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【テレビが無くなる】テレビがユーチューブになり書籍がブログにすでになっている

テレビがユーチューブになり書籍がブログにすでになっている

とある日曜日、古い中華料理屋に入り、いつものように瓶ビールを頼んでから突き出しのメンマを食べていた時のことだった。

店の端っこの戸棚みたいな台の上に置かれているテレビが、古いブラウン管タイプのものだったので、

「これって地デジ映るんですね」

と、年老いた店の店主に言うと、「ああ、映ってるみたいだね」と面倒くさそうにそう答えた。

久しぶりにブラウン管タイプのテレビを見るな。

そう思いながら、奥行きのある重そうなテレビの画面に映し出されているニュース番組を見ていると、何故か昔日曜洋画劇場で見たホームアローンを思い出した。

あの映画を見たとき、自分はまだ小学生だったが、今ではもう中年となって中華料理屋でぬるい瓶ビールをグラスに注いでいる。

そして、映画の主人公だったマコーレー・カルキンも、その後は壮絶な人生を歩んでゴシップ誌を賑わせている。

自分の場合はサラリーマンとなり、日本型資本主義の定番コースに乗っているだけだが、なんとなく不思議な感じがした。

そんなことを考えていると、店主が注文した餃子を角が欠けている木のテーブルの上に置きこう言った。

「最近は、テレビよりもユーチューブの方が面白いよ」

テレビや雑誌離れが進んでいく理由

世界中で最も使用されているSNSと言っても過言ではないFBや、検索エンジンのプラットフォームとして確固たる地位を築いているグーグルだが、その主な収益源はネット広告による収入だ。

ユーチューブやブログ、それからSNS上で拡散されるネット広告は、従来型のテレビCMや雑誌広告に向いていた広告費の流れを完全に変えつつある。

というのも、メディアの媒体が旧来型のテレビや雑誌からネットへと完全移行しつつあるからだ。

冒頭の古びた中華料理屋の70歳近い店主でさえ、最近ではテレビを見ずにユーチューブにハマっているという。

「好きな時に、好きな動画を見れるし、面白い番組が多いからね」

店主がそういうように、ユーチューブはテレビとは比較にならないくらいチャンネル数が無限にあり、なおかつ素人が投稿しているものやプロが投稿しているものなど、動画のバラエティーも驚くほど豊富だ。

そんなユーチューブだが、なぜここまでチャンネル数が増加し、なおかつ動画の種類も増えてクオリティも上がってきているかというと、それはスマホが日本国民に行きわたったからだ。

これは様々なところで言われていることだが、スマホの登場で人々が24時間インターネットに接続される環境が完成したのだ。

そして、インターネットにはテレビや雑誌のような制限がなく、誰でも好きなことを好きなように発信出来るので、「人々が本当に求めているもの」が見つかる確率が高い。

そのため、今まではテレビや雑誌を見ていた層が、ユーチューブや雑誌へと大量に流れているのだ。

FBやグーグルの広告事業から広告費の流れを考える

FBやグーグルの主な収入源は、広告費だということをご存知だろうか。

これらの企業はネット広告により莫大な収益を計上しているのだが、最近では様々な企業がネット広告分野に進出をしている。

なぜかというと、ネット上に広告を掲載したいという企業が増加しており、シンプルに儲かるビジネスだからだ。

そして、なぜネット上に広告を掲載したい企業が増えているかというと、それはテレビや雑誌を見る人よりもネットを見る人の数が増加しているからだ。

広告というのは、「より人に見られやすい媒体」に掲載することで効果を発するものなので、営利や効率性を追求する企業側としては、現在最も効率よくユーザーに届く可能性があるネット上に広告を出したがるのは当然だ。

このような変化が起きているため、本屋に置いてある雑誌は全く売れず、「あの雑誌が!?」と思うような雑誌まで廃刊となってしまったり、テレビにこれまでの勢いが無いように感じられたりする。

こういった変化によって何が起こるかというと、情報発信にテレビ局や出版社といった卸的存在が必要なくなり、完全実力性で情報が評価されるという環境が整ってきている。

「今は個人の時代」という言葉を聞いたことがある方もいるかもしれないが、それは確かにそうで、インターネットの完全普及がテレビ局や出版社に代表される巨大権力が無くても、個人の力さえあれば影響力を付けることが出来る環境を作り上げてしまった。

そして、そういった個人に広告を出す場を提供しているプラットフォームがグーグルやFBなのだ。

こういった変化を考えると、グーグルやFBは投資対象に値する企業なのではないかと最近思っている。

特にFBはすでにオワコンと言われているが、リブラへの期待値は別にしても、いまだに世界中で使用しているユーザーが無数にいることを考えると、結構いい感じの企業なのかな?と思っている。

ツイッターとは違って、少しクローズドな部分もあるので、ユーザーの質はFBの方が高いように思うし、様々なネットサービスとも紐づいているので、案外衰退しない可能性も高いような気がするね。

自分のメディアは絶対持っておいた方がいい

自分がこのブログとかを運営しているからというのもあるが、今の時代、個人でもメディアは絶対に持っておいた方がいいと個人的にはそう思っている。

というのも、恐らくだがこの先個人メディアを持っている人とそうでない人では、相当収入に差が出る可能性もあると思うからだ。

今話題の5Gが世の中に行き渡り、それが普通になるころには、様々なサービスがネット上に提供の場を移行している可能性が高いように思う。

その際、自分のメディアを持っていれば、そのメディアを活用してそういったサービスを販売したり、または情報を拡散することで収入を得ることが今よりも簡単になるだろう。

ブログ、ユーチューブ、tiktokなど、手軽に利用出来る媒体がたくさんあるので、これを利用しない手はない。

こういった個人メディアはコツコツと積み重ねることが出来るので、日本人との相性もかなりいいように思う。

しかも、探せば自分が好きでやっていて楽しい、というものが見つかる可能性があると思うので、そういった媒体を探してフルコミットすれば、驚くほどの成果が上がる可能性もある。

重要なのは、そういった媒体を見て楽しむ側ではなく、発信する側に回って考え行動することだと思う。

自分のお勧めはオワコンだと言われているブログだが、ブログのようなテキストメディアは雑誌の替わりになるので、今後相当長期間ニーズはあると思う。

昔はテレビがあってもどの家でも新聞を取っていたが、恐らくはああいう感じで動画メディアとテキストメディアは共存していく可能性が高いだろう。

しかも、ブログは「ネタを探す→編集する→発信する」という作業を繰り返すので、頭の中が整理されるし、続けていると情報処理能力も上がっていく。

なので、これからネットメディアをやろうという人には結構お勧めだと思うね。

なんにせよ、時代の流れ的にネット上に相当多くのサービスが移行しているので、そこに自分のメディアを置いておくということは、今後の社会を有利に生きていくうえで結構重要なことだと思う。

なんかね...目にはハッキリと見えないが、様々なルールが現在進行形で変化しているように思うね、今の世の中は。

個人的にはそういった環境の変化に自分をアジャストさせていく方が、この世知辛い世の中をより生きやすくなるのではないかと思うね。

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