、ビットコインを株式などと同様の資産の一つとして保有するということが重要だ。
コインチェックは、ビットコインなどの仮想通貨へ投資をする投資家たちから絶大な支持を得ている仮想通貨取引所を提供している企業で、大手金融グループであるマネックスグループの子会社であることから、非常に信頼性の高い事業者だ。
仮想通貨に投資をする場合、前述したようにセキュリティ面が非常に重要なので、その場合はコインチェックのような事業者を利用して、ビットコインへの投資をするべきだろうね。
なので、もしもビットコインなどの仮想通貨に興味があるのであれば、まずは口座開設をして、少量からビットコインへの投資をスタートさせてみよう。
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