通信会社のソフトバンクは、上場時に投資家たちを熱狂させたことで有名な高配当株だ。
そんなソフトバンクが、ヤフーを子会社化するというニュースが流れていた。
ヤフーが第三者増資割当増資で発行する株式を取得し、保有比率を45％まで上げるという。
このニュースが流れてから、ソフトバンク株もヤフー株も、日経平均の下落という重力に逆らうようにして爆上していた。
ヤフーは、なんと9％以上も上昇していた。
それを見て、なぜ自分が買おうと思っていて結局買わなかった株が上昇するのか、またも歯ぎしりをしながら悔しがってしまった。
ただ．．．こんなん、予測できまへんがな．．．。
また、ヤフーが抱えている顧客等、子会社化することによって予測される相乗効果を期待してか、ソフトバンク株も6．9％の株価上昇を記録していた。
そのため、ソフトバンクは株式上場後からずっと株価が低迷している状態が続いていたが、もしかしたらIPO値の1500円を突破するのかが注目されている。
ソフトバンクの配当利回りは現状で5～6％程度となっているが、今後ヤフーを子会社化することによって相乗効果が出て利益が増加すれば、配当金の額は上がる可能性が高いだろう。
というのも、ソフトバンクの配当性向、つまり利益のうち配当にいくらを割くかを示す割合を示す指標は85％を目標にすると公表されている。
そのため、ソフトバンク株を配当金目的で保有している投資家たちは、ヤフーを子会社化した後に、どのように相乗効果が出てどの程度利益が増加しているのかに注目していくことになるだろう。
ソフトバンクはすでに配当利回りが高いので、さらに配当金の額が増加されるようであれば、確かに魅力的ではある。
ただ、今秋に楽天が携帯事業に参入することによって、通信会社全体の市場パイ自体は分散化されてしまう可能性が高く、また、政府の通信料金の値下げ圧力もある。
そのため、事業環境自体はやはり非常に苦しい状況にあるので、それをヤフーとの相乗効果によって、どれくらい打破できるかなんだろうね。
KDDIもドコモもそうだが、やはり通信事業だけではこれまでのように大きな利益を得ることは出来なくなると予測されるので、そのあたりは工夫をしながら事業を展開していくのだろう。
本日もトランプ発言による米中関税の件を恐怖した投資家たちが株を売り、日経平均は下落した。
そのため、元々配当利回りの高かった株たちがさらに高配当株化するというお馴染の現象が発生している。
高配当株には元々人気がなくて配当利回りが高い株が多いので、投げ売りの対象になってしまっているというのがその理由なんだろうね。
昨年の10月末以降から、ずっとこんな状況が続いているのだが、果たしてこんどはどうなるのだろうか？
米中関税の問題はやはり相当大きなインパクトがあるので、マジで米国が中国への関税を25％に上げてしまったら、世界中で株価がエゲつない暴落を演じるんだろうか。
やめて欲しいんだが．．．。
ただ、業績が安定している高配当株であれば、保有し続けていればいずれは値を戻すだろうから、三機サービスを損切して得た資金が手元にあるので、そんな株があれば買ってもいいかなと思っている。
もう、コカ・コーラかVYMみたいなスタンダードなやつでいいかな．．．。
最後に、ソフトバンクとは関係ないが、最近、配当金と並んでメジャーな不労所得である賃貸収入を生み出す不動産に関する情報を見ていたのだが、改めてETFは優れた金融商品だと思った。
不動産投資の場合、税金の問題や修繕費の問題など、結構手間や費用がかかるケースが多い。
区分マンションなんかは、安く買ったつもりでも修繕費や管理などの出費の負担がかなりあるので、うまく経営するのは結構難しそうだし、年数が経過した際の残存価値等の問題もある。
また、空室リスクもあり、金を払わない店子やイカれている入居者が入った場合、かなり面倒くさい。
しかし、ETFの場合は買ってしまえば自動的に配当金を支払ってくれ、しかも元本が増える可能性もある。
また、ヴァンガード社なんかが運用している時価総額の大きなETFであれば償還リスク(運用をやめてしまうリスク)は相当に低いので、安心して買うことが出来る。
リートにしてもETFであれば、凄まじい数の不動産を内包していると考えることが出来るので、リスク分散が限りなく効いている。
そのため、金融商品というか、投資商品という意味でも圧倒的に優位性の高い金融商品だと思う。
まあ、これはソフトバンクとも不動産投資とも関係ないが、やっぱりETFはいいなと思った次第だ。
今のところ、自分は買ってはいないが笑。
株で夢をかなえよう
※ヤフーを今日見たという方は、下記のボタンを猛プッシュしてくれ！！また、ETFに興味がある方も猛プッシュしてくれ！！それ以外の方は、押さなくてもいい。
↓