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【不労所得】リストラと不労所得と副業について考えてみる

リストラと不労所得と副業について考えてみる

最近、様々な企業のリストラのニュースをよく見かける。

最近では、某企業で希望退職を拒否した社員に対して、いじめ的な仕打ちをするというニュースを見かけて、「ああ、やっぱりサラリーマンは悲惨な商売だな」と痛感してしまった。

このブログで何度か書いたが、サラリーマンというのは、その人がどんな立場の人であれ、所詮は企業を構成する「部品」に過ぎない。

冒頭の写真の小魚のように、個性の無い、同じように疲れ切った顔をしたサラリーマンたちは、常に企業から「不用品」として捨てられるリスクを抱えて生きている。

最近の日本では、腰の重かった企業たちがようやく無駄な社員をリストラしまくる方向に方針転換しており、リーマンショック後並みに首を切りまくるような雰囲気が漂っている。

サラリーマンの生殺与奪は会社の判断に委ねられており、自分自身ではコントロール不可能なので、いったんリストラのターゲットになってしまったら、その会社で働き続けることは難しい。

たとえ会社にしがみついて残ったとしても、最近のニュースで見たように、企業からの陰湿な「いじめ」によって惨めな人生を歩むしかなくなってしまう。

このようなことは、実際に自分や身近な同僚に起こらないと実感が湧いてこないが、現実として自分にも起こり得る事象だということは覚えておいた方がいいだろう。

副業でリスク分散をしておく

「自分は優秀だしリストラなんかされないよ」

そう思う人もいるかもしれないが、長いサラリーマン人生の中では様々な変化があるので、今日優秀な人が10年後には「使えないお荷物社員」になり下がってしまう可能性も十分にある。

そのため、若いうちからいざという時のために本業とは別の収入源を確保する努力はしておいた方がいいだろう。

若いうちは気付かないかもしれないが、40代、50代になると、企業はその層に所属する不要な社員の選別を開始し始める。

そこで見事に「お荷物社員」にノミネートされてしまうと、陰湿ないじめ的扱いを受けたりして心身ともに疲れ切ってしまう可能性もある。

しかし、その際に副業等で別ルートの収入源を確保しておけば、年収が下がったとしても別の会社に移籍したりすることを検討出来る。

本業の収入だけに頼っている状態の危険性について考える人はほとんどいないが、それは単にそのリスクが表面化していないからだ。

実際に本業で危うい立場に立ったり、「もう辞めようかな」と思った時に「でも今の会社を辞めちゃったら収入がなくなってしまう」という恐怖を感じることになるだろう。

本業だけに頼っている状態というのは、投資でいうと一銘柄に全力投資をしている状態なので、実際はかなり危険な状態だということは、一応頭の片隅に置いておいた方がいいだろう。

不労所得もあるとさらに心強い

サラリーマンであっても副業でリスク分散しておく必要があるということは、前項で説明したとおりだが、そこに不労所得が加わればなお心強い。

不労所得とは、書いて文字のごとく「何もしなくても入ってくるお金」のことで、代表的なものとして株式の配当金や不動産からの家賃収入がある。

例えば、月5万円の不労所得があったと仮定すると、今の会社が嫌なら月5万円収入を下げて別の会社に転職することも検討出来るだろう。

そこに副業の収入が5万円程度あれば、選択肢はさらに広がっていくだろう。

これは、「お金を増やす」ということが目的ではなく、自分の人生を自分でコントロールするための取り組みだと捉えた方がいいだろう。

人間が生きていく上で重要なのは、なんやかんや「お金」だ。

「私は自己実現のために働いている!!」

「僕は、社会を変えるために働いているんだ!!」

「いつか夢を実現するために働いています!!」

そんな気概を持って働いている人もいるだろうが、実際のところは「お金が1円も貰えなくてもそのお仕事を続けますか?」と聞いたら、答えはNOだろう。

なぜなら、お金がないと家賃も払えないし、飯も食えないし、スマホ代も支払えない。

つまりは、お金が無いと我々は生活が出来ないからだ。

そんな大切な「お金」に関する問題を一つの企業に頼っている状態は、よくよく考えてみるとかなり危険な状態だ。

そのため、我々サラリーマンは生きていくためのリスク分散として、不労所得を得るシステムの構築や、副業などによる別収入の確保を出来るだけ早い段階から実践していくべきだと思う。

サラリーマンが「部品」として必要無くなった時の会社の扱いというのは、自分たちが想像している以上に冷たいということは、最近のニュースなんかからも明らかなことだからね。

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