転職市場の活況はいまだに衰える気配がなく、人手不足問題に喘ぐ企業たちは採用難に直面して疲弊している。
今の転職市場の環境は慢性的な人手不足によって売り手市場が完成しているので、今後もかなりこの状態が長期間続くと考えられる。
そのため、これから転職をしようという人にとっては、非常に恵まれた環境になていると言ってもいいだろう。
しかし、転職をすると誰もが成功するかというと、決してそうではなくて、実際自分の友人にも過去転職に失敗して苦労している者もいた。
たまたま転職した先がブラック企業だった人ってパターンだったね、その友人の場合は。
転職に失敗した場合、再度会社を辞めて職を探すハメになる場合もあり、金銭的な面でもかなり苦労する。
求職期間が長くなればなるほど、当然お金が減っていき、生活も苦しくなっていくからだ。
転職活動をするうえで、お金の問題はかなり重要となってくる。
なぜなら、自分が望む転職先を探せるかどうかは、転職活動を行う期間に心の余裕があるかどうかも影響してくるからだ。
転職をするのであれば、もちろん1社目でうまく自分が希望する先に入れることが望ましい。
その場合は、前職の給与と転職先の給与が貰えるタイミングがそこまで離れないため、金銭的に困窮することは少ないだろう。
しかし、万が一転職に失敗してしまい、早々に退職して再度仕事を探すことになった場合は、お金の問題が大きく影響を及ぼしてくる。
最悪な職場であっても我慢できるのであれば話は別だが、超ブラック企業に運悪く転職してしまった場合、日常の仕事で疲れすぎて転職活動をする暇もないといったケースもある。
なので、結局は退職してから求職活動を開始するというハメになるケースもある。
そういった際に、貯金が僅かだったりした場合、毎日減っていく口座残高を眺めながら深く溜息をつくことになる。
そして、溜息をつくくらいならいいが、最悪の場合は貯金が底をついてしまい生活が立ち行かなくなるといったリスクもある。
そういったケースを防止するためには、きちんと貯金をしておくのはもちろん、それ自体が不労所得を生む資産を保有しておくという方法もある。
例えば、株式の配当金が年間50万円くらい入ってくる場合、月々に換算すると4万円になる。
月々4万円の収入があるのとないのでは、精神的な余裕がかなり違う。
公共料金を支払うには十分な金額だし、全額を充てれば家賃の大部分を支払えるくらいの金額だからね。
月々50万円の配当金を得ようと思ったら、配当利回り5%で計算して約1000万円程度の金融資産が必要となる。
リートや配当利回りの高い外国株を混ぜれば、800万~900万円くらいでも可能な金額だ。
これを半分くらいにして400~500万程度の株式でも、月々2万円程度の配当金が入ってくる状態にすることは可能だ。
はっきり言って、月々2万円程度の収入が入ってくるだけでも精神面にはかなりいい影響があるだろう。
「何もしなくてもお金が入ってくる状態」と「ずっとお金だけが出ていく状態」では、やはり前者の方が気持ち面で全然違うからね。
職が無い状態で毎日お金が減っていくのを想像したら分かると思うのだが、それは相当にハードな状況だ。
お金というのはこの資本主義社会では生きるために絶対不可欠なものなので、そのお金が底をつくということは、経済的な面では死を意味するからね。
なので、転職をしようと動く際には、出来るだけ「お金の不安」を払拭しておく必要がある。
その方法の一つが、不労所得を生む資産を保有しておく、という方法だ。
これは個人的な見解だが、転職活動を行う際は現金を出来るだけ多めに持っておく方がいいように思う。
「不労所得がいるんじゃないの?」
と思われる方もいるかもしれないが、それは比率の問題で、心が不安定になりやすい転職活動時や求職活動時には、やはり数か月分~1年分くらいの生活費くらいの現金を持っておく必要があるだろう。
株式などの金融資産の場合は、本日の日本株のように金額が目減りしてしまうことが多い。
そのため、株式などのリスク資産の保有比率が高いと、いきなり○○ショックで株価が下落した場合、心に余分な負担をかけてしまう可能性が高い。
その場合、「やっぱり転職やめておくか...」などと、自分の気持ちとは正反対の行動をとってしまう可能性が高い。
なので、出来るだけ現金を持っておき、心がぶれない状態にしておくことも大切だと思うのだ。
まあ、転職するにしても、求職をするにしても、常にお金の問題がついて回ってくるので、事前に十分な準備をしておくことは重要なんだろうね。
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