スポンサーリンク

高配当+安定業績+優待株にも関わらず落ちるナイフすぎるKDDI

明日の米国中間選挙の結果次第では、こんな感じで目を見開いているかもしれない...。

そんな恐怖におののいている投資家、かぶまくらです!!

さて、以前夢テクノロジーを損切りしてからずっと投資用資金の一部を泳がせていたのだが、ようやく新規投資を実施した。

銘柄は、絶賛落ちるナイフと化しているKDDIだ。

先日、NTTドコモが政府の求めに応じて、「携帯料金激下げしますね」とやってしまった結果、日本の通信会社の株価が物凄いことになっていた。

その下げに哀れにも巻き込まれたのがKDDIだ。かわいそうに...半端じゃないくらい株価が下げてしまって、株価は4年来の安値くらいまで下がってしまったのだ。

その結果、配当利回りは4%超、さらにはPER9倍台までバリュエーションの水準が下がってしまった。

さすがに速攻では買えなかったが、KDDIのHPで決算書やIR資料を読んだり、優待や配当の権利日を調べた結果、どう考えても買いという結論に至った。

まあ、下がる可能性も十分あるとは思うのだが、この株がこんな水準で買える機会というのはそうそうないと思ったからだ。

KDDIのことは今までキチンと調べてみたことはなかったが、中々いい企業だと思うんだけどな...。

買ったのは優待+配当権利日の3月までには株価が20%程度は上昇するだろう、というスケベ心からだったのだが、IR資料を見てみると、しばらくは保有していてもいいかなとも思う。

なんにせよ、こんだけ急落直後の株を買うのは初めてなので、今後どういう風になっていくのか興味があるね。

塩漬け軍団の仲間入りをしなければいいのだが...笑。

💰  💰  💰

ところで、最近思ったのだが、投資の格言で「落ちるナイフは掴むな」という言葉があるが、あれって分散投資であれば「落ちるナイフは掴んだ方がいい」とした方がいいのではないだろうか?

KDDIを買う前に、過去急落した銘柄の株価を調べてみたのだが、純粋に業績が悪くて落ちるナイフ化している銘柄は別にして、今回のKDDIのように突発的な出来事で下落している銘柄は、かなりの確率でその後値を戻してるんだよね。

まあ、本当のクソ株でそれをやると死亡する可能性が高いが、きちんと見極めてやれば実はかなり安全な投資方法なのではないかな?と思ったりもした。

「よっしゃ!!これや!!これに間違いない!!」

そんな感じで興奮して急落銘柄に資金を集中させると死亡するかもしれないが、資金の10%や5%などでコントロールしてやれば、資金が全部吹っ飛ぶということはないだろう。

ただ、恐らくなのだが、それには決算書やIR資料を読んだり、配当金の推移や事業の将来性を十分に確認する必要があると思う。

そうして調べてみた結果、「割安だ」と感じたら投資をして、じっと上がるのを待つのだ。

激下がりした株が上がるのを待つのは結構苦痛なので、無配の株では少し厳しい。

KDDIは日本株では連続増配を頑張っている企業で、17年連続で増配中だ。そして、おいらは好きではないが優待制度も設けている。

それに、事業内容は安定の通信+インフラ事業である通信を利用した周辺ビジネスを猛スピードで拡大しているので将来性も十分だと思う。

決算資料を見ると、周辺ビジネスの割合が高速で伸びているんだよな...。しかも、楽天と提携するっていうニュースも出てたので今後の期待値も十分に高いように思う。

すでに通信だけではヤバいと思って、決済や売電事業など、かなり多領域に進出してるんだよね。そして、そういった事業が順調に伸びてきている。

ということは、来年や再来年、いきなり業績が悪化して減配するということは考えにくい。

なので、おいら的には株価が上がる要素しかないと考えている。

まあ、失敗してもいいくらいの金で買うので、リスクヘッジはしているわけだが、さらに下がったらもういっちょ買いたいと思わせる株だ。

💰 💰 💰

株式投資の成功法則に、「みんなと同じ行動をしてはいけない」、という大原則がある。

正確には、個別株投資の成功法法だろうか。S&P500指数に投資をするVOOなどのETFであれば、過去の実績からもほぼ確実に参加者全員が勝てることが実証されているからね。

しかし、個別株投資の場合は、少し違うような気がする。

フィリプフィッシャーという、グロース株投資の元祖みたいな人が書いた著書に、「良い企業の株をひたすら持ち続けなさい」という教えが書いてあるのだが、実はあの教えはかなり実践するのが難しい教えだ。

おいらが体験した限りでは、株というのは上がればすぐに売りたくなってしまうのが常だ。

どんだけ良い企業の株であっても、20~30%程度上昇してしまえば、そろそろ売るか..という気持ちが出てきてしまう。

しかし、Amazonの長期チャートを見ればわかるように、それはグロース株投資では完全に間違った方法なのだ。

それは、恐らく株の勉強をある程度している人なら誰でも分かっているだろう。

だけど、出来ない。なかなかそれが出来ないんだよ。人間の気持ちっていうのは、ぶれやすいからね...。

だけど、優良グロース株を長期ホールドするということが出来ている個別株投資の猛者は、莫大な財産を築いている場合が結構多い。

そういう人たちが成功出来ているのは、グロース株の長期保有という、「みんなと同じえではない行動」が出来ているからだと思うんだよね。

株式投資で成功している人を見ていると、グロース株の長期保有であれ、高配当株への投資であれ、トレーダーであれ、普通の人とは明らかに違う行動をしている人が多い。

「え...そんなの怖いよ...」

普通の人がそう感じることを繰り返していくことこそが、個別株投資で成功する秘訣なのかもしれない。

おいらだって急落時の株を掴むのは、正直怖い。だけど、この「怖い」という感覚が、果たして株式投資において本当に正しい感覚なのか確認しておく必要がある。

投資はメンタルのスポーツだと思うので、もしもこの「怖い」という感覚が間違っていて、それを今の段階で知ることが出来るのなら、今回の投資に失敗したとしても、授業料としては安いもんだと思う。

なぜなら、「怖い」と思ったときに成功したなら、「メチャクチャ怖い」と思った時こそが最大のチャンスだと肌感覚で理解出来ると思うからだ。

肌感覚で理解出来れば、そういったチャンスで躊躇なく投資出来るはずだからね。

おいらは、株式投資家としてはヒヨコレベルのチキンなので、こうやって経験を積んで勉強していかないと、多分次のステップには進めないと思っている。

まあ、そんな風に言っておいて、3月頃にメス猫のような悲鳴を上げている可能性も十分あるけどね...。

株で夢をかなえよう


にほんブログ村

サラリーマン投資家ランキング

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

関連コンテンツ