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【吉野家の優待券】人気優待株の吉野家が赤字となっているが優待券目的で買うべきか

日本国民のソウルフード的な存在となっている吉野家の牛丼を、最近食べる機会があった。

肉がパサパサしているが、汁のしみ込んだその味は、一度食べたら忘れられない故郷の味みたいな感じがする。

なので、おいらの他にも吉野家の牛丼をたまには食べたい、という方は多いのではないだろうか。

そんな吉野家を運営している吉野家HDだが、株式を東証に上場していて、誰でも株主になることが出来る。

吉野家は株主優待制度を用意していて、300円のサービス券を100株以上保有していると10枚からもらえる。

そのため、優待目的の投資家からは人気があり、もっとも有名な優待株の一つとなっている。

そんな吉野家HDなのだが、参加にはうどんチェーンで有名な「はなまる」の影響などで2019年2月期の純損益が約58億円の赤字となることが判明した。

内容的には、やはり不採算店からの撤退が大きいように思う。

吉野家の業績は最近不調が続いており、それに拍車をかける形で特損を計上した格好だ。

吉野家の株価は、そういった業績不振を反映してか、ここのところずっと調整を続けており、優待株を選好する投資家の中には吉野家HDの株を買うか検討している人も多いのではないだろうか。

吉野家HDの株を買う場合、優待券と株価上昇の可能性を考えて投資を行う必要があると思う。

吉野家HDの株を買えば確かに優待券が貰え、それによって牛丼がタダで食えるかもしれないが、結果的に株価が下がりまくってしまったらメチャクチャ高い牛丼代となってしまう可能性がある。

そのため、「今の株価は割安で、今後株価は上昇する可能性があるのか?」という店を考えて投資を行う必要があるように思うのだ。

株雑誌なんかの優待特集では、とにかく優待券が貰える的なことしか書いていないことが多いが、やはり株を買う限りは値上がりする可能性があるものを選びたい。

おいらは、吉野家HDの株主は99.5%が個人となっているので、すかいらーくと同じく株主優待制度が改悪されたりしない限りは大きく値下がりすることはないと考えている。

なので、ずっと保有して起き優待券を貰いながら株価の上昇を待つのも悪くはないと思っているが、もちろん値下がりする可能性もあると思う。

そういった可能性を考慮に入れながら優待株を買ったほうが、結果的には成功するのではないかと思う。

今年は10連休があり、その前後で株価が大きく動く可能性があるので、その際にお値打ち価格の優待株が出現すればいいなと考えている次第だ。

吉野家HDは、多分そんなに大きく調整はしないんだろうけどね。

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