消費者金融やカードローンの借金の利息で破産したくない人へ
消費者金融やカードローンの利息について、借りる前に真面目に考えてみる人というのは驚くほど少ない。
それらの借金の利率というのは、年利で10％以上等、通常では考えられないくらいの高利で設定されているケースも多い。
そのため、一旦消費者金融等でお金を借りてしまうと、その後は中々お金を返せず、苦しい思いをしてしまう人もいる。
どのように苦しくなるかというと、最初はきちんと元本の返済もしていたにもかかわらず、途中から利息を支払うので精一杯となってしまい、最終的には利息すら返済が滞ってしまい、利息が元本に組み込まれていくという最悪なサイクルに突入してしまうのだ。
この場合、借りたお金の利息の利息を返済するという意味不明な状態になってしまうため、いつまで経っても楽にならず、さらに進むと消費者金融で借りたお金で消費者金融の借金を返すという地獄のような状態になってしまう可能性すらある。
なぜこういった現象が起きるのかというと、借りる前に利率の高さと、利息を返済出来なかった場合のシュミレーションを怠っているからだ。
そして、そういったことを怠った結果、最悪の場合は自己破産まで追い込まれてしまうのだ。
お金に関連することに計画性は必須
お金に関する事項については、何事に関しても「計画性」が必須となってくる。
これは、消費者金融等でお金を借りる場合だけではなく、自動車ローンやマイホームローンなどの場合も同じで、きちんと返済の計画を立てておかないと、後々の返済で苦しみ、ライフプランが崩壊してしまう可能性がある。
お金の計画を立てる場合にまず意識しないといけないことは、自分自身の所得がどれくらいで、可処分所得がどれくらいなのか、という点だ。
社会保険料や税金などを差し引いた所得から、さらに家賃や光熱費なんかを差し引き、借金返済に回せる額がどの程度かを事前に計算しておく。
「それが出来ねえから借金するんだよ」
という方もいるかもしれないが、借金はただ金を借りるだけではなく、「利息」という恐ろしい加速装置が着装されているので、必ず月々返済出来る金額はシュミレーションしたうえで借金はするべきだ。
そうした場合と、そうしない場合とでは、後々の経済状況が大きく変わってくるので、面倒くさがらずにまずはシュミレーションをしておくべきだろう。
お金を借りることのハードルを上げておく
お金を気軽に何度も借りる人の場合、お金を借りることに対するハードルが低くなっているケースが多く、借りたあとはまるで自分のお金のように感じてしまう人も多い。
しかし、前項で書いたように借金には利息という増幅装置が装着しており、だからこそ金融機関や消費者金融もお金を貸してくれるのだ。
そう考えると、やはりお金を貸すというビジネスは儲かるビジネスで、そのビジネスの客になるということは、それなりの収益を相手に与えているということになる。
なので、どうしても必要な時は仕方がないかもしれないが、出来るだけ自分の中でお金を借りるということに対するハードルを上げておくべきだ。
ギャンブルに行きたい、物を買いたい、旅行に行きたいなど、生活費がカツカツなどといった差し迫った理由以外の理由でお金を借りることに対しては、自分自身でNOと言える強い意志を育てておく必要がある。
つまりは、借金をする場合は差し迫った必要性がある場合だけ、と自分の中で定義することによって、自分の中で借金をすることに対するハードルを上げておくのだ。
自分自身の中で借金をすることに対するハードルが低いと、最終的に悲惨な目に遭う可能性があるので、こういった強い意志を育てておくことは非常に重要だと言える。
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