「あ~、まだこないのかな~」
配当金を待ちわびる投資家は、冒頭の画像の亀のように首をしながら配当金の入金を待ち続けるのだが、やはり配当金はいつ受け取ってもうれしい不労所得だ。
というのも、我々サラリーマンは日々疲弊しながら必死になって労働所得を稼いでいるのだが、配当金は何もしなくても振り込まれる純然たる不労所得だからだ。
そんな不労所得の代表的存在である配当金が、米国株のペプシコか振り込まれていた。
そして、米国株口座の方のドルがある程度チャージされているので、そろそろこれを使って再投資をしなければならない時期に来ている。
配当金を受け取ったら再投資をすることは、資産の最大化においてきわめて重要で、それをする場合としない場合では最終的な資産額に大きな差が出てしまうことは、シーゲル教授著の「株式投資の未来」で詳しく語られている。
というのも、配当金を再投資するとその配当金がさらに配当金を生み出すという現象が起こるため、長く続けていると雪だるま式に資産が増えていくからだ。
なので、配当金を受け取ったら「わ~い、これで酒でも飲もう」といった感じで使うのではなく、きちんとその配当金で株式を買って、さらにその株から生み出される配当金を受け取るというシステムを完成させる必要があるのだ。
ペプシコは日本人にもお馴染みのペプシコーラ等の飲料事業や、フリトレーなどのスナック菓子事業を展開している米国企業で、世界中で事業を展開しているグローバル企業だ。
そのため、事業ポートフォリオも十分に分散されており、継続的に配当金を支払う能力を持った極めて優秀な企業なのだ。
米国企業と日本企業との違いは、その高い株主還元への意識で、ペプシコはここ数十年間配当金を増やし続けている極めて優秀な連続増配企業なのだ。
そんなペプシコは、ここ最近株価が過去最高値を更新していて、キャピタルゲインという面においても投資家たちに多くの恵を与えている。
自分の場合、米国株のポートフォリオはアップル、ペプシコ、エクソンモービル、IBM、チャイナモバイル、という布陣になっているのだが、アップルとペプシコの含み益だけで全体でまあまあプラスを維持している。
アップルとペプシコに共通しているのは、両社ともに強力なブランド力を持った商品を保持しているところで、そのブランド力によって顧客をグリップし続け、巨大な利益を計上しているのだ。
そしてこれらの企業の株式を保有することにより、株主としても大きな利益を享受することが可能になるのだ。
配当金はその一部分でしかないが、恐らくアップルもペプシコはこれからも配当金という果実を支払い続けてくれるに違いないだろう。
さて、米国株から受け取る配当金はドルベースで支払われるので、そのままダイレクトに配当金を再投資しようとすると、円に替える必要があるので、その手間を考えると米国株に再投資するのが効率的だ。
ただ、最近米国株はメチャクチャ上昇しまくっていて、割安な株があまり無いように思うので、どの株に投資するのかは悩ましいところだ。
本当はアップルを買い増ししたいのだが、アップルの株価は自分が買ったときから大きく上昇して300ドルを突破しているので、これまた悩ましいところだ。
一方で、エクソンモービルやIBMは全く値上がりせず、陰鬱な表情をしてひたすら配当金を支払ってくれている。
ただ、まだ買ったことが無い株を新たにメンバーに迎え入れたいとも思うので、この辺りは非常に悩ましい。
無配だがグーグルを買うのも悪くはないと思うのだが、悩ましいところだね。
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