「毎日、毎日ぜいたくがしてえ...」
そんな感じで、お金を使うことに必死な人のことを浪費家というのだが、実は自分のことを浪費家だと考えていない浪費家が実は多い。
というのも、別に贅沢をしなくてもこの資本主義社会では「お金」を使わせる仕組みがそこかしらに張り巡らされているからだ。
例えば、コンビニに少しよると数百円のお金を使ってしまうし、気晴らしに少しパチンコでも...とパチンコ屋に立ち寄ると数万円を溶かしてしまうし、居酒屋でちょっと一杯飲むと数千円を使ってしまう。
さらには、高い携帯代、いらない保険にマイカーローンなどなど、無駄な固定費を皆払い続けている。
そんな感じで、日常に張り巡らされた罠に少しづつ、少しづつお金をむしり取られていき、気が付くと大きな金額を失っている人々が大勢この世には存在しているのだ。
そういったものをきちんと数えていくと、最終的には意識して節約した時と比べると10万円も多く浪費してしまっていた、ということも実際にある。
そういった人々は生涯お金を様々な仕組みにむしられ続け、最終的にはお金に恵まれない人生を送ってしまう可能性が高いだろう。
さて、資本主義社会のワナにハマって毎月10万円を浪費し続ける人が経済的にどうなるのかは以上の通りだ。
一方で、それとは逆に毎月10万円を投資し続ける人の場合は「複利の力」を使ってどんどんお金を増やしていく。
この場合、その人は意識して支出をコントロールし、安い携帯業者を選び、いらない保険は入らず、さらにはディスカウントストアなどで安く買い物をし、投資資金を捻出している。
慣れれば何てことないこういった努力を、浪費家型の人々はすることができない。
毎月10万円づつ投資をすると、年間で120万円投資することが出来るわけだが、ここに複利の力が加わると資産は加速度的に増えていく。
そして、老後になった段階では浪費型の人々と投資を定期的に行える人の間では資産額に大きな差が出来てしまうのだ。
というのも、「複利の力」というのは時間が長ければ長いほど、その威力を発揮するからだ。
なので、マネーリテラシーが高い人々は「浪費」を避けて「投資」を実践し、複利の力を最大限に利用してお金持ちになっていくのだ。
「でも...毎月10万円なんて支払えないよ」
そんな根性なしの君に朗報なのだが、頑張ればそれは可能だ。
例えば、本業で得た給料をきちんと節約して5万円は残し、残りの5万円は副業などで稼いで貯めることは可能だろう。
その時は少ししんどいかもしれないが、その「しんどさ」が将来的な資産に変わると考えると何とか頑張れるはずだ。
例えば、複利で稼いだ10万円を年利5%で30年間運用すると、約44万円、つまりは4.4倍になる。
「しんどさ」をこのように資産に変換していくと、長い期間が経過するとこのように大きく資産を増やすことが可能だ。
なので、もしも今この記事を読んでいるあなたが「浪費」を好むタイプの方なのであれば、まずは今日はコンビニにはいかないようにし、節約した数百円を投資のために取っておくといい。
そうすることで、長い時間をかけてそのお金はあなたを助ける資産になるだろう。
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