高配当株を買い配当金を再投資していく資産運用方法は、比較的安定的に資産を増やせる可能性がある資産運用方法だと言われている。
高配当株を保有し、毎年決まった時期に配当金を手にするというのは非常に気持ちがいいもので、一月の間にまとまった額の配当金が振り込まれているのを見ると、何となく心が落ち着くという人も多いのではないだろうか。
人間は定期的な収入に弱いため、高配当株の場合は株価が下がっても、「配当金を支払ってくれるので、まだ保有しておこう」と腰を据えて運用することが可能だ。
もちろん、減配等の可能性がある株は高速で売った方がいいのだが、市場の雰囲気に流されて株を売買していると、結果として損が膨らんでいくだけとなる可能性があるので、高配当株を保有してじっくりと資産運用に取り組むという方法は悪くはない。
しかし、投資するのが高配当株だけだと、どうしても似たような種類の株ばかり集めてしまい、リスク分散が効いていない状態となってしまう。
そのため、高配当株投資を実践する場合は、それに加えて別の種類の株も混ぜて分散投資をした方がうまくいくように思う。
株式から支払われる配当金を再度株の購入に充てると、その分で買った株は元々買った株が生み出したようなものとなる。
そして、その株がさらに配当金を生み、さらにその配当金で株を買うと、またその株が配当金を生む。
まさに、スノーボールといった感じで配当金が株を増やし、さらにその株が配当金を増やしていくという素晴らしいサイクルが生まれるのだ。
この配当金の複利効果については、シーゲル博士が米国株投資家の聖書である「株式投資の未来」でも語っているし、かのアインシュタインも複利は人類史上最大の発見だと述べている。
配当金を再投資すると、複利式で資産が増えていくので、最初は少しづつで気がつかないかもしれないが、気が付くといつの間にか株数が増えていて、年間で受け取る配当金の総額が増えている可能性が高い。
日本人はコツコツと物事を積み重ねて進めていくことが得意なので、複利の法則を意識した配当金再投資は向いているのかもしれない。
資産運用には様々な方法があり、それこそ無数の手段が存在する。
米国株投資、日本株投資、ベトナム株投資、それから仮想通貨や不動産投資、などなど。
無限に選択肢があり、そのどれもが価格が高騰していて今が買い時でないような気がするケースが多い。
実際、米国株は下がりそうで下がらないし、日本株も値を保っているし、それからビットコインも100万円台まで復活、さらには不動産価格は高騰している。
そのため、今これらの資産を買うことは間違いのようにも思えるが、それは後になってみないと分からないことだ。
「もうそろそろ下がるだろう...」
そう思っているうちに、どんどん価格が上昇していく可能性もある。
投資を始めるのにベストなタイミングは「今」だと言われることがあるが、それは確かにそうで、特に米国株についてはそれが当てはまる。
ブラックマンデーの直前に投資しても、リーマンショックの直前に投資をしても、後になって振り返るとその場面は「買い」だったと言える。
なぜかというと、米国株は今現在最高値付近で推移しているからだ。
日本株にしても、リーマンショック後は「株を買ってはいけない」と言われていたが、実際はそのころに株を買いまくっていままで持っていた人たちは億万長者や小金持ちとなっているケースが多い。
資産価格というのは、いつも高すぎるように見えるものだが、冷静に「今本当に価格は適正値ではないのか?」ということを考え、「買い」だと思ったら勇気を出して買ってみるのも悪くはない。
というか、どこかで勇気を出して買わなければ、いつまで経っても資産運用の第一歩を踏み出すことは出来ないからね。
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