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透明なコーラ!?コカ・コーラが徐々に戦闘能力を回復させつつある

いったい何だこの物体は?

仕事中に立ち寄ったコンビニで、見慣れないものを発見した。

コカ・コーラのボトルに透明な液体をボトリングしたものが、ペットボトルコーナーに陳列されているのだ。

コカ・コーラが水を売り出したのか?

そう思って思わずその商品を手に取り原材料を見てみると、間違いない、清涼飲料水だ。興味が沸いたのでそのままレジに持っていき購入する。

コンビニを出ると、アスファルトで舗装された駐車場がムワッとした熱気と、グリスのような油臭い匂いに包まれている。

もう夏か。

うんざりするほど暑くて気が滅入るが、なぜか夏がくると思うといつもワクワクする。

さっき買った透明な液体の詰め込まれたペットボトルの栓を開けて喉に流し込む。

普通にコーラの味がする。

夏が来る前にコカ・コーラ株を買わないといけないかもしれないな。アスファルトから放たれる油臭い熱気のせいで透明なコーラを一気飲みしてしまってからそんな風に思った。

🌞 🌞 🌞

最近、コカ・コーラが新しいタイプの製品を日本で投入しまくっている。

コカ・コーラの缶チューハイはまだ記憶に新しいところだが、その他にも特保のコーラに、フローズンコーラ、そして透明なコカ・コーラ。

砂糖入りの炭酸飲料が最近の健康志向とマッチせず、さらにソーダ税の導入などで事業環境がひたすら悪化していたコカコーラだが、炭酸飲料中心のラインナップから徐々に健康志向の製品や今までにない新製品を導入することでようやく戦闘能力を回復させつつあるのだ。

CEOであるジェームズ・クインシーは、コカ・コーラ社を、コカ・コーラブランドの枠を超えた総合飲料会社にすると意気込んでおり、新興飲料メーカーの買収にも積極的に動いている。

それと同時並行で、不採算事業であるボトリング事業のスピンオフを進めることで停滞気味だった業績を再び成長軌道に乗せようと必死になって頑張っているようだ。

どうやら成果も目に見える形で出だしているようで、4~6月期の一株あたり利益は59セントとアナリストの予測を上回っている。

ただ、売り上げ高が16%落ちているので、その辺は少し気になるところだが。やはり、ソーダ水離れは世界的に深刻なのだろうか?

最近、改めて思うのだが、コカ・コーラのブランド力はやはり半端ではない。コーラと銘打って新商品を出すだけで消費者の心をある程度引きつけているからだ。暴騰の透明なコーラも、コンビニで見たらかなり売れていた。

コーラの酎ハイだって、おいらは正直飲んでみたいと思っている。キリンやアサヒが出すのなら飲みたいとは思わないが、本家本元のコカ・コーラ社が出すコーラ酎ハイであれば話は別だ。ぜひ飲んでみたい。

ちなみに透明なコーラは25年くらい前に一度販売されたことがあるようだが、その時はあまり売れなかったみたいだ。

コカ・コーラのブランド構成を見ていると、ファンタやコーラ、スプライト等の炭酸飲料が中心なのは間違いないが、ミニッツメイド等の非炭酸飲料ブランドも結構充実している。

非常にブランド力が強く、利益追求のための取り組みを粘り強く続けている企業なので、この先どこかの時点で業績が好転する可能性は大いにあるだろうと思う。

現在の配当利回りは3.6%程度で、連続増配銘柄の代名詞のような企業なので、利上げで借金はしんどいところだが株主還元は続けるのだろうと思われる。

おいら的には、温暖化によって現在世界中の気温が上昇しているので、それに合わせて清涼飲料水の売り上げも伸びてくるかもしれないな、と思う。水道水を飲むことの出来ない外国であれば、なおさら喉が渇けばコーラでも買って飲むことが多くなるだろうし。

おいらは同じ炭酸飲料企業でも、ペプシコの方を選んだわけだが、はっきり言ってどちらでも同じかもしれない。

しいて言えば、ペプシコはスナック菓子なども販売しており、事業リスクがある程度分散されているので炭酸飲料がさらされている逆風でも利益を確保しやすい気がするというくらいだ。

株式市場が暴落して配当利回りが4パーセントを超えてきたら買ってみたいなと思っている。ペプシコも100ドルを切ったらもう少し集めてみたいと思う。

高配当株コレクターになっても仕方がないのだが、どうしても欲しくなってしまう。連続増配企業で配当利回りが4%付近であれば、長期期間保有すればインカムもキャピタルも両方狙えそうな気がするがどうなんだろうか。

いずれにせよ、この夏は透明なコーラで喉の渇きを癒していこうと思う次第である。

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