やっときよったあ...やっときよったでええええええええええ!!
そう叫び散らしながら、またもやバブル期に大損こいた投資家たちがこぞって日本の株式市場に殺到しているのかと錯覚するほど日本株の爆上げが止まらない。
バブル後の最高値を更新する30000円突破からのなんと32000円に到達、というベリークレイジーな上げ相場を演じているのだ。
かくいう私かぶまくらも、日経平均30000円を突破した段階でTOPIXを爆買いするという完全なる遅れてきたキタキツネ状態で株を買ったのだが、それでもこの爆上げの恩恵に多少だがあずかれそうな雰囲気が出てきている。
おかげさまで、株式とキャッシュの比率が60:40の状態まで進んでおり、以前までのガード体制から完全戦闘態勢に移行した次第だ。
というのも、日本株にはかなりの追い風が吹いていると判断したからだ。
どのような追い風かというと、日本企業が配当金の増配や自社株買いなどにブーストを入れているのに加え、PBR1倍以下の企業に対してのあたりが強くなってきているからだ。
つまりは、年中割安状態だった日本株に割安を是正せざるを得ない要素が増えてきたからだ。
さて、そこで日経平均は4万円まで上昇するのか?という問題が出てくるが、個人的にはこの数字はクリアすると考えている。
以前、私は日経平均は3万円まで上昇する、という記事を書いたことがある。
この時はそんなことはあり得ない、という感じだったがその後日経平均は3万円まで上昇している。
私が日経平均が4万円まで上昇すると考えている根拠は、前述したような日本株全体の株主還元がブーストされている、という点とコロナ後に有り余ったマネーが日本株になだれ込んでいる、というごく単純な理由だ。
世界中の中央銀行が利上げに舵を切る中で、日銀だけがなんと量的緩和を継続という日本円の価値を透明にまで近づけるという異次元の政策を取っている。
そのため、日本企業は金利面で国外企業よりも有利な状態となっており、今後さらに円安が続けばTOPIXに採用されている大型株などは業績がさらに改善されていく可能性がある。
そのため、日経平均が3万円を超えた段階で日本株への投資を開始したのだが、もちろん下がることもあるだろうが、長期的に見れば悪くない投資ではないかと考えている。
ところで、今現在日本株が爆上げしているので、「やったやったあああああ」と大喜びをしているかというと、全くそんなことはなく、むしろ「日本円ヤバいんじゃねえのか?」という危機感を抱いている。
というのもだ、日本株は確かに爆上げしているのだが、日本の物価も同時に爆上げしているからだ。
それもこれまで我々バブル崩壊後に社会人となった世代が経験したことがないレベルの爆上げだ。
昨日まで100くらいだった鯖缶がなんと今日は200円というソマリア並みのハイパーインフレが今目の前で現実として起きているのだ。
これまではデフレ経済で貯金さえしておけばOK、だった日本人たちだが、このような状況となっては投資をせざるを得ない。
新NISA制度がスタートすれば、さらに日本株は爆上げしていく可能性が高いだろう。
しかし、そうなった場合金融課税を政府がしかねないし、円安が続けばインフレがさらに進む危険性もはらんでいる。
果たしてこの状態がどうなのか...とは思うのだが、もはやそうなっているものにアレコレ言ってもしょうがないので、やはり株は買っておいた方がいいんだろうね...。
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