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配当金生活に欠かせない高配当株だった日産自動車が超絶減益を発表

「またか...」

本日、おいらが保有している九州フィナンシャルグループが前年同期比12%減益の決算を発表してくれた。

もしかしたら、少しはマシな決算を出すのでは...?

そう思っていたのだが、余裕で減益の決算だったので、恐らく明日は株価が大きく下げるだろう。せっかく本日発表する決算への期待で4%以上株価が上がっていたのに...。

ほんまにナメとる...とういうか、自分に個別株の才能がなさすぎて逆にビビってしまう。

「損切りでもするか」

そんな感じの残念な気分でいたところ、さらに凄まじい減益決算を発表した企業があった。

なんと、最近ゴーン問題に揺れていた日産自動車が、マイナス45.2%の減益決算を発表したのだ。

なぜ、そこまで大きく減益となってしまっているかというと、収益の約4割を占める米国での売り上げが減少しているのが主な原因だ。

そのため、日産自動車は通期での業績見込みについても、純利益を5000億円→4100億円と900億円も引き下げてしまっている。

「これはもしかしたら、配当金にも多少影響してくるかもしれないな」

そう思ってしまうほど、今後に不安を残すような決算だった。

おいらが保有しているオリックスもそうだが、現在は配当利回りが高くて高配当な株であっても、減益決算を出した場合は減配リスクを考えておかねばならない。

米国企業の場合は例え減収減益であっても株主ファーストで増配してくれる企業が多いが、日本企業の場合は減益→即時減配という行動に移す企業も多いからね。

日産自動車は経営体力のある会社であり、大株主がルノー(さらにルノーの大株主はフランス政府)になっているので、その関係性からそうそう簡単に減配はしないんだろうが、同じくらいの減益決算が続けば、当然減配するリスクは大きくなっていく。

オリックスにしてもそうで、今の配当利回りは4.6%だが、来期以降大きく減益するようなら当然のように減配するリスクがある。

これは、配当目的で株を買っている人からすると、かなり警戒しておかないといけない問題だと思う。

せっかく配当目的で買ったのに、保有した直後の年から速攻で減配されたら買った意味がなくなってしまうからね。

日産自動車については、アメリカでの販売台数が落ちているというのは非常に気になるところだね。

なんせ、売り上げの大部分を依存している地域なので、そこでの販売不振が続くと結構きついのではないだろうか。

しかも、中国の新車販売台数が全体で落ち込んできているので、このまま中国の景気が悪化して、さらに米国もダメという風になってしまうと、相当業績に影響が出てくる可能性が高い。

それにしても、最近は日本の大企業の業績の勢いに陰りが出てきたね...。

あの絶好調だったソニーでさえも決算が全く駄目だったし、他にもおいらが保有しているオリックスなど、これまでは勢いのあった企業の業績が段々と落ち込んできているような気がする。

それが景気後退を意味しているのかは不明だが、明らかにそれらの業績が景気に関する何らかのシグナルを発しているように思う。

日本の大企業にはグローバル企業が多く、海外での売り上げが業績に大きく影響を与える場合が多いので、そういった大企業の業績が悪化しているということは、世界経済に何らかの異変が起きているということを我々に知らせているのではないだろうか。

それが一時的なものなのか、それとも本格的な景気後退のサインなのかは分からないが、なんとなくそんな気がする。

最近、米国企業が好決算を出しているので、米国株の株価が回復してきているが、以前までの勢いが消えてしまっている気がするからね。

ただ、それで例え米国の景気が悪くなったとしても、米国の高配当企業が減配するかというと、銘柄にもよると思うが恐らく中々しないのではないだろうか。

売上高が永久に減り続けていたIBMでさえ、減配するどころか増配していたくらいだしね。

最近の相場は、株価が上昇したかと思ったら下がってしまうし、まだ下がると思ったら思いがけず上昇したりするので、本当に先が読めない。

昨年の10月くらいからずっと方向性が定まらず、上昇したり下落したりを繰り返してる状態だ。

おいらが先を読めないのは当たり前だが、結構な有名人でさえも、全く先が読めていない感じがする。

本当にこの先一体どうなっていくんだろうね?

おいらは、何となくベトナム株が上昇するんじゃないかと思っているが、米国と中国の景気が悪くなれば両国への依存度が高い経済構造を持っているので、やはりダメになってしまう可能性は高いだろう。

日本株については、2019年は10月に消費税の増税が控えているから、その時点でどうなるかなんだろうね。

たぶん、一旦は大きく売られそうな感じがするから、それまでに消費税増があまり売り上げに影響しない企業の株にスイッチしていこうかな...。

日産自動車については、ゴーン問題もそうだが、今の雰囲気からすると業績自体が厳しい期間が続きそうなので、配当金目的で買っている場合は予測される利益での配当性向を注視しておいた方がいいと思う。

前述したとおり、来季以降も業績が悪化するようなら減配する可能性も無くはないと思うからね。

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