不労所得や副業という収入と給与収入を比べて感じる違和感の正体
不労所得や副業収入とは無縁の給与所得を家族を養うために稼ぎ、月々3万円くらいのお小遣いで居酒屋を楽しむサラリーマンが夕刻のガード下には大量に出現する。
彼らは、くたびれ果てたボロボロのスーツを着たまま居酒屋に入り、一番安い酒を飲みながら、何時間も上司の文句や仕事の愚痴に明け暮れる。
そして、いつも「お金」の心配ばかりしている。
配当金や家賃収入などの不労所得を得ていたり、副業で何か収入を得ている人の場合、給与所得だけに依存していないので、金銭的な不安感というのは解消されているケースが多い。
しかし、サラリーマンの場合は純粋に給与所得だけに頼り切っており、それ以外の所得の話をされてもなんだか遠い世界の話のようで、現実感が涌いてこないケースも多い。
なぜかというと、資産から配当金や家賃などの不労所得を受け取ったことがなかったり、本業以外のビジネスで収入を得たことがないので、実感を伴ったイメージが涌かないからだ。
例えば、サラリーマンは「給与以外の収入を得ているんだよ、僕は」という話を聞かされると、まるでその人が何か悪いことをしているような、そんな印象を持ってしまうケースすらある。
単純に考えて、不労所得であろうが、副業収入であろうが、給与所得であろうが、お金はお金であってそれ以外のなにものでもない。
しかし、サラリーマンの場合は何故か会社から得るサラリーのみが正しい所得であって、それ以外の所得については「なんだか得体がしれないお金」といった感じで否定的な見方をするケースすらある。
サラリーマンは一体なぜ給与所得以外を得ようとしないのか?
しかし、一体なぜサラリーマンは会社から得る給与のみを神聖なる所得としてあつかい、その他の所得に対してどこか否定的な態度を取るのだろうか?
それは、おそらくだが、日本のサラリーマンが「サラリーのみが正しいお金」という洗脳をされているからだ。
そのため、株主は何もしなくても手に入る配当金や、本業以外のネットビジネスや転売などの副業収入に対して懐疑的な考え方をしているケースもある。
「お金は真面目に働いて稼がないといけないよ」
それが彼らの言い分なのだが、よくよく考えてみるとお金はお金であって、真面目に働いて稼ごうが、資産を持っているだけで手に入れようが、副業で効率よく稼ごうが性質は1ミリも変わらないのである。
それにも関わらず、「真面目に働いて稼がないといけない」という謎のセリフを吐く人も本当にいる。
その場合、真っ先に思うのが、「いや、お前の真面目って何?」ということなのだが、この場合の真面目は恐らく「満員電車に揺られて会社に出社して、ストレスまみれで仕事をして、夜遅くに帰宅する」という行動パターンのことを指している。
それは一見確かに真面目には見えるのだが、別の訳し方をすると、「満員電車に揺られて会社に出社して、ストレスまみれで仕事をして、夜遅くに帰宅してお金を稼ぐ」ということになる。
どうだろうか、どこか違和感を感じた人もいるのではないだろうか?
お金はお金というフラットな価値観を持つことが大切
これは、まず間違いないと思うのだが、「お金はお金」というフラットな価値観を持つとお金というのは非常に貯まりやすい。
給与所得であろうが、株の配当金であろうが、副業収入であろうが、不用品を転売して手に入れたお金であろうが、「お金はお金」だ。
なので、こだわりなく「お金を増やそう」とする人のところにお金は集まってくるし、結果としてお金は貯まりやすいように思う。
「副業なんてダメ、配当金など怪しい、労働所得こそが正当なお金」
もしもあなたが「お金」を欲しいと思っている場合、即刻こういった考え方は捨てた方がいいだろう。
この考え方でいくと、サラリーマンとしての所得が途絶えてしまった時に死亡してしまう可能性があるしね。
というのも、労働所得というのは実は資本主義社会で得られる所得の中では一番下位に属する所得だからだ。
その証拠に、世界の長者番付ランキングを見てみても、サラリーマンなど一人もいない。
なので、もしも「給与所得のみが正当な所得」という考え方の人がいたとしたら、一度それが本当に正しいのか、よく考えてみるのも悪くはないだろう。
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