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30代の未婚率と結婚できない男の末路を考えて恐怖する夜

30代の未婚率と結婚できない男の末路を考えて恐怖する夜

「いくなあああああああ、いかないでくれえええええええええ!!!」

はっと目を覚ますと、そこは薄暗い築20年の木造アパートの1室だった。

最近、リアルに以前付き合っていた元彼達の夢を見る。

夢のパターンは大体決まっていて、生殖行為をした後に、彼女たちが私の部屋から去っていき、私は必死でそれを引き留めるが、ドアがバタンと閉まってしまい、最後は一人ぼっちになってしまう。

「いくなああああああああああ、いかないでくれええええええええ!!!」

必死でそう叫んでも、隣の住民から苦情がくるだけなので、何とか正気に戻ろうと思い、お湯を沸かして苦いブラックコーヒーを作り、口に含む。

「大丈夫さ、最近は晩婚化が進んでいるから、僕みたいな人もいっぱいいるさ」

最近は晩婚化が進んでおり、自分と同じ30代後半の男性であっても未婚の人は多いらしい。

そう、同志はいっぱいいるから心配することなんてないのさ。

少し安心して、30代の未婚率を調べてみる。

その結果、30代後半での未婚率は約35%程度だということが判明した。

「あれ...もしかして、わし、レアキャラになりそう?」

その瞬間、凄まじい恐怖が私の体を包み込んだ。

40代で未婚だと生涯独身の可能性が高い

40代で未婚の場合、生涯独身の可能性が高いです、グッドラック。

そんな恐ろしい情報を目にしたのだが、40代前半男性の未婚率が約29%程度で、生涯未婚率が23%なので、40代前半の時点で独身だという時点で生涯未婚層の中に入ってしまう可能性が高い。

「こわい、こわいいいいいいいいい」

ということは、自分もこのままいくと生涯未婚となってしまう可能性がある。

「こわい、こわいいいいいいいいい」

数字を見て自分が置かれている環境を把握し、急に恐怖がこみ上げてきたので、自分を落ち着かせるために、このまま未婚でいった場合何がヤバいのかを書き出してみた。

・孤独死する可能性がある

・遺伝子を残せない可能性がある

ほかにも色々あるのだが、大きく分けるとこの2点が私がこのまま未婚で人生を歩んだ場合に起こり得る悲劇だ。

まず、孤独死に関してだが、身寄りもなく一人ぼっちでワンルームマンションの1室で死亡するという可能性は十分にあり得る。

その場合、多分私は河童のミイラみたいになっているはずだ。

そして、自分の遺伝子を残せないという致命的なリスクが存在するのも事実だ。人間も何やかんやで動物なので、遺伝子を残すというのは本能的な欲求だ。

その欲求を満たせないまま死の瞬間を迎えた場合、凄まじく後悔することになる可能性がある。

「結婚、結婚しとけばよかった...」

断末魔の一言が、そんな感じのセリフとなってしまったら...。

「こわい、こわいいいいいいいいいい!!!!」

30代後半から婚活は難しくなってくる

怖がっていてばかりいても仕方がないので、30代後半からでも婚活を開始するしかないのだが、はっきり言って30代後半からの婚活はかなりしんどい。

20代後半が新鮮なお刺身だとしたら、30代後半は発酵食品だというのが、婚活市場における30代後半の価値評価だ。

婚活パーティーにも年齢制限がかかり参加出来ず、マッチングアプリでも段々とマッチングしなくなってくる。おまけに、職場では誰にも相手にされず、セクハラ懲戒予備軍としての地位を確率してしまう。

じゃあ、どうすればいいんですか?

そう思ってしまうわけだが、何もしなければこのまま悲惨な未来に向かって突っ走るしかなくなってしまうので、方法を考えるしかない。

最近考えているのは、下記の通りの方法だ。

・外国人と結婚する

・お見合いアプリを使う

・ブログで募集する

まず、外国人と結婚するという選択肢だが、勝手な想像で外国人はそこまで年齢を気にしないというイメージがあるので、翻訳機のポケトークを駆使しして婚活に励めば何とかなるかもしれない。

もう、私もこの年齢なので国籍は問わない。どこでもいい。アフリカのお父さんとお母さんにご挨拶にいく覚悟でやるつもりだ。

次に、お見合いアプリだが、これは使っている友人が実際にいて、結構出会える確率は高いそうだ。

というのも、「結婚したい」、という意志を持った人が登録しているので、結婚したいという意志があればマッチングする可能性は高いらしい。

最後に、本当にもうどうしようもなくなったら、このブログとSNSを連携させてフォロワーを増やしまくり、ブログ上で結婚相手を募集するしかない。

その場合、誰も応募してこず酒浸りになってしまうというリスクもある。

最後は安西先生を思い出そう

婚活で諦めそうになったとき、そんな時は、最後は安西先生の言葉を思い出そう。

安西先生とは、漫画スラムダンクに出てくるバスケットボール部の顧問で、怪我でバスケットを諦めかけてぐれていた三井というキャラクターが、泣きながら安西先生にこう訴えた場面が伝説的に有名だ。

「安西先生...」

「結婚したいです...」

ー諦めたら、そこで試合終了ですよー

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