銀行カードローンは気軽に利用出来るローンで、特に用途制限が定められていないため、気軽にそれを利用する人が多い。
というのも、銀行カードローンの審査は通常のローンよりも緩いので、多くの人々が銀行カードローンという媒体を使って借金をすることが可能だからだ。
なかには、銀行カードローンを使って旅行の費用に充てたり、服を買ったり、それくらいならいいのだが、ギャンブルに使う費用にローンを使ってしまう人もいる。
しかし、多くの人が気が付いていないのだが、銀行カードローンの金利はかなりの高利が設定されている。
というのも、審査を緩くしてあるぶん、貸し倒れ等のリスクがあるので、どうしても金利を高く設定してバランスを取る必要があるからだ。
そのため、銀行カードローンを借りて借金をし続け、返済が滞るように鳴ってしまった場合などはかなりしんどい思いをすることになる。
というのも、一度銀行カードローンの返済が滞ってしまうと、利子が元本に組み込まれてしまい、それを何度も繰り返していると雪だるま式に借金が膨らんでしまうからだ。
人生の中で「遊び」というのは非常に大切で、遊びにかけた費用が「楽しさ」を生み出すのであれば、それは人生を豊かにする素晴らしいお金の使い方だと言っていいだろう。
しかし、そのお金が自分のものではなく、借りた借金だったら話は別だ。
例えば、前述したように銀行カードローンで借りたお金を使って遊びに行ったり、ギャンブルをしたりする場合、それは単に楽しさを前借りしているだけだと言っていいだろう。
そして、そのお金には利息という恐ろしい借金増幅装置が設置されているため、借りれば借りるほど首がしまっていってしまう。
一方で、そういった遊びにお金を使わず、コツコツと節約をして資産を買った場合、それは借金増幅装置とは逆の資産増幅装置になる可能性がある。
というのも、株式や不動産等の資産は時間が経過するにつれて価値が上がったり、配当金や家賃収入などのインカムゲインを投資家にもたらしてくれるからだ。
なので、単純に考えれば欲望のおもむくままに銀行カードローンなどの借金を利用して遊ぶのではなく、資産を買うためにコツコツと借金をしたほうが遥かに経済的合理性が高いのだ。
また、借金をするにしても不動産を買うためのローンを組み、借金で利益を生み出すようなお金の使いかたをするべきだろう。
もちろん、銀行カードローンを利用して急場の資金を借りたり、どうしても生活が苦しくてスポットで利用する、という使い方であれば致し方ないとは思う。
しかし、前述したような遊びや旅行、それからギャンブルなどに使うのはやめておいたほうがいいだろう。
というのも、欲望というものは一度満たしたとしても時間が経過すれば無限に湧いてくるものなので、その場は銀行カードローンで借りたお金で遊んで満足したとしても、時間が経過すればまたお金を借りて遊びたくなる。
そうなってしまうと、無限にお金を借りて遊ぶ構造が完成してしまい、やがては借金が返済できなくなってしまい、自己破産状態に陥ってしまうのだ。
そういった事態を避けるためには、やはり自分自身をコントロールし、遊びのためにお金おを借りるような行為は慎むべきだろう。
むしろ、それとは逆にお金を貯めてお金がお金を生み出すようなシステムを完成させ、借金に頼らなくてすむような状態を作りだすべきだろう。
最初はしんどいかもしれないが、最終的にはそのほうがずっと人生を楽に生きていくことが出来るからね。
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