おいっす~!!
日経平均先物が普通に2万円を割っているのを見て、震えが止まらないかぶまくらだ!!
このままの勢いだと、トランプラリーが始まる前の株価水準に戻ってしまいそうな勢いのように思うんだが、どうなんだろうね...。
NYダウが2万ドルを割るような展開になってくると、円高も相当進むだろうから、米ドル建て資産や新興国通貨建て資産はマッハの勢いで溶けていく可能性がある。
お前は持っているのかって?
両方とも、持っているよ...ベトナムドンとか、米国株とかね。
アメリカでは予算案でトランプと民主党の間で折り合いがつかず、とうとう政府機関が閉鎖してしまうそうだから、円高の勢いが加速しそうな感が否めない。
2017年は株価が上げっぱなしだったが、今年は最後の最後で超絶下落を食らってしまうかもしれないな。
まあ、でもそれが株式投資なんだろう。そもそもがボラティリティの高い資産で、だからこそ安値で株を拾うことができるわけだしね。
さて、ここ連日の暴落に次ぐ暴落だが、日本の株式市場では大型株も売り込まれているが、小型株はさらにえげつない下げに見舞われてしまっている。
つい先日まで高PERでも大人気で取引されまくっていたような銘柄が、これでもかというくらい売り込まれているのだ。
個人投資家から人気のチャームケアコーポレーションや、そーせいグループ、それから不動産のクラウドファンディングで有名なロードスターキャピタルなどなど。
今年の最高値から50%OFFになっているような株もざらで、中にはもっと凄まじい下げを記録している株もある。
やっぱりマザーズに代表される小型株のボラティリティは半端じゃねえな。そう思わせるのに十分な下げっぷりなのだ。
そんな現在進行形で下げまくっている小型株だが、2017年頃の上げ相場ではそれはもう上昇しっぱなしだった。
そして、そんな成長小型株を中心としたポートフォリオで大躍進をしていたのが、テレビでも紹介された影響で知名度抜群のひふみ投信だ。
以前、ひふみ投信が基準価格の下落により、購入者たちからフルボッコ状態になっていると書いたが、最近はさらに小型株が崩壊してきていることから、ツイッター等で引き続きボロクソに書かれている。
普通で考えれば、この相場環境で基準価格を下げないようにしようと思えば、ポートフォリオのほとんどを金や円にして、値動きの小さなREITを組み込むくらいしか方法はない。
しかし、ひふみ投信はそもそもが小型株中心のポートフォリオで大きな成長を目指すファンドなので、そんなことをしたらファンド自体の存在意義がなくなってしまう。
なので、引き続き成長性の高そうな小型~中型株(最近は大型が多い)を組み込んでいくしかないのだが、そうすると基準価格は間違いなく下がっていく。
もう、何買っても下げるような相場環境だからね。だからこそ、今後相場が反転する際には大きな利益を得ることが出来る可能性があるのだが、購入者たちはそんなに気長には待ってくれないようだ。
そのため、ひふみ投信を運用するレオスキャピタルワークスは、もはや何やってもネット上でフルボッコにされるという無間地獄状態に陥ってしまっているのだ。
そんなレオスキャピタルワークスだが、12月25日に東証マザーズへ上場することを予定していたのだが、何とこれが延期となってしまった。
その理由はIPOの幹事である証券会社から、コーポレート・ガバナンス、内部管理体制の有効性について指摘された事項があるため、と報じられている。
実際のところはわからないが、先日超大型IPOで意気揚々と上場したソフトバンク株が売り出し価格を大きく下回る価格で初日の取引を終えたことも影響しているのではないだろうか?
最近日本市場で勃発していたIPO祭りでは、IPO株を買いさえすれば初値売りで大きく儲けられるという状態だったが、相場が悪化したことで、逆に初値を下回ってしまう状態になっている。
ということは、IPOを今すると大きく損をしてしまう可能性もあるので、今回は上場を延期した方が賢明だと考えるのが普通だろう。
まあ、その辺のところはわからないが、IPO銘柄に初値がつかなかったり、大型案件が期待を大きく裏切るような結果となったりしているのを見ていると、やはり相場環境は相当悪化しているのだと思わざるを得ない。
多分、レオスは今の状態で上場なんかしてしまったら、初日の終値がひどいことになっていたのではないだろうか。
ただ、ピーターリンチの著書に、相場環境が悪化して投信運用会社の株が低迷しているときに「どう考えても割安だ」と判断して仕込んだという昔話が書いてあったので、株式相場が本当に崩壊してしまったら、ブラックロック等の運用会社の株を買うのは面白そうだなと思っている。
もちろん、ひふみもその時上場していて、株価が激下げ状態だったら買いを検討するかもしれない。
規模や安全性の面からは、確実に米国の運用会社にしたほうがいいんだろうけどね。持っている資産も桁違いだから。
それにしても、最近は株式相場にとっていいニュースが本当に何一つない笑。
連日のようにこれでもか、というくらいバッドニュースが流れ、株価が崩壊しまくるという超悪循環に陥ってしまっているからね。
アップルなんて、230ドルまで株価が上昇していたのに、もう今では150ドルだからね。150ドルでPERが13倍だよ?少しまでは考えられないくらいの水準なんだが、さらに株価が下げそうな雰囲気満々だ。
アップルはありとあらゆる機関投資家が保有し、そしてETFにも組み込まれているため、一旦そういった投資家たちが売りを開始し始めると株価の下落が収まらなくなってしまうのが原因だろう。
そして、NYダウが2万ドルを切ってしまった場合、次はETFの換金売りにより、他の大型株も大きく値を下げてしまう可能性があるのだろう。
VOOやVTIといった米国株指数に連動するETFが売り込まれるということは、そこに含まれている株たちも大きく値を下げるということを意味するからね、
つまり、米国の大型株を保有する限り逃げ場がなくなってしまう可能性があるというわけだ。
インデックス投資は確かに素晴らしい投資方法なのだが、一旦みんなが換金売りの方に走り出すと株式市場の崩壊に歯止めが利かなくなってしまうという負の側面があると思う。
最近は米国から遠く離れたこの日本でもインデックス投資ブームが起きているので、世界中から売りを浴びせられた場合、米国の大型株が大きなダメージを受けるのは確実だろう。
ただ、それはその企業の経営状態や好不調とは関係ない売りなので、割安になった株を買うチャンスでもあると思う。
最近、マイクロソフトが売り込まれていたが、決算内容や現在のクラウド市場における勢いを見ている限り、企業の経営状態を懸念した売りでないことは確実だ。
株式市場はよく実体経済よりも先を行き過ぎるというが、確かに最近の相場環境を見ているとその通りだと思う。
もう、配当利回りもPERも関係なしに売られまくっているからね。
以前は割高すぎて買えなかったビザやマイクロソフトなんかも価格が落ちてきているが、果たしてこれ以上の値下がりはあるんだろうか。
なんにせよ、この相場環境でIPOを実施すると株価がメチャクチャ低迷する可能性があるので、レオスキャピタルワークスが上場しなかったというのは、投資家にとっても会社にとってもよかったのではないだろうか。
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