高配当株のいいところは、配当金を株式を保有している株主にたっぷりと支払ってくれるところで、高配当株投資家は配当金を受け取りたいがために、リスクをとって高配当株に投資をする。
当初の目論見どおり、買った高配当株が継続的に配当金を支払ってくれ、さらには株価の方も上昇してくれれば、高配当株に投資をした投資家は大いに報われることになる。
配当金は株式を保有しているだけで投資家が手にすることが出来る、正真正銘の不労所得なので、継続的に配当金を支払ってくれる高配当株は、まさにマネーマシンだと言ってもいい。
しかし、買った高配当株の株価が崩壊してしまった場合は話が全く別で、業績の悪化などにより配当金が減額されてしまい、さらには株価の方も暴落してしまったのでは、もはやインカムゲインどころの騒ぎではなくなってしまう。
なので、高配当株へ投資をする場合は、「減配の可能性はないか」「株価が暴落する可能性はないのか」などを入念に調べて投資をする必要がある。
しかし、いくら調べてみても、未来のことを確実に予測するのは相当難しい。
最近、株価が暴落して配当利回りがついに5%を突破し、株価のほうも3桁に突入してしまったゆうちょ銀行の例からも、それは明らかなことだ。
ゆうちょ銀行をはじめとする郵政グループの株価は、アベノミクスでのIPO時がMAXで、その後はずっとズルズル株価が下落を続けている。
そのため、配当金目的でどこかの時点で買って保有していたとしても、トータルで考えると含み損となってしまっているケースも多いだろう。
最近は郵政グループの株価下落が本当に激しく、ゆうちょ銀行がまさかの3桁株価に突入してしまった。
ゆうちょ銀行の株価は以前は1300円~1400円程度だったので、保有していたら損切を真剣に考えないといけないレベルまで株価が下落してしまっているのだ。
この場合、もしも集中投資をしていたらアウトだが、分散投資でポートフォリオの一部としてゆうちょ銀行を買っている場合は冷静な判断が出来る。
そう考えると、高配当株とはいえ、株価が暴落してしまうことはザラにあるので、やはり分散投資は大切だと言える。
損切をするかしないか、もう少し様子を見るのか放置しておくのか、そういった判断を冷静に下すためにも、よほどの自信がない限りは1銘柄に集中投資はやめておいた方がいいだろう。
いくら高配当とは言っても、株価が下がってしまうとやはりテンションも下がるし、不安にもなってしまうからね。
ゆうちょ銀行の株価は最近下げ止まる気配がなく、ブラックホールに吸い込まれる惑星のような感じになってしまっている。
株価が下がれば下がるほど配当利回りは上昇していくが、さすがにここまで長期間ズルズルと株価が下落し続けると、なかなか買うのは勇気がいる。
そんなゆうちょ銀行株なのだが、現在の市場環境では金融が売られまくっているので、もう何発が市場にダメージを与えるような出来事があれば、さらに株価は下落してしまうのではないだろうか。
日本の金融業の株価の弱さは異常とも言えるレベルで、PBRが0.5倍以下の銘柄も結構ある。
もはや、日本の金融株は投資家たちから資産に対する事業価値がマイナスレベルだと評価されているのだが、ゆうちょ銀行も相当厳しい評価を市場から受けている.
今後も消費税増税等の影響でこの状況は続くと思うので、ゆうちょ銀行の株価が今後どこまで下がるのかは注視しておこうと思う。
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