ひふみ投信は、言わずと知れた日本で最も知名度の高い投資信託で、その注目度は他の投資信託の比ではない。
ひふみ投信はカリスマファンドマネジャーの藤野英人氏が中心となって運用を実施しており、リーマンショック後から現在までのパフォーマンスは他の追随を許さないほど良好だ。
というのも、ひふみ投信は運用しているレオス・キャピタルワークスのファンドマネジャーたちが、実際に投資先の企業に足を運んだりして投資先を選別しており、より株価上昇の期待値が高い企業が組み込まれているからだ。
そのため、リーマンショック後からひふみ投信の基準価格は上昇に上昇を続け、ついにはテレビ番組でも紹介されるほど知名度が上がっていった。
現在のひふみ投信は日本株だけではなく、世界経済の中心地であるアメリカの株式市場に上場している銘柄も組み込む方針に変わってきており、よりグローバル経済の恩恵も受けやすい設計となっている。
投資信託とは、株の集合体なので個別株に投資をするよりかはリスクが分散されている。
しかし、投資先を分散しながらも大きなリターンを求めることは非常に手間もかかるし、そもそも投資をやり始めの人には相当難しいし、時間もかかる。
ひふみ投信は正真正銘のプロが運用しているので、投資に割く時間がない人や、運用をプロに任せたい人にはかなりメリットのある投資信託だと言えるだろう。
ひふみ投信に投資をする場合は、自分が一体何に投資をしているのかを理解しておく必要がある。
ひふみ投信は多数の株の集合体なので、平たく言って、ひふみ投資に投資をする=株に投資をしているということになる。
株式投資はよくギャンブルのように思われているが、実際はそうではなく、我々が生きている資本主義社会の根底を形成している株式会社が発行している利益の受益権だ。
そのため、株へ投資をするということは、資本主義社会の恩恵をダイレクトに受けるということになる。
その証拠に、世界の長者番付ランキングを確認すると、ほぼ間違いなく保有しているメインの資産は株式だ。
株は大きく価格が下落することもあるため、一般的に日本ではギャンブルに近い性質のものだと勘違いされているが、物価の上昇などを考慮に入れると、むしろ現金だけ持っているほうが危険なのだ。
ひふみ投信も株の集合体なので、もちろん基準価格が下がることもあるが、逆に上がっていく可能性もある。
なぜなら、ひふみ投信の中身は経済成長や企業成長の恩恵を受ける株式だからだ。
なので、ひふみ投信へ投資をする場合は、基準価格が下がるという可能性も理解したうえで、それでも長期的な企業成長により価格上昇の可能性もあるので、その可能性に対して投資をするということを理解しておこう。
ひふみ投信が組み込んでいる銘柄を見れば分かるが、本当に選別された企業ばかりで、かなり期待値が高い銘柄が多く組み込まれているので、それらの企業の成長に期待するということだね。
ひふみ投信へ投資をするには、証券会社に口座を開くか、ひふみ投信に直接口座を開設するという方法がある。
投資というものは、どれだけ想像で様々なシュミレーションをしたとしても、まずはお金を実際に投資してみなければスタートしない。
そのため、ひふみ投信に興味のある人は、実際にひふみ投信の口座を開いてみて投資をスタートしてみるのも悪くはないだろう。
少額からスタートをしてみて、さらに投資をしてもいいと思う場合は投資額を増やしてもいいと思うし、一定額を毎月積み立てていくドルコスト平均法で積み立てていってもいい。
重要なのは、短期的な株式市場の上げ下げではなく、長期的な企業成長に期待して長期でお金を預けることだ。
実際に初めてみると、投資というものがろういうものから理解出来ると思うので、いきなり個別株に投資をするよりも、内部できちんと銘柄分散がされているひふみ投信のような投資信託の方が安心だと思うからね。
株で夢をかなえよう