どうも、こんばんは...明日は仕事なので凹んでいるサラリーマン投資家のかぶまくらです。
前々回記事で、「仕事+副業」を頑張れば結果的に節約することになってお金が貯まりますよ的な意識高い系のことを書いてみたが、今回は独身のサラリーマンは貯金だけではなく投資もやるべきかについて書いてみよう。
独身のサラリーマンの強みといえば、稼いでいる範囲で好き放題金を使えることで、実際に趣味や車にお金をかけてみたり、旅行を楽しんだりと、独身貴族を楽しんでいる方も非常に多い。
ただ、若いうちはいいのだが、おいらのような年代になってそういう生活を続けていると、段々と先々のことが心配になってくるようになることがある。
「ああ、このまま孤独死するのかな...」
そんな不安が頭をよぎることがあるが、パートナーに恵まれるかどうかは自分ではコントロール出来ない部分なので、その点について悩みすぎるのは頭がハゲすぎて体によくないのであまりお勧めはしない(実際、おいらがハゲている)。
一方で、お金の問題だけは自分で若いうちから頑張っておけば解決することは出来る。
お金の問題を解決する手段といえば、真っ先に選択肢として思い浮かべるのが貯金だ。
しかし、昔は定期預金の利率が高かったので貯金するだけでもお金が増えたが、今は超低金利の時代なので貯金だけではお金を大きく増やすことは難しい。
なので、今の時代、お金を増やすためには「投資」をするという選択肢を選ばざるを得ないのだ。
「投資」と聞くと非常に難しい取引を行ったり、高度な数式を使いこなしたりする印象があるかもしれないが、おいらが知っている範囲では、確かに難しいことは難しいが、リスク管理さえきちんとやればおいら級のバカでもやって出来ないことはないという感じだ。
そして難しいのは個別株投資や、FX、それから先物取引きといった個人のスキルが強く問われる分野の取引で、インデックス系の投資信託やETFへの投資であれば長期間でみればかなりの確率で誰もが利益を出せる可能性があると思う。
「なので、投資をやりましょう!!」という単純な話は今回はやめておこう。
では、どういう話をするかというと、独身のサラリーマンが投資をやるうえでいかに有利な立場にあるかということと、独身サラリーマン向けの最適な投資方法について自分なりの考えをお伝えしていこうと思う。
まず、独身で彼女もいない悲しいサラリーマンに朗報なんだが、あなたは生物学的には子孫を残せないかもしれないという危機的状況にあるわけなんだが、投資をやるうえでは非常に有利な立場にある。
したがって、会社帰りの電車の車内でぐったりしながら、真正面の席のカップルが楽しそうに話しているのを悲しそうな目で見る必要など全くない。
「バレンタインのチョコ、ちょっと大きすぎたかな?」
「いや、全然。ミミの気持ちがこもってて最高に美味しかったよ。まあ、普通にミミの方が美味しかったけどね」
そんな会話を聞いたとしても、あなたは1ミリも凹む必要はない。
「僕は...僕は誰からも愛されへんねんやああああああ」
そんな風に思わなくていい。さあ、その汚い涙と黄色い鼻水をふいて前を見てごらん。
君は、実は人も羨むとても有利な立場にあるんだから...。
なぜなら、独身で彼女もいないサラリーマンのあなたは、彼女にバレンタインデーのお返しをする費用もかからないし、子供の教育費や住宅ローンに頭を悩ます必要もない。
そのため、投資に好きなだけお金を使える。
気づいていないかもしれないが、これは非常に重要なことで、「投資に好きなだけお金を使える」期間が長ければ長いほど、「複利の力」が効いて資産が増えやすくなるからだ。
「複利の力」について説明しているブログや書籍は無限にあるので、今更ここで説明する必要もないかもしれないが、一応例をあげておこうか。
例えば、投資元本100万円で年間5%の利回りで運用したとして、運用期間を20年で計算すると、最終的に投資元本は下記の通りの金額まで増える。
・元本:1000000円
・利益:1653287円
・合計:2653287円
なんと、約2.6倍まで元本が増えるのだ。
そして、元本が大きくなればなるほど、複利の威力はどんどんと増していく。
今度は、最初に元本を100万円入れて、その後月々10万円づつ積み立てていき、年利5%で20年間運用した場合をシュミレーションしてみよう。
・元本:25000000円
・利益:18399100円
・合計:43399100円
どうだい?エグい金額になるだろ...。
これが、コツコツ積み立て投資の威力なんだが、年利5%くらいのリターンであれば、リスクをかなり抑えたパッシブ型のETF等への投資でも実現は十分に可能な数字だ。
なので、一見誰にでも可能だと思うかもしれないが、一つ問題点がある。
それは、コツコツ積み立て投資をするには入金力が必要だということだ。そして、所帯持ちや彼女がいるサラリーマンよりも、独身で彼女もいないサラリーマンの方が抑えようと思えば出費を低く抑えることが可能なので、同じ条件であれば入金力は比較的に高くなる。
そのため、子孫繁栄という生物学的な意味合いでいくと危機的状況が加速されていくが、資産はそれに反比例して激増する可能性を秘めているのだ。
どうだい?ちょっとは安心したかい?
おお...よしよし、まだ黄色い鼻水が垂れているから早くふこうね。
...。
では、鼻水がキレイにふけたところで、次の話に入っていこうか。
次のお話は、独身のサラリーマンが実践するのに最適な投資についてだ。
まず、除外すべきものから挙げていくと、個人的に避けた方がいい投資の筆頭はFXと仮想通貨だ。
おいらは、FXを結構やっていたし(爆損を経験)、仮想通貨にもそこそこ興味はあるが、他人様には決してこれはお勧め出来ない投資だ。
なぜかというと、これらの投資はゼロサムゲームに近い要素が強く、運がメチャクチャいいか特殊能力があれば凄まじい資産を築ける可能性があるが、普通の人にはかなり難易度が高い投資だからだ。
「そんなことねえやい、FXで億り人になっている人も大勢いるやい」
そんな感じで、どうしてもFXに大金をつぎ込みたいという方は、まずは大金をつぎ込まずに10万円程度の証拠金で、最低取引単位の1000通貨で半年間FXをやってみるといい。
そして、半年が経過したあとにトントンか損失を被っているようであれば、それが答えだ。たぶん、どれだけやってもそれ以上の成果を出すことは難しい可能性が高い。
なお、為替ペアは絶対にドル/円などメジャーな通貨ペアにするように。間違っても新興国通貨等のペアで取引することはやめよう。マジで死亡するよ。
また、仮想通貨についても同じで、長期で保有する場合は別として、トレードをやるつもりなのであれば少額で半年間やってみた結果を見て続けるのか判断をした方が賢明だろう。
たぶん、大体の人が「もうやめときます」と言い出すはずだ。
次に、おいらもやっている個別株投資なのだが、こちらはある意味資本主義の根底をなしているシステム自体に投資を行うので、銘柄選択を誤らなければ儲かる可能性が高い。
しかし、おいらも含めて大体の素人は銘柄選択をミスりまくるので、これもそれなりに難易度の高い投資で万人に勧められる類の投資ではない。
高配当株投資は比較的初心者に優しい感じもするが、実際は配当性向や将来の配当原資確保の見通しなどを見分けなければいけないので、実は玄人向けの投資で難しいような気もする。
そのため、個別株投資もあまりお勧めは出来ない。
そうなってくると残されるのはインデックスファンドや指数連動型ETFへの投資になってくるんだが、これは積立投資と最高に相性がいい投資方法なので、これから投資を始める独身サラリーマンにもお勧め出来る。
サラリーマンが投資をする場合の前提として、あまり頻繁に値動きを見る必要のないものを投資対象として選ぶ必要がある。
なぜかというと、頻繁に値動きするものに投資をしている場合、仕事中もその投資対象の値動きが気になって仕方がなくなり、仕事にも悪影響を及ぼす可能性があるからだ。
そして、気になって値動きを見た結果不安になり、無用な損切や利確を繰り返してしまい、結果として想定していたリターンを大きく下回ってしまうというケースが多い。
一方で、インデックス型ファンドやETFの場合は、基本的には市場が拡大していくという経済理論に基づいて投資を行うため、あまり値動きを気にする必要がない。
そのため、理論的には上がろうが下がろうが積み立てていくことで、資産を最大化することが出来るのだ。
そういった理由から、あまり値動きが気にならないインデックス型のファンドやETFをひたすら積み立てた方が、結果的にはリターンが大きくなる可能性が高いのだ。
インデックスファンドやETFは様々な種類があるが、出来るだけ人気があるか歴史のあるものを選ぶのがベストだろう。
マイナーな投資商品を選ぶのではなく、ド真ん中のド真ん中の米国のS&P500連動型ETFのVOOやVTIなどを選ぶのが賢明だろう。投資信託であれば、emaxisシリーズなどだ。
そして、あとは何も考えずにそれを積み立てていく。
なぜ「何も考えない」方がいいかというと、インデックス投資の場合、考えてやりだすと「今は市場の状況が悪いので投資を控えるか」といった感じで積み立て投資をやめると後々上昇したときのリターンが悪くなってしまうからだ。
そのため、インデックス投資の前提条件である「市場は拡大していく」という点を信じながら投資をした方が、結果的には資産が増える可能性が高いのだ。
どうだったろうか?
独身で彼女もいないサラリーマンの方は少し安心したのではないだろうか?
ん...おお、ようやく鼻水が引っ込んだようだね。
それに、目に光が戻ってきた。どうやら前向きに生きていく勇気が湧いてきたようだね。
それでいい。
たとえ若くて可愛い彼女がいたとしても、お金が手元に無ければ人生楽しめないのだから。
だから、今パートナーがいないからといって自分を卑下する必要もないし、落ち込む必要もない。
むしろ、喜んだっていいくらいだ。
だって、考えてもごらん?
いくら若くて可愛い女性といっても、しょせんは他人だ。そのため、表面上はいくら分かり合えたような気がしても、深いところでお互いを理解するのは難しいんだ。
どれだけこちらがお金を使って好意を示したとしても、それが100%相手に伝わるかどうかなんて分からない。
そんな不確実な相手に対してお金を使うよりかは、より具体的に自分の未来の可能性を広げてくれる投資という行為にお金を注ぎ込んだ方がよっぽど有意義だ。
だから、若くて可愛いだけが取り柄の彼女が今いなくて、むしろよかったんだよ。
そう思わないかい?
よく考えたら、若くて可愛いだけの彼女なんて中身はすっからかんで、実は君にとって害悪でしかないケースの方が多いんだ。
場合によっては、ありったけの誠意を示した君を裏切る可能性だってあるしね。若くて可愛い女性は非常に気まぐれで、おまけに引く手あまただから、実際にそういったこともあるんだよ。
そうなってしまうと、一所懸命お金を使ったにもかかわらず、むなしい気持ちになってしまうだけだ。
だから、むしろパートナーがいない今に感謝して一生懸命投資に励んでいる君の方が、今浮かれ気分で若くて可愛い女性と付き合っている人間よりもよっぽど賢いんだよ。
どうだい?
ここまで読んでも、君は若くて可愛い彼女が欲しいと思うかい?
俺は欲しいよ。
株で夢をかなえよう
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