はーい!!みんな、高配当株は好きかい?
配当金大好きな投資家かぶまくらは、高配当株だけじゃ満足できなくて超高配当株を探すのも大好きな本物の配当金ジャンキーなわけだが、今回はそんな私から衝撃的な高配当銘柄を紹介しよう。
日本株式市場に颯爽と現れた超高配当銘柄。その名は...日本郵船。
配当利回り8%オーバーの、その名の通り超高配当株だと言っていいだろう。
一般的に配当利回り3%程度を超えると高配当株にカテゴライズされるわけだが、日本郵船の配当利回りは今現在8%オーバーなので、もはや完全に「超」高配当株だと言っていいだろう。
もはやどんだけ投資家に配当金支払うねん、というレベルの水準だ。
例えば、日本郵船の株式を1000万円分持っていたとすると、それだけで年間80万円超の配当金が入ってくる計算になる。
すると、月換算で6万超もの配当金を手に入れることが出来る計算だ。
月の給料を6万円上げるのが非常に困難なミッションだということを考えると、いかに配当利回り8%というのがあり得ない水準かということがよく分かるだろう。
ただ、その一方で疑問が浮かび上がるのも事実だ。
ーいったい何故、こんなにも配当利回りが高いのだろうか?ー
さて、日本郵船の配当利回りがいったい何故ここまで異常に高いのかだが、結論からいうと好業績によって配当金の額を年間200円→700円に増額したからだ。
そして、さらにはその後に上昇しまくっていた株価が今度は投資家たちの売りによって暴落し、その結果「1株あたりの年間配当金÷株価」で算出する配当利回りが暴騰して超高配当株と化しているのだ。
ところで、日本郵船が売られまくっている理由だが、中国などでコンテナ船の運賃が下落していることなどが嫌気されているようだ。
ただ、恐らくはそれもあるだろうが、急激な株価上昇に売り機会をうかがっていた投資家たちが一気に売りを重ね、その売りが売りを呼んで急激な暴落になってしまっているのではないだろうか。
ちなみに、第一Qの決算はコロナによる需要減からの反発によりすこぶるよい。その結果日本郵船は投資家に支払う配当金の額を増額したのだ。
なので、この暴落はかなりビビるが、本当にファンダメンタルズが弱いのかは次の決算を確認してみないと分からないと思うね。
海運業は景気の影響をモロに受けるわけだが、どう考えても世界の実体経済はコロナ過からの回復期にあるからね。
まあ、中国が相変わらずやらかしそうではあるのだが...。
ところで、話は変わるが現在自民党の新しい総裁である岸田氏が「株式の譲渡益などにかかる税金を増額する」ということを検討しているという。
いやいや...ちょっと待ってくださいや。
なんでアベノミクスと日銀渾身のETF買いで必死こいて上昇させてきた株式相場に水を差すんですか...。
ええかげんにせんと、マジで日本の株式市場に金が集まらなくなるぞ。
知っている人もいると思うのだが、株式市場が30年以上前の過去最高値をいまだに更新していない先進国は世界広しといえどもここ日本だけだ。
そう、日本はいまだにバブル期に記録した過去最高値を更新していないのだが、先進国の株価チャートを見れば分かると思うが、基本的にはほとんどの国が右肩上がりで株価が上昇している。
そして、ここ日本でもガースーが首になったことにより、ついに日経平均がバブル期の過去最高値を超えるかというところまできたのに、秒速で3万円を割ってしまった。
やはり、なんやかんやで株式市場はどの国が経済的にどれくらい魅力的かを指し表す指標になるので、これ以上世界の資本が逃避していくようなことはやめて欲しいのだが...。
皆さんは、どのようにお考えだろうか?
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