住宅ローンや自動車ローンは、我々が生活を送っていくうえで、場合によったら必要不可欠だと言える借金だ。
住宅ローンの場合は、ライフサイクルの中でどうしても持ち家が欲しくなる、という方は非常に多く、そのため多くの金融機関が住宅購入の手段として住宅ローンを用意している。
住宅ローンの場合は数千万円の借金になるケースが多いのだが、「家賃を支払うよりは持ち家に支払った方がマシ」といった感じで皆住宅ローンを組むのだ。
また、自動車にしても家族が増えた場合や、地方で暮らす場合などはどうしても必要になるケースがあり、その場合は自動車DLや金融機関が提供する自動車ローンを利用するのだ。
そうしたローンに共通しているのは、長期のローンで、ある程度大きな金額だということだ。
そのため、返済を計画的に立てて、毎月きちんと返済し続けていく必要がある。
長期的な返済計画を立てるためには、自分自身の今の収入だけではなく、将来的な収入の見立てを正確に行うことが重要で、特に収入を会社の給与だけに依存しているサラリーマンはこの点に注意をしないといけない。
というのも、万が一会社が倒産してしまったり、自分自身がリストラに遭ってしまったら、きっちんと立てた「返済計画」が完全に狂ってしまうからだ。
住宅ローンや自動車ローンの返済計画が狂ったとしても、即自己破産に追い込まれるわけではないが、複数の借金の返済が同時に滞った場合、その人の経済状況が破綻の危機に追い込まれるのは事実だ。
というのも、ローンというのものは返済が滞り続けると、消費者金融やカードローンと一緒で金利が利息に雪だるま式に組み込まれ、どんどん借金が増えていくからだ。
そのため、最悪のケースでは、例えばせっかく住宅ローンを組んで返済計画を立てて買ったマイホームを手放さなくてはいけない事態になってしまう可能性がある。
例えば、想像して欲しいのだが、最近の日本では突如として会社が傾いたり、リストラのターゲットになってしまうことというのが多々ある。
そういったケースで運悪く当事者になってしまった場合、月々のローン返済どころか、生活をしていくことさえ厳しくなってしまう。
その場合、自分には一体どのような行動が取れるのか、そう考えるだけでもゾッとする方が多いのではないだろうか?
住宅ローンや自動車ローンは確かに必要なローンとなるケースもあるだろうが、無理な返済計画だけは絶対に立ててはいけない。
というのも、その場合、前項で書いたような不測の事態が起こってしまったとき、対処のしようがなくなってしまうからだ。
例えば、生活資金を貯金などで全く確保せず、ローンの返済だけで家計がパンパンになってしまった場合、ブラックスワン的に前項で書いたような状態が発生してしまうと、即持ち家を手放さなくてはなくなる、という可能性だってある。
しかし、ある程度の余裕があれば、対処策を講じることも可能だろう。
生活資金というのは、順調に収入を得ているときには忘れがちだが、収入が途絶えると一気に減ってしまうものなので、ある程度余裕をもって確保しておくことが重要だ。
そうした状態を作ったうえで、さらに余裕を持った返済計画を立てておくことで、いざ不測の事態が発生したときに冷静に判断して行動することが可能になってくるだろう。
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