消費者金融などの借金を利用する人の精神状態や経済状況はそれぞれなのだが、そういった借金を利用する場合に共通しているのは、「お金に困っている」という状況だろう。
多くの人々が消費者金融などの借金を利用しているのだが、その理由は「必要なお金が手元にない」からで、そのために一般的なローンなどと比べて極めて高い利息を支払ってまでもそういった借金を利用するのだ。
その後、そういった借金の利用が一度で終わればいいのだが、一度消費者金融などの借金を利用した人の場合、その後も何度も消費者金融や銀行のカードローンなど、様々な媒体で借金をするケースが多いので、結果として最終的に自己破産まで追い込まれてしまうこともある。
というのも、消費者金融や銀行カードローン、それからクレジットカードのキャッシングなど、そういった借金を非常に利用しやすい環境がここ日本では整っているからだ。
例えば街にも消費者金融のATMはたくさんあるし、今やどこの銀行でも銀行カードローンをやっているし、クレジットカードを利用すればキャッシング機能は誰にでも使うことが可能だ。
このような環境が整っているため、ここ日本においてはこういった高利息の借金が非常に利用しやすいのだ。
今現在進行形で、コロナショックによる金融市場の大混乱が起こっていて、その影響で各種資産の価格がこれまでにないほどのスピードで値下がりしてしまっている。
そのような環境下においては、多くの資産がもはやゴミくずのような価値まで暴落してしまうことも多く、そのために多くの投資家たちの資産がドロドロに溶けてしまっている状態だ。
この場合、余裕資金で資産運用をやっているのであればよいのだが、そうではなくて生活資金まで株式などの資産に突っ込んでいる人の場合、本当に自己破産状態になってしまうケースもある。
現物であればそうなる可能性は低いと思うのだが、レバレッジをかけた取引をしていた場合、追証がかかって本当に資産がすべて吹っ飛んでしまう可能性もあるだろう。
そういった悲劇的な事態に見舞われてしまうと、生活するための資金さえなくなってしまい、急場をしのぐために消費者金融でお金を借りるという、通常時では考えられない行動をとってしまう可能性すらある。
自己破産に向かう崩壊への入口は、大体そういったところから始まるので、投資をする上での資金管理、つまりはどれだけの資金を資産運用に回すのかについてはよく考えておきたいところだ。
ところで、消費者金融や銀行カードローンなどで借金をする人たちの中には、「遊びやレジャー」のためにそれらの借金を利用する人というのが一定数存在する。
例えば、パチンコや競馬などのギャンブルがやりたいからそれらの借金を借りてみたり、ブランド物が欲しいから消費者金融などを利用するなど、通常では考えられないような目的でそれらの借金を利用する人が一定数存在しているのだ。
そういったケースになると、もはや借金で借金を返済する、いわゆる自転車操業状態に突入してしまう可能性もあるのだが、そうなってしまってはもはや手遅れでしかない。
なので、きちんと自分自身にとって本当に必要な生活資金がいくらで、自分自身は何にお金を使うべきなのか、という点については真剣に考えておく必要があるだろう。
というのも、自分自身が本当に必要としている生活資金の額を知ることは、自分自身の経済状態を崩壊させないということに繋がるからだ。
例えば、1月に自分が必要としている生活費が15万円くらいであるということが正確に把握できていれば、その人は無駄な消費をして消費者金融などの借金にまで手を出してしまう、ということになる可能性は低いだろう。
お金の管理については、間違ってしまった場合最終的には自分にツケが返ってきて誰も助けてくれなくなるので、この辺りのことについてはきちんと取り組んでおきたいところだね。
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