本日、米中貿易戦争の悪化を懸念してか、円が久しぶりに1ドル104円台まで円高が進行し、多くのFX投資家や株式投資家が悲鳴を上げる場面があった。
というのも、FX投資家はドル/円ペアで大きな金額を賭けていたり、株式投資家は為替が円高に振れることによって株価が暴落する輸出企業の株式を大量に保有しているケースがあるからだ。
為替のマーケットというのは株式市場のマーケットを遥かに凌ぐほど巨大な市場なので、なかなか一方向にだけ価格が動き続けるということはないが、まれに一気に円高が進んだりと極端な動きをする。
マーケットが大きく動けば、FX投資家たちは25倍のフルレバレッジを利用していて予測が的中すれば、大きな利益を得ることが出来る。
一方で、フルレバレッジで賭けている状態で何度も負けが込んでくると、徐々に冷静な判断を失っていき、最悪の場合は強制ロスカットまで追い込まれることになる。
ここのところ、為替が大きく円高に動くなど、一方向に為替が動くことも多いが、きっとそんな動きに便乗しようとして死亡した投資家も数多くいるだろう。
そういったケースを防止するためには、一体どうしたらいいのだろうか?
FXで大きく賭けて死亡しないためには、レバレッジを低めに設定することが最も効果的だろう。
というのも、証拠金をよほど大量に突っ込まない限りは、レバレッジ低めで取引をやったとしてもそこまで大きな金額は動かないので、損をしても大した額にはならないし、買ったとしても金額が証拠金に対して大きくないので冷静に投資を続けることが出来るからだ。
しかし、レバレッジを高めに設定した瞬間、少し勝ち続けると、「あれ、このまま億いくんぢゃね?」と気が大きくなり、その結果無限敗北コンボを記録して退場まで追い込まれるのはFXで負ける定番コースだ。
レバレッジとは、テコの原理を指した金融用語で、要するに自分の持ち金の何倍ものお金を動かすということなので、それだけリスクが大きくなるということは覚えておいた方がいいだろう。
こういう値動きの激しいBOX相場で熱くなって取引を続けると、スマホ画面の向こうであなたを狙っているロンドン時間のディーラーにフルボッコされることになるからね。
為替が今後どうなるのかについてだが、米中貿易戦争が終息に向かえば円安になるだろうし、さらに悪化すれば円高になるだろう。
これくらいのことは、今相場を眺めている人なら誰でもわかることなのだが、やはり米中貿易戦争が為替や市場に及ぼす影響はとてつもなくでかい。
ということは、トランプ大統領はツイッターを更新するだけで、無数の人間が参加する為替マーケットや株式マーケットを動かすことが出来るということだ。
ツイッターはネット上に存在する単なる言葉の拡散機にすぎないのだが、逆に考えると言葉だけでそこまで「お金」を操れることを考えると寒気がするね。
一国の大統領とはいえ、「言葉」だけで価格を大きく動かすことが出来る「お金」は実際のところはあんまり価値がないのかもしれないね。
ただ、金本位制が採用されていて、ドル紙幣の価値が金で担保されていれば、おそらくここまでマーケットは動かないんだろうな...と思う。
まあ、ドルの発行量と地球上に存在する金の埋蔵量を考慮すると、もうそんなことは不可能なんだけど。
将来的に食料が不足することを考えれば、円の価値を米で担保する形にすれば、食料自給率も上がって結構面白いかもしれない、と思うね。
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