この記事を書いている現時点で、米国株の先物価格が500ドル超暴落している。
米国株が500ドル超の暴落をしているのを見るのは、昨年年末から年始にかけての株価暴落以来ではないだろうか。
原因は、中国が米国が追加関税を発動したことに対する報復関税を実施すると発表したからだろう。
このまま両国の貿易摩擦がエスカレートすると世界経済にも大きな影響をもたらす可能性があり、その場合は金融市場も混乱することが予測出来るので、機関投資家たちが株を売り始めているのだ。
この問題は、昨年からずっと現実化することが恐れられていたわけだが、ついに本当に両国が追加関税や報復関税を実施し始めてしまった。
中国が報復関税を発表したことで、今後は株式市場が混乱することが予測される。
そして、株式市場が混乱すれば、割安な株が出現する可能性があるので、資金を準備していた投資家たちにとっては、いいチャンスになるかもしれない。
そのため、事前に購入するべき高配当株の候補を考えておく必要がある。
米国株を買うときには、為替が円安の時に買うよりも円高の時に買った方がその後の株価回復局面で利益を得られる可能性が高い。
現在は株価も下がりそうだが、「有事の円」が買われているので、1ドル109円まで円高が進んでいる。
「有事の円」とは、円が安全資産と世界の投資家たちから認識されているため、金融市場で何か混乱が起きると、資金が円になだれ込んで円高になる現象のことを指す。
日本は借金大国なので、別に安全資産でもないと思うのだが、日本が利上げをしていないことや海外に資産を大量に保有していることから、他の通貨よりかはマシだと思われているのかもしれない。
円高になると、米国株を買うためのドルを安く買えるし、円高で市場が混乱状態にある時はさすがの米国株も下落するので、円高+株安のタイミングで米国株を買うのは悪い選択ではないように思う。
まあ、今は先物は下がっているが、朝になったら株価はそんなに下がっていなかったということもあるので、今後どうなるのかは分からないけどね。
第一候補はVOOで、その次がVYMといった感じで、米国株が下落した場合に購入する候補を考えている。
「なんだ、ETFか」
と思われるかもしれないが、そうだ、ETFだ。そろそろVOOを買いたいので、今回の貿易摩擦で市場が下落するのであれば購入候補の筆頭に入っている。
そして、高配当ETFのVYMも候補だね。
他は、高配当株のコカ・コーラかクラウドで成長しているマイクロソフト、それから...ウーバーとかかな笑。
まあ、なんにせよ年末年始のような状態になるのであれば、今度は日本株ではなくて米国株を買おうと思っている。
参天製薬君と三機サービス君なんかの日本株を売った資金が手元にあるので、とりあえず、それで何かを買うことになるのだろう。
他にも、高配当株が値下がりしていれば買い集めてもいいかもしれないね。
ちなみに、高配当株を配当金目的で買っている方は、こういった局面でこそ買いを入れた方がいいと思う。
長期保有するのであれば、株価が下落して配当利回りが高い時に買った方がいいに決まっているからね。
市場が暴落している時に、「ああ、株価はどうなっていくのだろうか」と不安な気持ちになって眠れなくなる人もたまにいる。
自分自身も、FXで大量にポジションを取っていた時に、そんな気持ちになったことがある。
しかし、その状態というのは、自分のリスクの許容範囲を超えて投資を行っている場合に起こる反応なので、その場合は早めにポジションを減らすというのも悪くはないと思う。
一番最悪なのは、焦って全株を安値で売り飛ばしてしまうことなのだが、心に余裕がないと本当にそうした行動を取ってしまう可能性がある。
なので、個人的には「これはダメだな」と思った株はさっさと売却してしまった方が精神衛生上もよく、またそういった株は大体ズルズルと株価が下がっていくので損切してしまった方がいいように思う。
フルインベストメントしていても冷静な判断を下せる優秀な投資家もいるが、そうでない人も結構多いので、株価下落局面でも不安にならないポジション量というのは普段から意識しておいた方がいいような気がする。
さて、明日は起きたら株価はどうなっているのだろうか...?
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