借金という言葉を聞くと、誰しもが「借金取り」や「多重ローンに苦しむ」など、ダークなワードを思い浮かべるケースが多いだろう。
というのも、消費者ローンやカードローンといった借金により、多くの人々が返しきれないくらいの借金をしてしまうことがネット上やメディアなどで取り上げられ、借金に対しては「恐い」「借りてはいけない」といった感じのイメージを持っている人が非常に多いからだ。
そのため、日本人たちは出来る限り借金を避けて生きようとする傾向が強いのだ。
しかし、実はここ日本で生きるサラリーマンたちの多くが「借金」を背負って生きていることをきちんと認識している人は意外と少ない。
サラリーマンたちが背負っている借金の代表的なものとしては、住宅ローンや自動車ローンが挙げられる。
通常、マイホームを買う際や自動車を買う際には、住宅ローンや自動車ローンを借りる人が圧倒的に多い。
というのも、それらの商品は極めて高額であり、特にマイホームについては数千万円単位の資金が必要なので、ほとんどの人がそういった借金を利用するしかないからだ。
そして、毎月毎月、それらのローンを返済することに苦しむケースも多い。
苦しむだけならまだしも、最悪の場合はそれらの借金によって経済状況が破綻してしまうケースすらある。
返済能力を超えた借金をすると、最終的には借金を返済することが困難となり、経済的な状況が破綻してしまうことは誰にでも理解できるだろう。
しかし、なぜか月割での返済にすると返済を続けられそうな気になってしまい、生活費の総額などを正確に計算せずにそれらの借金を借りてしまう人が驚くほど多いのだ。
例えば、年収400万円の人が4000万円の家を買う場合、単純に考えて年収の10倍の買い物をすることになる。
収益用の不動産であれば、その不動産が生み出す収入でローンを返済出来るケースもあるが、マイホームの場合だと労働収入からそのローンを返済するしかない。
その場合、途中で年収が下がってしまったりすると一気に返済が苦しくなり、返済が難しくなってしまう可能性がある。
また、途中で自動車ローンを組んだり、教育ローンを組んだりすると、返済額が一気に増えて不測の支出があった場合などに返済が滞ってしまう可能性だってあるのだ。
消費者ローンやカードローンといった借金にはダークなイメージがあるが、こういった借金にはそのイメージがないので利用する人が多いのだが、「返済しきれない額」を借りてしまうとどのようなローンでも危険なのは共通事項だということは覚えておいたほうがいいだろう。
前項で述べた通り、返済しきれない額の借金を借りてしまうと、最終的には経済状況が破綻してしまう可能性があるのだが、そういった状況を回避するにはきちんと自身の家計の収入と支出を正確に把握する必要があるだろう。
というのも、それらの収支をきちんと把握しておかないと、そこに住宅ローンを組み込んだ場合に、場合によっては本当に家計が破綻した状態になってしまう可能性があるからだ。
「ボーナスで返済するから大丈夫」といった感じで曖昧に収入を仮計算してローンを組んだり、様々な固定費を把握せずにローンを組み続けていると、いつかは経済的に破綻してしまう可能性がある。
住宅ローンや自動車ローンは生活を豊かにするためには必要なのもので、それ自体は素晴らしい仕組みなのだが、こういった常識をきちんと把握しておかないと、それらの仕組みが逆作用して自分自身の経済状況が破綻してしまう可能性があるということは、きちんと認識しておくべきだろう。
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