おいっす!!
毎日、毎日、ヤフーファイナンスと株探を見すぎて、頭がおかしくなりそうなかぶまくらだ!!
ところで、最近の日本株式市場での注目銘柄といえば、絶賛株価崩壊中のスルガ銀行だろう。
その株価の崩壊具合は異次元レベルだが、そのスルガ銀行に負けじと株価崩壊している銘柄が、同じく不動産融資に関する資料で不正を働いたTATERUだ。
その株価は、なんと4月の高値である2,500円台から、一気に360円台まで下落してしまっている。
これは、5か月で株価が1/7になってしまったというレベルの下落なので、下落幅だけでいえばスルガ銀行とほぼ同じだ。
さらに、それに連られて、TATERUと同じような事業形態のシノケングループの株価も激下げしている。
その株価は、現在今年の最高値の1/2まで下がっている。
シノケングループは今のところ、何も不祥事は起こしていないのだが、投資家たちは「もしやここも...」と恐れをなし、一斉に株を投げ売りしまくっている状況だ。
もしもこれらの株を買っていたら...そう思うと、ゾッとする。
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それにしてもとんでもない下落だ。
TAERUのチャートを見ていると、つくづくと個別株投資の恐ろしさを再認識せざるを得ない。
自分の資産が、これほどマッハで1/7にまで減ってしまったと想像しただけで身震いがする。
しかし、TATERUの株価が激下がりするのは分かるが、まだ何も不祥事を起こしていないシノケングループの株価がここまで下落するのは少し疑問だ。
シノケングループは、TATERUと同様に、投資用のアパートを投資家に販売するという事業を展開している。
また、それだけではなく、不動産管理、投資用マンション販売、エネルギー事業、ゼネコン事業、介護事業、それに海外事業と、事業ポートフォリオを分散させている。
もちろん、メインは投資用不動産の販売事業だが、すべての事業が前年度を上回る利益を叩き出しており、決算書を見る限りは絶好調としか言いようがない企業だ。
だが、そんなことはお構いなしとばかりに、投資家たちは不確定な未来に怯え、徹底的にシノケン株を売りまくっている。
その結果、何とPERは4倍弱まで低下している。おまけに配当利回りは2.7%あり、500株以上の保有で1,000円分のQUOカードを受け取ることが出来る優待株でもある。
TATERUの場合は、もう不正をやってしまっているので、芋づる式でさらに不正が出てまいりました、という事態にもなりかねない。
そうなった場合、株価の崩壊はさらに加速していくだろうから、マジで手出し無用の株だと思う。
100株以上で3,000円のQUOカードが貰えるという優待もあるので、短期的には株価がリバースする可能性も高いが、追加でさらに何か問題が発覚した場合のリスクがでかすぎる。
スルガ銀行を見ていてもよく分かるが、一つ不正が発覚した企業というのは、その後ぶっ続けで様々な不祥事が発覚するケースが多い。
その点を考慮しても、おいら的には買わない方が身のためだと思う。
しかし、シノケングループについては、特に悪いことは何もしておらず、業績は絶好調なので、世間がスルガ銀行問題に飽きたら普通に値を戻す可能性がある。
リーマンショック後にひたすら株価が右肩上がりだった企業なので、本来は投資家の期待値が高い企業なのもポイントが高い。
さらに、シノケングループは既存のアパートオーナーに対して、同社開発のIOTデバイスの導入を勧めている。今後、物とインターネットの融合は加速していくことが確実なので、このデバイスの導入が進めば、不動産管理業と併せた既存オーナーに対するストックビジネスがさらに強化される可能性が高い。
したがって、少し買いを検討している。
夢テクノロジーを損切りしたため、手元にある程度まとまった資金があるのだが、いつまでも眠らせておくわけにはいかない。
だが、投資するとしても、余っている資金の1/3程度かなと思う。
一瞬で数十パーセント上昇してくれればいいが、ずるずるとこのままの株価で推移して、2019年の消費増税で景気が落ち込んで株価もドカンとさらに下がるリスクも十二分にあるので、あまり大きなポジションは取らない方がいいだろう。
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よく、株式市場全体が暴落した際に優良株が下げていたら買いだとか、業績に関係の無い風評的な下げは買いだとかいうが、おいらの短い株式投資経験の中でも、確かにその通りだと思うような経験を何度かしたことがある。
特に日本の株式市場は、市場参加者がビビッた場合に株価が下げるのも早いが、皆忘れるのも早い印象が強い。
しかし、その場合に株価が戻す条件としては、やはり業績が悪くないという要素が必要になってくる場合が多い。
少し以前に、三菱自動車が燃費の数値に関する不正をやらかして株価が崩壊したことがあったが、しばらくすると皆不正の件を忘れ、結果として株価が戻していた。
なぜかというと、三菱自動車は国内の販売台数よりも東南アジア等の海外における売り上げの方が遥かに大きいため、国内の燃費不正問題はあまり事業全体に影響は無いということに皆が気づいたからだ。
それに、三菱自動車は他社に先行して電気自動車の開発に取り組んでいたので、その分野での技術力では他の自動車メーカーを凌いでいる。
日産自動車が、不正を繰り返しすぎてマジでやばい状態となっていた三菱自動車に救いの手を差し伸べたのは、同社の電気自動車に関する開発技術を評価していたからとも言われている。
つまり、投資家を期待させるような一面を持った企業ではあったので、不正問題が忘れられるとそれらの点が評価されて、株価が回復したということではないだろうか。
しかし、こういった株価のリバースを狙った投資は、もはや投機に近いものと言っていいと思うので、あまり頻繁にはやらない方がいいんだろうな。
ウォーレンバフェットも、長期的な株の保有以外に裁定取引などの短期取引もバンバンやっているが、それは確実に儲かると踏んだときだけだ。
投資の神様と呼ばれる彼が、あれだけ株を長期間保有するのは、株の長期保有がやはり一番儲けやすいからなんだと思う。
そのため、このブログを読んでシノケングループを買ってみようかな、と思った読者の方には絶対やめておけ、と忠告しておく。※いないと思うが。
おいらの投資の腕は、この記事ですでに周知のとおりだ。
かなりの高確率で株価の上昇を読めなかったり、株を売却する時期を見誤ったりしてしまう。
したがって、くどいようではあるが言っておく。
絶対にシノケングループの株は今買わないように!!
※完全にご自身の判断なら問題ないと思うが。
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それにしても、ここ数日は株式市場が堅調だ。
NYダウも26,000を突破したし、日経平均も23,000円台を回復している。
もはや、アメリカが貿易摩擦を起こそうが、中国が報復関税を頑張ろうが、トルコ経済がヤバくなろうが、日米の株価には一切影響しないような感じさえする。
ここ数日、リーマンショック10周年といった記事をよく見かけるが、金融緩和でジャブジャブに市場にあふれ返った大量のマネーが、今すべて株式市場に殺到しているような感じがする。
PER300超えのAmazon株がますます上昇していたり、S&P500が過去最高値を更新しまくったりと、株式市場の上昇はもはや誰にも止められないといった印象さえ受けてしまう。
真剣にそう考えざるを得ないほど、米国株式市場、それから日本の株式市場も強い値動きをしめしている。
NYダウはあっさりと30,000の大台に達してしまうかもしれない。
そう考えると、やはりシノケングループの株など買わずに、S&P500に投資した方が確実な気もする。
まあ、そうした方が確実に資産を増やせるのは間違いない。
だけど、シノケングループもなぜか心が惹かれてしまう。
...。
結局いつもと一緒で、迷ってしまうということだね。
株で夢をかなえよう
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