株価の暴落で配当金は「損をした」お金になるのかについて
やあ、ブログの更新が完全停止していたかぶまくらだ。
最近はウクライナへロシアが戦争を仕掛けたせいで株価が凄まじいことになっている。また、米国の金利も上昇しているため投資家の警戒心はMAX状態となり、株価は大暴落状態となってしまっている。
そんな時に配当金という資本主義社会の真の果実が投資家の心を癒してくれるのだろうか?
配当金は株を保有している投資家が何もしなくても手にすることが出来る真の不労所得なのだが、受け取れる額は高配当株と言われている株式であっても3%~5%程度だ。
なので、配当金を受け取った投資家たちは「株価が下落しているので、こんな少額のお金を受け取ってもどうしようもないよ...」と頭を抱えてしまうのだろうか?
しかし、それは間違っているといっていいだろう。
というのもだ、投資の元本というものは「複利」で運用することで雪だるまのようにドンドン膨らんでいくものだ。
なので、本来であればこういった場面で配当金を再投資し、元本を増やすという選択が投資家として正しい選択肢なのだ。
しかし、実際のところは「お金を失いたくない」という思いが災いして、逆にこういった場面で株を売ってしまう人が後を絶たないのだ。
配当金で配当金を増やすという戦略
「配当金で配当金を増やす」というとまるで魔法のようだが、実際のところ配当金を再投資して元本を増やせば受け取る配当金の額は大きくなるのが事実だ。
というのも、配当金は元本×配当利回りで受取額が決まるので、株価が下がった時点で株を買っておけば、自然と配当金は増えていくシステムになっているのである。
この理屈を理解しておけば、株価が少し下がったからと言って焦って売ってしまうこともないだろうし、むしろ買い増しをして配当金を魔法のように増やすことが出来るのだ。
「そんなの簡単だろ」
そう思う人も多いかもしれないが、今回のウクライナ危機や米国利上げによるリスク増加時には投資家たちの本音がよく見えるもので、「俺はこの株を一生ホールドするよ」と宣言していた人があっさりと損切をしていたりする。
そして、お決まりの爆上げを目にして地団太を踏む、というのが暴落時によく見られる光景なのだ。
あなたの場合はどうだろうか?
もしかして、「そろそろこの株を現金に換えておこうかな」とか思ったりしなかっただろうか?
配当金を増やすことは「損」にはならない
株価暴落時に受け取る配当金は、株の下落幅と比べて極めて少ないため、ついつい軽視されてしまいがちだ。
冒頭で書いた通り、「こんな少額のお金を受け取っても、トータルでは損してるじゃないか...」などとついつい考えてしまう。
しかし、実際のところは今回の暴落時でもETFや株を売らずにきちんと買い増ししている人がより資産を大きくすることに成功しているのだ。
つまりは、配当金を「損をしたお金」だとは考えずに、「資産をより増やすための有効な資金」ときちんと認識して再投資を行った投資家が勝者になっているのだ。
これは口でいうのは簡単だが、実際にやるのは非常に難しいものだ。
というのも、人間という生物はことお金のことになると冷静な判断を下すことが出来ず、いつもはあんなに冷静なあの人が「まさか」という感じの決断をしてしまうことも多い。
なので、こういった暴落時こそ、配当金を使って資産を増やすという冷静な判断が出来るように日々心を鍛錬しておきたいものだ。
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