ソフトバンクGを投資信託だと思って買ったみた
日本株の低迷具合を嘆く日本株投資家たちの間でも、いくつか別格の企業というのはあって、自分の場合は恐らく時価総額上位ではソフトバンクGがそれに当たるのではないかと思う。
ソフトバンクといえば、昨年、通信子会社を上場させて公募価格が大きく下回ってしまったことが話題となっていた。
通信会社の方のソフトバンクは配当利回り5%を超える高配当株ではあるが、通信企業を取り巻く先行き不安から投資家たちにはあまり人気がない。
しかし、ソフトバンクGの方は、10兆円というあり得ない規模の超巨大ファンド・ビジョンファンドを運用する投資会社として、今や世界的に大きな影響力を持った企業となっている。
米経済紙のバロンズがソフトバンクGの価値は現状の保有資産価格を30~50%程度下回っていると評価していたが、同社はアームを子会社化していたり、アリババの株式を大量に保有していたりと、かなり先見の明がある投資を成功させた実績がある。
さらに、現在主力事業となっているビジョンファンドでは、世界中の有望企業に投資をしているため、将来的には莫大な価値を創出する可能性があると言われている。
そんなソフトバンクGを投資信託だと思って実験的に買ってみた。
ソフトバンクGはトヨタを時価総額で抜くことが出来るのか?
現在、日本の株式市場で時価総額トップにいるのは、世界最大級の自動車メーカーであるトヨタ自動車だ。
トヨタ自動車は、日本を代表する企業であり、日本株といえばトヨタと言っても過言ではないほどの企業だ。
日本株に投資をしている方の中には、トヨタ自動車株の売買だけで億超えの資産を築いた方もいるというほど、トヨタ自動車は日本株投資家たちに大きな利益をもたらしてきた。
トヨタの時価総額はソフトバンクGの約倍であり、日本株の中ではぶっちぎりだが、もしかしたらソフトバンクGは将来的にトヨタを抜く可能性もあるのではないかと思う。
というのも、ソフトバンクが投資をしている先はテクノロジー企業ばかりで、将来的に価値が爆発的に上昇する可能性を秘めているからだ。
もちろん、投資なので失敗に終わる先もあるだろうが、ビジョンファンドという超巨大ファンドを使って今後も次々と投資先を増やしていくだろう。
一方で、レバレッジをかけて投資をしまくっているため、金融市場にショックが起きた際には株価が大きく下がる可能性もある。保有している株式の時価総額も下がってしまうからね。
ただ、日本株の時価総額上位では一番ポテンシャルが高い企業だと思う。
ソフトバンクGの評価は人によっては賛否両論あるが、「複数のテクノロジー企業に間接的に投資をする」、という投資信託的な感覚で買うのであれば、悪くない投資先だと思って買ってみた。
テクノロジーに詳しくない自分が選ぶよりも、先見の明があって分散投資を効かせているソフトバンクを買った方がよさそうだからね。
スプリントの合併の件があって株価が上昇している時に買ってしまったので駆け込み買いみたいになってしまったが、まあ、今後どんな感じになるかだね...。
株価が上昇している株を買うのは正しい選択なのか?
自分はどちらかといえば、株価が下がっていたり停滞している株を買う逆張りスタイルの投資が好きだが、実際は株価が上昇している株の方が株価がスピーディに伸びていく可能性が高い。
だいぶ以前、三菱商事を2400円くらいの指値で買おうとして、中々刺さらず、2500円くらいになったので、「もうええわ」と買うのを諦めたところ、その後株価は普通に3000円を突破してしまった。
時価総額の大きな株の場合、一旦株価が上がり出すと機関投資家の資金が入りこんでくるので安定的に上昇する印象が強い。ソニーにしてもそんな感じだしね。
なので、一度時価総額が大きな企業で上昇気味の企業を買ってみたいと思っていたのだが、ソフトバンクGも株価が上昇しすぎて指値が1度目は刺さらず、2度目でようやく刺さった。
取りあえず、直近の決算が8月7日に控えているので、今後の株価はその決算次第といったところだろう...。
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