こんばんわ!
本日、会社の女に「かぶまくらさん、おでこが出てきましたね」と言われて傷ついたかぶまくらです。
さて、ここのところ北朝鮮と米国の首脳会談をめぐり、株価や為替が乱高下していますね。
FXをやっていたときもそうですが、為替が乱高下すると外国株に投資している立場だと非常に肝を冷やします。
米ドル/円のレートはつい最近まで1ドル107円程度だったのが111円まで一気に上がり、その後今では108円台後半まで下落しています。もう、わけがわかりませんね。
為替が大きく動くと米ドル建ての資産は2~3%は軽く動いてしています。つまり、何もしていないのに価値が2~3%減ったり増えたりしてしまうのです。
これは外貨建ての資産を持って体感しないとわからない感覚です。1年分の配当利回りくらいは簡単に吹っ飛んだり、プラスになったりするので為替は中々無視の出来ないファクターです。
しかし、為替というのは中々読めません。おいらはフォレックステスターという過去の為替の値動きをシュミレーションしてバックテスト出来るソフトをPCにぶち込んでいますが、FXでは最終的にフルボッコにされてしまいました。
ある程度勝てていた時期もあったのですが、やはり最終的に為替の動きを読むことはこの小さい脳では不可能でした。
為替というのはある程度値動きのセオリーがあって、東京時間という日本の日中での取引時間は比較的その前のNY時間を引き継いだ値動きをしますが、その後に始まるロンドン時間という欧州相場の値動きは徹底的に日本の取引勢をカモにしたような値動きをするので最も読みにくいと言われています。
なんせ相手はプロの為替ディーラーたちです。投資銀行や証券会社等でバリバリに活躍しているエリートを相手にして取引するわけですから、必然的に才能のある人以外はボッコボコに搾取されるのが為替相場です。
為替相場の値動きは、企業間の取引、プロの為替ディーラーのディーリング、個人のトレード、国家の為替介入、国家間の争いなど様々な要素から構成されているひじょーに複雑なものです。
なので、短期的な為替の値動きを読むということは素人には不可能と思うほうがおいらは現実的だと思います。
だったら外国株投資をする際に為替を丸無視すればいいのかというと、そうでもないと思います。
ではどうすればいいかというと、為替ヘッジ的な考え方で、長期的な流れで金利が上がるので米ドルも上昇するというような前提条件を考えたうえで、総資産の50%を上限にドル建ての資産を運用すればそこまでの不安はなくなると思います。
全資産が1日で為替要因だけで2~3%動いたら日常的に落ち着かないですからね。
それと国内の内需系の株を保有することで違う値動きの資産を持ち、為替による値動きをある程度ヘッジするしかないかなと今のところ考えております。
最終的には「米ドルの方が円より価値がある」という領域にまで感覚を変化させることが出来ればいいのかもしれませんが、現在は有事の円買いが徹底されていますので、少しむつかしいように感じます。
しかし、逆に考えると日本円こそが有事の際に最も価値が上昇する資産となるので、金の代わり的な役割を果たせるのではないかと考えています。実際に株価が崩壊するときは日本円の価値が上がるので、日本人はある意味最強のディフェンシブ資産を 日常的に手にしているのかもしれません。
そう思って自分を慰めておりますが、案外本気でそう考えてもおります。要するに円高になったとき米国株を買うと銘柄を大外ししなければその後プラスに転じる可能性が高いということです。
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