高配当株は配当金を定期的に支払ってくれるため、多くの配当金投資家に大人気だが、オリックスは株主優待品まで株主にプレゼントしてくれる気前がいい株だ。
配当金を定期的に受け取っているとどんないいことがあるかというと、まず、精神的に安定するというメリットがある。
例えば、年間で30万円程度の配当金を受け取れるなら、それは約1月分くらいの給与になるケースもあるので、非常に心が休まる可能性がある。
というのも、配当金は投資家自体は何もしなくても手に入るお金で、労働所得のように汗水たらして働いて手に入れる給与所得とは明らかに種類が違う所得だからだ。
一般的に労働所得を手に入れるためには、自分の大切な資産である「時間」と「自由」を犠牲にする必要があるため、人によってはストレスにまみれながら、給与所得を手に入れていることもある。
そういったストレスから人を解放してくれるのが配当金なのだが、オリックスはそんな配当金を高い利回りで人々に提供してくれるため、高配当株には非常に人気があるのだ。
そして、オリックスは株主優待カタログを株主にプレゼントまでしてくれる、インカムゲイン投資家にとってはありがたい銘柄なのだ。
そんなオリックスの決算が、2月3日に発表された。
高配当株であるオリックスの株を自分が買ったのは、一昨年の12月なので、早いものでもうすでに1年超が経過してしまった。
そんな長い付き合いなのにもかかわらず、オリックスの株価は少し上がっては下がり、を繰り返しており、今は微弱な含み損状態となっていた。
そんなオリックスの株価がついに上昇した。なんと、株価が1900円を突破したのだ。
一体なぜ、オリックスの株価がここまで上がらないかったかというと、元々多角化経営をしている影響で株価の評価がしづらく、おまけに最近の決算内容がよくなかったからだ。
そんなオリックスの決算が2月3日に発表されたのだが、内容的には結構よかったように思う。しかも、7000万株を上限とする自社株買いまで発表してくれた。
その結果を反映してか、オリックスの株価はあまりよろしくない相場環境の中でも値崩れせずに推移している。
オリックスについては、配当金と株主優待カタログを自分にプレゼントし続けてくれたらそれでいいと思っていたのだが、株価が上昇したらそれはそれで非常にうれしい。
オリックスの決算を見ていて思うのが、悪い時であっても事業ポートフォリオが分散されているので、大崩れはしないということだ。
なので、株価が今後劇的に上昇するかどうかは微妙だが、結構安定して推移していくのではないだろうかと考えている。
オリックスからの配当金や株主優待を受け取り続けられるかどうかは、オリックス株を保有しつづけられるかどうか、にかかっている。
というのも、配当金も株主優待品も、株式を保有していなければ手に入れることが出来ないからだ。
なので、株価が上がりすぎて含み益が増えたときは、オリックスからの配当金と株主優待品を受け取れなくなってしまう可能性が高い。
なぜなら、それなりの含み益になれば売却して別の銘柄を買った方が「複利の力」が作用して資産が増えていく可能性が高いからだ。
なので、よい決算を出して株価が上がってほしいという思いもあるのだが、株主優待品として優待カタログでりんごジュースをもらい、オリックス株に愛着が湧いてきている身としては、あまり株価が爆上げしてしまうのも寂しいような気がする。
オリックスのような金融株で機関投資家所有の割合が多い株式の場合は、よほどのことがない限り爆上げはしないので、そんな心配をすること自体が無駄かもしれないけどね...。
なんにせよ、オリックスには引き続き安定して配当金と株主優待品を自分に届けてくれることを切に願う次第である。
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