米国株が最近再び上昇基調に転じており、NYダウは連日株価が上昇し、米国株に投資をしている投資家たちは含み益が増えるのをニコニコしながら見つめている。
自分も、一応多少は米国株に投資をしている伝説の国際投資家の端くれなので、ほんの少しだけその恩恵を受けている。
そんな米国株の中でも、最近好調さが際立っているのが、最近複眼カメラを搭載したiPhone11Proが注目を浴びていたアップルだ。
アップルの株価は昨年末にiPhoneの販売量低下等が懸念されて、下げに下げて140ドルくらいになっていたのだが、最高値を更新して今は250ドル台まで上昇している。
一体なぜ、アップルの株価がここまで上昇しているのかというと、自分はアップルの事業構造が徐々に変化してきているからだと思う。
というのも、一般的にはアップルはiPhoneやマックなどのデバイスで稼いでいる企業だと思われているが、実際にはサービス事業で稼ぐ構造に変化しているからだ。
先日スタートしたアップルTVなどの事業からも分かる通り、現在のアップルは利益率の高いサービス事業に力を入れだしている。
アップルの一番の魅力は、なんといってもiPhoneに代表される超人気デバイスたちで、最近はウェアラブル端末も相当な人気を博しており、他のデバイスメーカーとは一線を画す存在感を放っている。
事実、アップル製品のマックだけは「パソコン」というよりも「マック」と呼んだほうがしっくりとくる創造物だ。
そんなアップルの製品群は、独自のブランド力を持っており、一度アップル製品を使った顧客はその製品の虜となってアップル製品を使い続けるという特徴を持っている。
その特徴を生かして、アップストアやストリーミングサービスなどのサービス事業の収益を拡大させ続けており、その部分の増益率が投資家たちにも注目されている。
先日発表された決算でも、サービス部門の好調ぶりが示されており、今後は同社のサービス事業がますます拡大していくことを予測させる。
アップルはOSもアンドロイドではなく独自のものだし、デバイスも他のメーカーが真似しようとしても真似できない雰囲気のようなものを持っているので、一種特別な存在だと言っていい。
そのため、今後もアップル製品のユーザーはアップル製品を買い続け、そういったユーザーたちがサービス事業の顧客となってアップルは成長し続けていくのだろう。
ただし、まだまだデバイスの売上高が半分以上なので、iPhoneの販売不振などのニュースが流れると株価は下がる可能性もあるんだろうね。
自分がアップルを買ったのは昨年に この記事を書いたときなのだが、その時の株価が191ドルで「これ以上はアップル上がらんやろ」という雰囲気があったのだが、その後爆下げした後に今度は過去最高値を更新している。
自分はアップルのサービス事業はまだまだ伸びていくと思っていたので、株価爆下げしている際にもホールドしていたのだが、バフェットの師匠的存在であるフィリプ・フィッシャーいわく、「本当に成長し続ける株は絶対に売ってはいけない」だそうだ。
アップルがそういう存在かどうかは別にして、米国株市場には超大型株にも関わらず、フィッシャーがいうような超成長株が存在している。
アップルやマイクロソフト、それからアマゾンなど、たいていの場合はデジタル産業に属する企業がそれにあたる。
こういった企業は無配だったり、配当利回りが低かったりするのだが、株価の伸び率を見ているとこういった企業が現在の世界では「超成長株」になる可能性を秘めているのかもしれないね。
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