「ちょっとスタバ行ってくる」
そう言って彼女が部屋を出たきり帰ってこなくなり、LINEもブロックされてしまったという友人が随分以前にいたのだが(俺ではない笑)、スタバことスターバックスは我々日本人の生活にすっかり溶け込んでいる。
スターバックスの凄いところは、特に高くもない値段設定で高品質なコーヒーなどの飲料を提供し、さらには非常にリラックスできる作業空間を人々に提供しているところだ。
スターバックスに行くと、よく意識高い系の人々がマックを開いて作業をしている光景を目にするのだが、意識高い系とマックとスタバはもはや日本のカフェの代名詞的存在になっている。
自分も、マックではないPCをもってスタバで作業をしてみたことがあるのだが、実際スタバで作業をすると何故か作業がはかどりやすい。
スタバではリラックスできるような音楽が流れて入り、照明も間接照明のようなものが使われていたり、絵が壁に飾ってあったりするので、そういった要素が適度な人々のざわめきと混じり合って作業に集中できるような環境になっているのだろう。
そんな国民の作業場であり、リラックスできるスペースであるスタバが緊急事態宣言が全国に拡充して発令されたことにより、13都道府県での営業を臨時休業するという。
ところで、スタバは米国株式市場に上場しているグロース株で、個人投資家であっても証券会社で口座を作れば買うことが出来ることは意外と知られていない。
スターバックスは世界中で事業を展開しているグローバル企業で、米国以外にも日本や中国など様々な国々で店舗を展開し、世界中で愛されている企業なのだ。
以前、イタリアでスターバックスが出店することが問題となっていたが、そんなことが話題になるほど、カフェと言えばスタバと世界中で認識されているのだ。
そんなスタバの業績についてだが、今回の新型コロナウイルスの問題で日本における13都道府県で臨時休業を決定したことからも分かる通り、世界中で店舗を休業せざるを得ないような状況に追い込まれてしまっている。
そのため、今後発表される業績はネガティブなものになる可能性が高く、その状態が長期化すれば当然のことながら株価にもかなりのダメージが出るだろう。
ただ、スタバはすでに強力なブランド力を保持している他に替えの効かない企業なので、株価が下がりすぎればそれは投資のタイミングなのかもしれないね。
さて、今現在は日本全国に緊急事態宣言が拡充されたことで、さすがに自粛ムードが高まり多くの人々が家に引きこもるケースが増える可能性が高い。
そのため、コロナは終息する可能性もあるのだが、日本企業の場合、リモートワークに対応しきれていないケースが多いので、出勤するサラリーマンたちの数が劇的に減るのかというとそこは疑問が残るところだ。
新型コロナウイルスに関しては、治療薬が開発されていない現状では、人々の外出を制限して封じ込めるしかない状況だ。
なので、今後緊急事態宣言が全都道府県に向けて発令されたことで人々の外出が収まり、物理的に新型コロナウイルスが封じ込められることを期待するしかない。
今後、コロナウイルスが終息しない場合は、スタバだけではなく日本のほとんどすべての企業に甚大な影響を及ぼすことになる。
そうなった場合、多くのサラリーマンたちがリストラされたり、そもそも社会機能がマヒしてしまったりで日本という国が崩壊してしまう可能性があるので、非常にストレスは貯まるし経済は一時的にストップしてしまうのだが、もうこれは自粛するしかない。
アフターコロナの世界が一体どのようになるのかは分からないが、取り合えず今できることを我々はやっていくしかないんだろうね。
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