ザーボンさん...。
ざああああああああぼおおおおおおんさああああああああんんん!!「
そんな感じで、フリーザさん並みの叫び声でザーボンさんを呼びたくなるほど、米国株投資家たちは興奮を抑えかねている。
というのも、米国株が過去最高値を更新しており、米国株を買っているだけでお金が自動的に増えるという尋常じゃない状態になっているからだ。
かくいう私めも...。
ガソリン価格以上に米国株が上昇しているため、安心して時価10万円のマイカーにガソリンを供給することが出来ている。
その一方で、このようなドンちゃん騒ぎには参加せずに現金をただ握りしめている人もいる。
そういった人々は、ある意味用心深い生物だと言えるのだが、その一方で市場に勢いよく札束が流れ込み株価が自動的に上昇するのが分かっているのに株を買わないことで大きな機会損失を被っている。
「ふふ、馬鹿どもが。いずれ株価は下がるはずさ」
そう考えて米国株を買わない人。
「米国株ってなんだぜよ?」
そもそも米国株を知らない人。
様々な人がいるのだが、そういった人々は等しく機会損失を被っている。
というのもだ、「日本円」というのは一つの資産なのだが、その日本円は円安により下記のように価値を失っている。
その一方で米国株は価値が上がっているので、米国株に投資をしていなかったことにより、日本円が安くなっていることによる実生活での費用負担増(ガソリン価格上昇等による)により苦しみ、米国株上昇の恩恵も受けれないという状態になってしまっている。
実際のところ円安+米国株高で米国株投資家とそうでない人々の間で保有資産の差がかなり大きくなっているので、これはあながち「幻想」とは言えないだろう。
長年にわたり議論されてきた、「米国株はいつまで上昇を続けるのか?」という問題についてはもはや一つの答えが出ていて、それは「資本主義社会が続く限りはいつまでも」というものだ。
それは誰かの希望的観測などではなくて、事実歴史が証明していて、100年以上ものあいだ米国株は上昇し続けているのだ。
にも拘わらず、「米国株はもう天井だよ」と言う愚か者がいるが、これはハッキリ言って間違っているだろう。
というのも、今現在の世界経済はもはやドバドバに金融緩和をしなければ成り立たなくなっており、その前提でいくと米国株式市場にどう考えても世界の投資資金が流入するようになっているからだ。
例えば、あなたが機関投資家だったとして、米国・中国・日本・欧州・アフリカ、どこの株式市場に投資をしたいですか?
恐らくがほとんどの人がGoogleやAppleなどが上場する米国に投資をしたいと言うだろう。
よく考えればどうしようもないくらいシンプルな理由で米国株は上昇を続けているのだ。
それは、「どの株式市場よりも米国株式市場に魅力的な企業が多い」ということだ。
この事実を否定する人は、多分あまりいないのではないだろうか。
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