総資産３０００万円．．．。
最近、多くの投資家たちがコロナ崩壊→株価の爆上げにより資産を激増させているようだが、遅ればせながらこのかぶまくらも、ついに．．．総資産が税抜きで３０００万円まで膨れ上がり、晴れてアッパーマス層の仲間入りを果たすまでになった。
長かった．．．。
FXで爆損を記録し、一時は投資をもうやめようと思っていたが、日本株と米国株を２０１６年からスタートさせ、ようやくここまでたどり着くことが出来た．．．。
ただ、かぶまくらはすでにアラフォーなので、これは格別早い達成ではなく、むしろ遅いと言ってもいいだろう。
20代や３０代前半で達成している投資家も大勢いるからね。
20代で達成するのは、本当に凄いと思うわ．．．。
ただ、もしも就職した時点で今と同じ知識があれば、自分も多分３０歳～３５歳くらいで達成できていたのではないだろうか？とは思う。
「３０００万円も資産があれば、人生変わるんだろうな」
昔はそんな風に資産３０００万円という区切りの数字に対し、自分の世界観を変えてくれるほどのインパクトがあると考えていた。
しかし、実際に到達してみるとそんなことはなく、総資産３０００万円ていどでは人生は変わらない。
もしも変わるとすれば、総資産１億円くらいになった時ではないだろうか？
その理由は最後の章で語るとして、今回は自分のような特別な能力もない投資家が、どのようなことに気をつければ資産を３０００万円まで増やすことが出来るのか、についてお話ししてみようと思う。
もしも自分が十数年前の自分に資産を増やすためのアドバイスをするとしたら、きっとこう言うだろう。
・先進国のインデックスファンドに投資をせよ
・給与の1/３を投資に回せ
・副業で種銭を増やせ
・FXなどの博打はするな
・ロング（買い）に徹せよ
おそらく、これをすべて守っていたなら、総資産３０００万円はもっともっと早い段階で達成できていただろう。
まず、投資をするための種銭については、給与の１/３を投資資金に充て、さらには副業をして種銭を月５万円でも用意することが望ましい。
そして、投資先は先進国のインデックスファンド、可能であればS＆P５００とNASDAQにより多くの資産を振り分ける。
コロナショック後に個別株の下落具合にちびってしまい、インデックスファンドへの投資をスタートさせ（この判断がよかった）、ウォール街のランダムウォーカーを再読して、やはりインデックス投資は固いわ．．．と今更痛感した次第だ。
それから．．．決してFXなどの短期トレードには手を出さないようにする。個別株投資をするのであれば、Appleなどの米国の成長性がある巨大企業へ投資をする。
また、「売り」は可能な限りやらない。
かぶまくらは、FXでも日本株ＥＴＦでも売りで痛い目を見ている。
ジョージソロスなどのプロ中のプロでも損失を出すことがある「売り」は、やはりかなり難易度が高いので、「買い」で入って長期保有がベストだろう。
自分が社会人デビューした時は気軽に米国株に投資できるような環境は整っていなかったが、今現在であればここに書いてあることはすべて実践可能だ。
日本株の小型株や高配当株のリバウンド狙いなどもそれなりに稼げるのだが、失敗することも多いので、サブくらいにとどめるのがいいだろう。
ビットコインなどの市場が出来上がっている仮想通貨にしても、投資する金額はその時の総資産の１０％くらいにとどめた方が気分的に楽だし、分散投資の効果が発揮されるだろう。
ただ、やはり「マネーサプライが増え続ける限り」は、市場環境によって増減はあるだろうが積み上げ式で資産を築き上げることが出来るインデックスファンドにコツコツ投資するのが最も確実な投資方法だろうね。
そして、給与だけではなく、どん欲に副業で種銭を増やす努力をすることも重要だ。
「給料が少なくて投資出来ないよ．．．」
そう言ってしまうと、「諦めたらそこで試合終了ですよ！！」と、安西先生に怒られてしまうし、永久にそれでは資産が増えないので、自分が出来る範囲で方法を考えた方がいいんだろうね。
これは個人的な意見なのだが、総資産３０００万円では「これでお金の心配はない」という精神状態にはならない人が多いのではないだろうか？
というのも、例えば３０００万円を年利５％～７％程度で運用したとしても、１５０万円～２１０万円程度の利益しか出ないので、それで生活をするのはちょっとしんどいだろう。
しかし、これが１億円になると５％の年利で手取り４００万円程度になるので、十分に生活が成り立つレベルの収入を得ることが出来る。
これは、そのひとが独身か既婚か、お金がかかる生活スタイルなのか、そうではないのか、などによって変わってくると思うが、「経済的に独立完了！」と自信を持って言うことが出来るのは多分総資産１億円くらいではないかと思う。
総資産1億円．．．。
まさに自分からすれば夢レベルの資産額なのだが、すでに投資で失敗を経験しているので今後大きな失敗はしない可能性が高いことを考えると、時間をかけて運がよければもしかしかたらいつかは．．．と、夢のようなことを考えている。
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