資格を取れば人生が安定して、また赤ん坊の頃のように安心して生活が出来るようになる。
そう確信している人は多く、この不安定な時代に何らかの資格を取ろうと勉強をする社会人が増えている。
しかし、その一方で一所懸命勉強して取得したその「資格」が「お金」を生み出してくれるケースは驚くほど少ない。
例えば、私も持っているファイナンシャルプランナーの資格なんかは、はっきり言ってそれを持っていたとしても大した差別化にはならないし、その資格自体がお金を生み出すことはない。
難易度でいうと司法書士クラス以上の難関資格でなければ、その資格自体を水戸黄門の印籠のようにしてお金を稼ぐことはかなり苦しい世の中となってきている。
というのも、資格を取る努力をする人々はこの世の中にあふれかえっており、その資格を持っている人はあなたのほかにも世の中に大量にいるからなのだ。
その一方で、もしもあなたが副業を実践したらどのようになるだろうか?
一生懸命努力しても一銭も稼げない可能性もあるだろう。
しかし、その一方で月に数十万円を稼ぎ出すことが出来る可能性もある。
あなたは一体どちらの努力をするべきだろうか?
ここで私の経験則をお話しておくと、個人的には副業経験の方が資格を取得するよりも人生において資産になる可能性が高いと言えると思っている。
私は副業にフルコミットしていた時期、月に数十万を稼いだことがあるのだが、そういった経験をすると確定申告をしたり税金の勉強をしたりと、通常リーマンが積むことが出来ない経験を積むことが出来る。
この社会で税金というシステムを含めてお金がどのような循環の仕方をしているかがおぼろげながら把握することが出来るのだ。
これは、一つの副業をする際だけではなく、別の副業をする際にも大きな資産となる。
つまりは、強くてニューゲーム、というやつだ。
一方で、資格は取得してもその資格を実際に仕事に使用したり、常に新しい知識を頭の中に入れていかないと劣化していく一方だ。
つまりは、資産だと思っていた資格は劣化してただの紙切れになってしまう可能性があるわけだ。
実際、いくつか持っている私の資格もただの紙切れになってしまている...。
さて、ここで質問なのだが、皆さんが副業をするなり資格を取得する目的はなんだろうか?
「お金です」
そう答えた方は間違いなく副業の方にコミットした方が目的を達成することが出来るだろう。
というのも、副業はイコールでお金に直結する活動であり、資格はそれ自体だけでは中々お金を生み出すことは難しいからだ。
なので、まずは自分自身が求めているものが何なのかを考えることが重要だろう。
例えば、ファイナンシャルプランナーの資格を取るための勉強をする時間はお金を生み出さず、その後も資格自体がお金を生み出す保証はない。
ならば、その時間を副業に費やす時間に充ててお金を稼ぐ方が合理的だろう。
時間は全人類にとって限られた有限な資産なので、きちんと自分の目的に沿った使い方をする方が、結果として満足度の高い人生となるであろうことは覚えておきたいものだ。
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