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スターバックスが値上げを実施!!迫りくる値上げの嵐を乗り切るたった一つの方法

「あいつ、意識高いな...」

スターバックスでマックブックとアイフォンを同時操作している人を見ると、いつもそう思う。

そこにアイパッドが加われば、その人は100%アップルの株主の奴隷だと言ってもいいだろう。

そして、スターバックスでコーヒーを飲んでいる人も実はそうで、米国の本家本元のスターバックスの株価を上げるために、せっせとカフェインを摂取していると言っても過言ではない。

スターバックスは一時期米国での閉店ラッシュが伝えられ、「株主還元を手厚くする」と宣言したために「成長性に陰りが出た」と判断した投資家に株が売られ、株価水準が50ドル以下に下がっていた。

しかし、蓋を開けてみると中国やアジア等の事業は絶好調で、株価のほうも69ドルまで上昇し、過去最高値を記録している。

このスターバックスなんだが、おいらは株価が50ドル以下になった際買おうか迷っていた。

そして結局買わなかったのだが、非常に後悔をしている。

なぜなら、そのおかげでインフレーション現象の犠牲になってしまったからだ。

いや、正確にいうとインフレーション現象により、勝ち組となった人々の養分となってしまったのだ。

本日、スターバックスジャパンが2011年以来、約8年ぶりの値上げを発表した。

おいらがいつも飲んでいるドリップコーヒーもそのせいで10円値上げされてしまう。

そのほかにも、定番人気商品のキャラメルマキアート、抹茶クリームフラペチーノ等も同様に値上げされる。

その理由は、コーヒー豆等の原価価格の高騰と、人件費の増加が原因だそうだ。

この値上げのパターンは最近非常に多くて、先日もマルハニチロがサバ缶を値上げすると発表していたし、少し前に「よっちゃんイカ」という定番駄菓子も値上げされていた。

他にも日常生活に不可欠な商品が次々と値上げされており、日本中が今値上げ天国状態となっている。

しかも、消費税は予定通り今年の10月に10%に上がるという。

よく考えたら滅茶苦茶な事態なのだが、少子高齢化で人手が足りないため人件費はこれからも高騰するだろうし、世界人口の増加と生活環境の向上により資源を必要とする人の母数が増えるので、コーヒー豆等原材料価格や資源価格が上がることは確実だろう。

コーヒー豆については、確か昨年は豊作で値段が安かったが、今年は不作なので値段が上がるという記事をどこかで見かけた気がする。

そして、原材料の値段が上がれば企業は利益水準を維持するために、値上げを実施せざるを得ない。

その結果、消費者たちの財布に穴があき、小銭がそこからどんどん落ちていく。

そして、積もり積もってそれは物凄い金額となり、人々の生活を圧迫するのだ。

一方で、そういったインフレーションによって得をする人たちもいる。

インフレーションによって得をする人というのは、ずばり株主だ。

それも、値上げを上手く駆使して利益を増幅させ、その結果株価や配当金を上昇させた企業の株を持っている株主に限られる。

スターバックスの場合はモロにそれに当てはまっていて、今後は株主還元を増大していく方針を発表していたし、おまけに株価も上昇している。

一方で、スターバックスで虚ろな目をしてコーヒーをすすっているおいらは、スタバの利益に貢献することでスタバの株主たちの養分となっているのだ。

この現象はありとあらゆる国々で散見される現象で、スターバックスやコカ・コーラ、それにアップル等の米国に籍を置くグローバル企業は特にこのようなインフレの恩恵を受けやすい。

なぜかというと、すでにそれらの企業が提供する商品やサービスは各国の人々の生活に深く入り込んでおり、多少値段が上がったとしても買わざるを得ないので、企業側は値上げをし放題だからだ。

「なんでスタバ株を買わなかったんだ...。」

もうね、ほんまに後悔してるんだよ。

なんでスタバ株を買わずに日本株なんかをダラダラと保有し続けているんだ、おいらは...。

まあ、割と真剣にもっと米国株を増やさないとと思っているのだが、その理由は業績が安定している魅力的なグローバル企業が多いからだ。

しかも、株価が上がらない場合でも結構増配をしてくれるケースが多いので、保有しているだけでインフレ対策になるのだ。

株価の方は売るときに上がっていてくれれば万事OKなので、最終的に株価が回ねを上回るという前提で考えれば、保有している間に増配が続くのであれば、もうこれ以上のインフレ対策はないと言ってもいいからね。

※もちろん、永久に株価が下がる株は除く。あの株のようにね...。

ということで、インフレ対策として株を買うのは極めて合理的な選択なのだ。

中でもおすすめは米国株だ。米国株よりも日本株を多く保有しているおいらが言うのもなんだが、保有していて安心感があるからね。

日本株の場合は多くても年2回の配当がほとんどだが、米国株の場合は四半期ごとに配当金を支払ってくれるので、「株主である」ということのメリットを実感しやすい。

そのため、長期保有するのには向いていると思うのだ。

それに、S&P500連動型のVOOや米国市場全体に投資をするVTI等のインデックスETFも非常に魅力的だ。

初めて米国株を買うのであれば、VOOかVTIが一番いいのではないだろうか。

個別株は、おいらが保有するアップルが昨年20%値上がりしてから30%以上下落していたことからも分かる通り、米国株とはいえ普通にリスクは大きいからね。

なので、おいらも今年のどこかの時点でVOOを買う予定だ。

楽天投信等で間接的に米国株を買うのも悪くないが、現物のドル資産を持つというのも意外と悪くはないと思うよ。

ドルで配当金が入ってくると、「うわ...俺国際投資家や」という気分になれるからね笑。

VOOやVTIは配当金もきちんと支払ってくれるので、インフレ対策に小額からでもインデックス投資を始めてみるのは悪くないかもしれない。

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