Categories: 雑記

【小僧寿し】小僧寿しが2300店舗→243店舗に縮小で経営危機に!!

小僧寿しチェーンといえば、おいらくらいの世代の人には結構馴染みが深く、昔は親が小僧寿しで買ってきた寿司を食うのを楽しみにしていたものだ。

小僧寿しに寿司を買いにいくと、夕暮れ時なんかは結構込んでいて、寿司を買うのに並んでいた記憶もある。

小僧寿しはどこの町でも1店舗はあり、寿司を安く食いたい人々のニーズを満たしていた。

しかし、そんな小僧寿しチェーンの姿を最近ではあまり見かけなくなった。

というのも、最近は回転寿司が全盛を極め、スーパーなんかでも品質が高い寿司が売られているため、小僧寿しの需要が縮小してしまっているのだ。

そんな小僧寿しだが、なんと債務超過に陥っており、企業として存続できるかどうかの瀬戸際にあるとのことだ。

全盛期は約2300店舗を展開していたが、現在は243店舗まで縮小しており、2014年にラーメン事業に進出したが2年で撤退を強いられるなど、相当苦しい状況に追い込まれている。

FNNのニュースでは、街行く人々にインタビューを行い、下記のような回答を得ている。

「回転ずしは寿司以外のものもあるので、ファミリーでも入りやすい」

「コンビニやスーパーで買った方が便利で早い」

昔は持ち帰り寿司は小僧寿しの専売特許みたいなものだったが、今ではスーパーなどの競合が力をつけ、おまけに回転寿司が爆発的な人気を誇っているので、もはや突破口を見つけるのが相当困難な状況となってしまっているのだ。

これは小僧寿しだけの問題ではなく、個人経営の寿司屋も店を閉めまくっていて、回転寿司等との競争がいかに厳しいかを物語っている。

最近の回転寿司は、昔のロボットに握らせているパチものみたいな寿司ではなく、きちんと職人が握っている場合も多いので、そういった店舗は個人経営の寿司店の顧客を奪っている可能性がある。

くら寿司やスシローに行く顧客と、カウンターの寿司屋の顧客はさすがに被らない場合が多いと思うのだが、寿司職人に握らせている回転寿司屋の場合、大衆店的な寿司屋とクオリティーが変わらないものを出すからね。

しかも、仕入れや材料の保存等を工夫している分、個人経営の店よりも安く寿司を提供できるので、賃金が上がらない最近の世の中では「回転寿司で十分」となってしまうのだろう。

こういった一連の流れを受けて、小僧寿しの株価も瀕死状態で、ここ1年で株価は約半分の50円まで下落してしまっている。

小僧寿しチェーンは馴染みの深い店なので、出来れば存続してほしいが、回転寿司屋やスーパー等の利便性を考えると、今後の経営はかなり苦しいように思う。

そのため、株価の方も瀕死寸前の企業によくあるように、激しく上下する場面もあるだろうが、おいらは参戦したりはしない方がいいと思っている。

どこかかが買収する等のニュースが出れば、大きく株価は上昇するかもしれないが、今のところはそんな情報は聞こえてこないからね。

株で夢をかなえよう

※小僧寿しを食べたことのある方は、下記のボタンを猛プッシュして欲しい!!また、回転寿司好きも猛プッシュを頼む!!その他の方は、押さなくてもいい。

にほんブログ村

サラリーマン投資家ランキング

かぶまくら