例年、配当金が振り込まれる季節になると、多くの高配当株投資家たちは満面の笑みとなり、証券口座に振り込まれた配当金の額を見つめて恍惚とした表情になる。
配当金は株式の上がり下がりによって得られるキャピタルゲインよりもある程度計算できるインカムゲインであり、月々数万円単位の配当金が得られるようになると、それだけで結構な収入になるため、多くの投資家たちが配当金が振り込まれると喜びを感じるのだ。
というのも、ここ日本で働く労働者のうちで最も多いサラリーマンたちは、常に汗水流しながら働き、そして満員電車に揺られ、上司のパワハラに耐え、血まみれになりながら給与所得を得て何とか暮らしていているからだ。
そのため、サラリーマンが投資を始めて最もエクスタシーを感じるのが、配当金という真の不労所得を得る瞬間ということになるのだ。
サラリーマンたちが前述したように血と汗を流しながら労働にいそしんでいるあいだ、すでに億単位の資産を築き上げている投資家たちは配当金だけで暮らす配当金生活にすでに突入していて、まったくストレスのない生活を満喫している。
そうした生活をネットなどの目の当たりにしたサラリーマンたちは、「俺もいつかは...」と、自動的に配当金生活に突入することになるのだ。
配当金生活を目指し始めると、通常は株を買うために自身の収支を見直すために工夫をし始めることになる。
いったいどの費用を削れば、さらに配当金を生み出す株式を買うことが出来るのだろうか?
そういったことを考え出すときりがなく、配当金生活を目指す投資家たちは、様々な費用を削れないかと検討し始めることになる。
そして、浪費に対しても厳しい目を向けるようになり、「これを買うことによってどれくらいの費用対効果があるのか」「このサービスは本当に自分自身にとって必要なのだろうか?」といった感じで様々なことを検討するようになる。
このような変化は、それまで何となく管理していた自身の収支をより節度あるものに調整し、「お金が貯まる」体質に変化していく可能性が高い。
そのため、配当金生活を目指すと決意し、それを行動に移し出した段階ですでにその人の金融資産は増えていく可能性が非常に高くなっているのだ。
あとは、配当金生活には必須の配当金を生み出す株式を淡々と買っていけばいいだけなので、まずは配当金生活を目指すと決意することこそが非常に重要なのだ。
最近流行りの配当金生活の新しい様式といえばセミリタイアで、最近のセミリタイアの特徴は数千万円規模の資産でリスクの低い投資をして、そこから生み出される配当金などのインカムゲインで生活をする、といった感じのものだ。
一般的な資産額の目安は4000万円程度と言われていて、例えばそれを年利5%程度で回せば年間で200万円の利益を手に入れることが可能なので、その利益で暮らすという発送だ。
その場合、自分が苦痛に感じない軽い仕事や趣味の延長でお金が手に入るような仕事を細々とやり、できるだけ資産を減らさずに生活をする人が多いようだ。
これはある意味理想的な暮らし方で、完全リタイアだと社会から切り離されて孤立化してしまう可能性があるのだが、セミリタイアの場合は社会とのつながりを持ちながら暮らしていける。
どれだけ一人が好きな人でも、社会から完全に切り離されてしまうと今度は孤独に苦しむケースが多いので、個人的にはこの様式のセミリタイアが一番魅力的だと考えている。
しかし、そのようなセミリタイアを目指す場合でも、やはりある程度の資産額が必要なので、まずはコツコツと配当金生活を目指して金融資産を積み上げることが重要だと言えるだろう。
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