「あ、ああ...」
思わずタメ息が出てしまうほど旨い。
こんなに旨い酒を発見したのは久しぶりだ。それほど、今ハマっている酒がある。
それが、ヤッホーブルーイングというメーカーが出している、よなよなエールというビールだ。
おいらは、これまでの人生で恐らく50mプールを満たせるくらいの量のビールを飲んでいるはずだが、これほど旨いビールを飲んだのは初めてかもしれない。
ヤッホーブルーイングは、独立系のクラフトビール製造会社で、アサヒやキリンなどの巨大ビールメーカーとは違う観点で作る商品が人気を呼んでいる。
先日、ヤフーが指値で刺さらず、案の定その後株価が上昇しているのを見て頭に血が昇りそうになったおいらだが、一旦間を置いたおかげでようやく冷静になることが出来た。
「もうええ、日本株を買おうと思ったけどやめや!!やっぱり米国株や!!」
そう思っていたら為替が急速に円安に進み、日本株と同じく上昇しまくっているせいで、米国株もかなり割高に見えてしまう。
ーくそったれが!!ー
またもや熱くなってしまいそうだったので、今、こうしてヤッホーブルーイングが製造しているよなよなエールを飲んで心を落ち着けている。
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ところで、このよなよなエールだが、普通のビールよりも色が濃く、その微細な泡を含んだ黄金色の液体を口に含むと爽やかな苦みが口の中に広がり、喉を通過した後に何とも言えない清涼感が残る独特の味わいがある。
別のクラフトビール製造メーカーで、COEDOというブランドがあるが、そこが出しているメタリックグリーンの缶が眩しいMarihanaという銘柄のビールに味が似ている。
しかし、COEDOはおいらの家の近くでは取り扱っている店がないので、最近はよなよなエールをたまに買っては飲んでいる。
よなよなエールの価格は、350ml缶1本で260円程度するので、キリンやアサヒなどが出しているビールよりも20%ほど割高だ。
なので、飲みまくるわけにはいかないが、あまりにも旨すぎてつい手を出してしまう。
甘ったるい感じではなく、何とも言えないあの苦みのあるあの味にハマってしまったのだ。
家に帰ってから、株式チャートを眺めたり、ブログを書いたりするのも楽しいが、よなよなビールを飲んで昔のことを思い出したり、何も考えず視線を空間に泳がせるのも結構リラックスできていい。
よなよなエールは、湯豆腐や刺身、それから茄子の浅漬けといったアッサリとした味の食べ物とも意外と相性がいい。
家に帰ってきてから、もうほとんど切れ味を失ってしまっているステンレス製の包丁を使って最近安く出回っている茄子を切ったり、賞味期限が迫っている豆腐を切ったりしてそれらの料理を作ってからよなよなエールを飲むと、仕事のリズムから自分を切り離すことが出来る。
下手くそな手つきで包丁を使っていると、だんだん仕事のことが頭から離れていき、完成した料理を口に運びながらよなよなエールを口に含むと、やっと一息ついた気になれるのだ。
だから、よなよなエールは、おいらの生活リズムを整えるのに一役買っていると言ってもいい。
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最近は、若者の酒離れがどんどん加速しているらしい。
一説には、最近の20代の約4割程度が酒をほとんど飲まないという。
そういった20代の若者たちは、酒など飲んでも何のプラス作用もないので、そんなものを飲むくらいだったら勉強をしたり、飲みに行くお金を貯金に回した方がいいと考える場合が多いようだ。
「飲みにケーション」というウザイ言葉があるが、最近では上司が若い部下をしつこく酒に誘うと、パワハラやセクハラになってしまうこともある。
ーねえ、なんで誘っちゃダメなの?ー
そんな感じで理解していない方(オッサン)も多いと思うので、答えを教えてあげよう。
ー脂ぎったオッサンと酒を飲んでも全く楽しくないので、行きたくないー
根底には、若者のそんなシンプルな想いがあるのだ。
そのため、おいらがA子をしつこく酒に誘うと、セクハラで懲戒処分を食らう可能性だってあるのだ。
「ねえ、ねええええええ、飲みに行こうよお。上司に逆らったら死刑なんだよ?」
このマジックワードをA子にささやくだけで、2か月後には会社を懲戒解雇され、代々木公園でホームレスデビューを飾っている可能性だってある。
まあこんな感じで、普段から酒飲まない、上司とも飲みにいかない、スイーツは食べに行くという謎の人種たちが大量生産されていき、日本における酒の販売量は著しく減少している。
どれくらい減少しているのかというと、平成19年と平成29年を比べると、酒類の出荷量は約25%も減少している。
労働人口が減っているうえに、若者が酒離れしているて...日本の酒業界もう終わってるやろ。
そう思うかもしれないが、現在は高価格帯の商品や新製品などで単価を切り上げることで、売上高は意外と保っている。
しかし、最近は20代の若者に加えて、30代、40代も酒の出費を減らしているらしいので、タバコと同じく単価切り上げによる売上高減のカバーは、今後かなり厳しくなってくるのではないだろうか。
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ところで、最近の若者の酒を極端に避ける姿勢は、社会人として一体どうなんだろうか?
この点について、酒をそれこそ浴びるほど飲んできたおいらの意見を述べよう。
はっきり言って、彼らの考え方は圧倒的に正しい。
酒など飲んでもロクなことがない。
酒など飲んでもロクなことがない。
酒など飲んでもロクなことがない。
...。
そう、酒を無意味に飲んで一瞬の快楽を得るくらいならば、英会話に時間を費やしたり、そのお金を貯金回したりしてた方が圧倒的に有意義だ。
それは、絶対に間違いない。
おいらだって、20代の頃に酒を飲まずに蓄財に励み、株式をきちんと買っていたら、今の倍以上の資産を保有していたと断言できる。
だけど、酒が完全にダメな禁止薬物に近いものかと言われると、それも少し違う気がする。
人にもよると思うが、酒は単純にまあまあ旨い。
酔うためだけの第三のビールや、ガソリンを入れるような容器に入った安物の焼酎は別として、探せば安くてもそこそこ旨い酒というのはある。
広島の酒造が作っている、達磨焼酎というメーカーの焼酎が昔あったが、トウモロコシなどの雑穀から作っているので値段は安いが、まあまあ旨かったのを記憶している。
ほかにも、探せば案外安くて旨い酒はある。
よなよなエールには大分劣ってしまうが、キリンのグリーンラベルも発泡酒だが普通に旨いと思う。
ある程度自分が旨いと感じられる酒を料理と一緒に楽しむのは、大人にしか出来ない楽しみのひとつなので、たまに嗜むのは全然悪くないと思う。
一番最悪な酒の飲み方は、酒だけを延々と飲むような飲み方だ。それも度数の濃い酒を。
種類でいうと安い日本酒が最悪だろう。
昔、一人で入った居酒屋でクソ安い日本酒を飲みまくっていたら、気が付くと家のベッドの上に瞬間移動していたという恐ろしい経験をしたことがある。
財布の中を確かめてみると、2万円くらい入っていたはずなのに、残額が500になっていた。
どう考えても計算が合わなかったんだが...。
ほかにも、学生時代に友人が安物の日本酒を一升瓶で一気飲みした結果、丸1日眠りから覚めなかったという出来事もあった。
安物の日本酒が持つ破壊力を舐めてはいけない。
おいらが様々な人に実際にリサーチした結果によると、酒にまつわる悲惨な思い出には、結構な確率で安い日本酒が絡んでいるのだ。
まあ、それは焼酎や洋酒でも同じだが。
...。
ー安い酒をしこたま飲まないー
そのルールさえ守れば、酒は料理の味を引き立ててくれるし、時には気分をリラックスさせてもくれるので、そんなに悪い人生のパートナーではないと思う。
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昔、オーガニック食品のことを書いてある本で、世界で最も長寿者が多いと言われているイタリアのトスカーナ地方では、夕刻になると近所の人々が集まってワインを飲みながら食事をする習慣があるという記載を見た記憶がある。※トスカーナだったと思う。
その本によれば、気の合った者同士で会話をすることによりストレスが発散され、適度に接種するワインのアルコールが血流をよくするため、結果として健康が維持されると書いてあったような気がする。
確かに、気の合う友達同士で会話をしながら食事をすると、ストレスが発散されるというのは間違いないし、適度なアルコールが体をリラックスさせる効果があるというのも、飲む人の体質にもよるがある程度確かな事実だ。
ということはだ、やはり前述した「飲みにケーション」は最悪だという結論になる。
気の合わないオッサンたち(おいら含む)と、適度でないアルコールを摂取する飲み会という場は、若者たちに過度なストレスを与え、彼らの命を縮めている可能性さえあると言っていい。
よし、断ろう!!明日は絶対にネクタイを締めたオッサンたちとの飲み会を断ろう!!
...。
サラリーマンはだるいぜ...。
株で夢をかなえよう
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