「ねえ、あなた、もうあの砂漠に置いてある車乗らないから売っちゃいましょうよ」
「うーん、でも中古車屋でも引き取ってくれないようなボロ車だぞ?」
「大丈夫よ、メルカリで出品すれば、きっと買ってくれる人がいるはずだわ」
こんな感じで、最近はいらなくなったものをメルカリで売る人が増殖しまくっているらしい。
ちなみに、メルカリはマジで車も売っているほどラインナップが豊富で、個人がとにかく自由にいらない物を出品しまくっているので、逆にメルカリで売っていないものを探す方が難しいという状態になっている。
そんなメルカリだが、最近は単に個人がいらなくなった不用品を売るだけではなく、自分で商品を仕入れて転売する人たちが増えてきていて、一人あたりの月の売り上げは約1.7万円程度だったとメルカリのプレスリリースで発表されていた。
一番売上高が高い層は60歳以上の男性で31960円だという。
「そんなにみんなメルカリ使ってるのか...」
メルカリの日本国内総ダウンロード数は7100万を超えているらしいので、すでにネットのフリマ市場と呼ぶよりかは、メルカリ市場と呼んだほうがしっくりとくるような気がする。
なので、頻繁に商品を出品しても買い手がいて、月々のコンスタントな収入源とすることが出来るのだろう。
メルカリのプレスリリースにも書かれていたが、1.7万円というと月々の光熱費と同じくらいの金額なので、副業収入としては一応成立しているように思われる。
ただし、素人が単に不用品を出品している場合は、商品の元値を差し引くとマイナスかよくて少しプラスくらいの儲けだと思われる。
一方で、本格的にメルカリで副業をやっている人の場合は、月に10万円以上の売り上げがある人もざらにいて、猛者になると100万円以上も売り上げる人がいるという。
そこまでいくと、副業というよりかは転売業者と言ってもいいかもしれないが、とにかく市場がすでに形成されているので、10万~100万単位の売り上げ高を計上する個人も増え続けているようだ。
ほかにも、セドリといって、「メルカリで買った物をもっと高い値段でメルカリで売る」みたいなことをする人も現れている。
中古品の場合は市場価値を理解している人と、全く理解できていない人の間に価値の相違が生まれるので、そういった取引が成立するのだろう。
マニアックな趣味に関する商品の場合、一般的に理解されている価値と実際の市場価値がかなり大きく相違する場合があるからね。
ところで、メルカリでは商品の売上高にも性別・年代別に相違があるようで、1番売上高の多い商品はそれぞれの年代別で下記の通りとなっている。
<男性>
・10代:トレーディングカード
・20代:トレーディングカード
・30代:アウター・ジャケット
・40代:アウター・ジャケット
・50代:時計
・60代以上:PC・タブレット
<女性>
・10代:タレントグッズ
・20代:おもちゃ
・30代:バッグ
・40代:バッグ
・50代:バッグ
・60代:バッグ
こんな感じらしいが、男性の60代以上がPCやタブレットを売るっていうのは意外だね。60代以上の男性の方が若い年代よりも頻繁にPCやタブレットを買いかえるということなんだろうか?
女性のほうでは20代の「おもちゃ」が何なのか気になるね...。30代~60代までがバックで統一されているのは、ある意味なるほどと頷ける。
こんな感じで様々な商品が転売されまくっているメルカリだが、副業で実際にやるとなると儲かるのかということについて考えていこうか。
おいらの感覚では、恐らく工夫をすれば儲かるんだろうが、商品発送の手間や在庫の売れ残りなんかを考えると、本格的にやる方と転売が本当に好きな方以外には少しハードルが高いように思う。
月に1~2万の利益であればコンスタントに出せるかもしれないが、5万~10万となるとかなり手間がかかったり、商品の仕入れルートの確保が必要なのではないだろうか。
この間、近くの某大型リサイクル店に行ったときに置いてあったPCの値段をメルカリで調べてみたのだが、出品費用を差し引いてギリギリでプラスとなるくらいの値段だった。
目利きができる人であれば色々な店舗を回ってお値打ち品を見つけることが出来るのかもしれないが、サラリーマンが毎週それをやるとなると少し効率が悪いような気がするね。
なので、おいらがもしもやるのであれば、あくまでサブの副業みたいな感じで、本当に確実に高く売れる品を見つけた時にだけ利用する感じだろうね。
まあ、そんな感じの感想なんだが、セドリに代表される中古品の販売はおいらはあまりやったことがないので、色々と上手くやる方法があるのかもしれない。
メルカリに限らず、最近は個人でも大規模な物販を可能にするサービスが昔からあるヤフオク以外にもかなり出てきているので、店舗を持たずにそういった商売を個人が簡単にできちゃうんだろうね。
そう考えると、やはりインターネットをみんなが当たり前に利用するようになった現代の日本は、ひと昔前の時代よりもチャンスに溢れているように思えてくる。
誰の許可も得る必要がなく、個人が自由に商品を販売できるなんて、卸問屋が物品の流通を牛耳っていた時代には考えられないことだからね。
なので、興味のある人は是非チャレンジしてみた方がいいと思う。
人によっては、おいらがやっているPCを使ったアフィリエイトサービスなんかよりも、実際に商品をやりとりするメルカリを使った副業の方が向いている、という方もいるだろうからね。
学生の方で興味がある方はアルバイトをするよりも、自分で商品を仕入れてきてメルカリで売りまくることを覚えた方が、就職活動なんかでもアピールしやすいだろう。
「毎月、深田恭子の写真集をメルカリで売って10万円稼いでいました。その分野に関しては僕はプロです」
みたいな奴の方が、普通の学生の数十倍のインパクトがあるからね笑。
なんにせよ、メルカリはすでに日本国内では完全に市民権を得ているので、一度は利用しておいた方がいいサービスだと思うね。
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