冒頭の画像の人物は、似ていないかもしれないがソフトバンクGの孫正義会長で、彼クラスになると副業など全くする必要はないが、我々サラリーマンの場合は副業はもはや避けては通れない道になっている感がある。
というのも、最近の雇用環境を見ているとよく分かると思うのだが、もはや年功序列も終身雇用も完全崩壊していて、超大企業のトヨタ自動車の社長が「終身雇用はもう無理です」と宣言していることからも、日本の雇用環境が激変していることがよく分かるだろう。
それがどういうことを意味するかというと、もはやサラリーマンであっても自分自身で稼ぐ能力を多少は身に付けておかないと厳しい世の中になってきているということで、本業の給与所得もいつまでも当てにはできない、ということだ。
日本のサラリーマンの賃金は世界基準で見てみると、驚異的なくらい伸びておらず、それどころかむしろ下がっている。
それでも日本人が普通に生活できているのは「円」という通貨の価値が高いことと、日本がデフレ状態で物価が上がらなくなっていたおかげだ。
しかし、最近ではインフレも進み、さらには円の価値にも「?」がつくような場面が為替市場で見られることもあるので、将来的には本業の給与だけでは生活が出来なくなる時代がくるかもしれない。
そんな時代に備えて、例えサラリーマンであっても副業はやるべきなのだが、サラリーマンをやりながらできる副業は意外に少ない。
サラリーマンという商売は、いわば時間を会社に売ることによりお金をもらうというシステムなのだが、副業でもこれと同じことをやるのは少し厳しい。
というのも、日本の一般的なサラリーマンの場合、平日は朝夜と満員電車に揺られ、さらにはオフィスでストレスまみれになっているため、家に帰ってきた時点でくたくたになっているからだ。
そんな状態で平日にコンビニバイトをしたりしていたら倒れてしまうだろう。
なので、時間の切り売りをするのであれば土日に派遣のバイトなどをする方法が考えられるが、それもまあ、しんどいケースが多い。
副業で一番優先すべきなのは、「お金を稼ぐ」ことなのだが、それと同じかそれ以上に重要なのが、「時間を効率的に使えるか」という点だ。
時間を効率的に使える副業とは、つまりは隙間時間などで自分で自由に時間配分を決められる仕事のことで、クラウドワークやブログ、ユーチューブ、特技を生かした仕事などが挙げられる。
そういった仕事を見つけることが、サラリーマンが副業で成功するキーポイントになるだろう。
若いころから副業に取り組むメリットはいくつかあるのだが、やはり最も重要なのは若いうちから副業に取り組むと経験値の面で「複利」の力が働くという点だろう。
例えば、ブログを昔からやっている人というのは、別のメディアでも成功している例が多いことからも分かるとおり、経験値が多いと「強くてニューゲーム」状態になることができ、ほかのジャンルの副業でもその経験を生かすことが出来る。
なので、できるかぎり早くから様々な副業にチャレンジをし、経験値を積みまくった方がいいのだ。
転売をやりまくっている人であれば、その経験値を生かしてブログで情報発信したり、有料Noteを売ったりと、様々なマネタイズ方法が開けてくるように、経験値というものはお金以上に複利方式が効いてくる。
なので、できる限りは副業に興味があるのであれば早めに何か一つチャレンジをし、だめだったらまた別のことをするなど、経験値をひたすら積み上げていくことが重要だ。
副業で培った経験は本業にもフィードバックすることが出来るケースもあるので、これはやらない理由がないように思う。
ただ、まだまだ日本人には副業は浸透はしないんだろうね...。
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