高配当株であり、人気優待株であるKDDIの株価が絶好調で、株価はついに3000円を突破して3200円まで上昇している。
KDDIは投資家に多額の配当金を支払ってくれる高配当株で、一時期は配当利回りが4%を超えていたのだが、最近の株価上昇により配当利回りは3%台まで低下している。
KDDIは高配当株なだけではなく、投資家に人気の株主優待制度も用意していて、オリックスと同じように株主優待カタログで商品を選べるタイプのものが人気を呼んでいる。
そんなKDDIだが、携帯キャリアとしての楽天モバイルの本格参入が予定されていたよりも遅れていることで通信株の業績への懸念が払拭されていること、通信以外の事業が好調なこともあり、一時期株価は低迷していたが、再び投資家が同社への興味を取り戻しているのだ。
通信株については、政府が携帯料金の値下げ圧力をかけているため、長期的には不安な点もあるのだが、やはり安定事業だという点と、高配当だという点があるので、インカムゲイン投資家たちには人気の銘柄だと言ってもいい。
しかし、現在は楽天モバイルの参入が遅れており、また、通信の脆弱性なども指摘されているため脅威が遠のいているが、いずれかは楽天モバイルも安定したサービスを提供出来るようになる可能性が高いと思うので、そうなった場合には再び株価に下落圧力がかかる可能性があるだろう。
さて、そんなKDDIだが、やはり安定した配当金支払いと、充実した株主優待制度は魅力だ。
なんといっても、配当金は株の売り買いをしなくても、ただ株を保有しているだけで手に入る純然たるインカムゲインなので、受け取る額が増えれば増えるほど心に安心感が広がっていく。
また、株主優待制度はQUOカードなどもそうだが投資家に大人気で、株主優待カタログの場合は株主が好きな商品を選ぶことが可能なので、そういった楽しみを年1度味わえるという点ではかなり魅力的だ。
KDDIは、これらの二つを同時に満たしてくれるため、インカムゲイン投資家にとっては極めて魅力的な投資先になるのだ。
同じように、高配当株であり人気優待株であるオリックスなど、配当金をそこそこ支払ってくれる銘柄はあるが、そういった銘柄で収益が安定している場合は、長期的に配当金を受け取り、さらには株主優待制度の恩恵を受けることが可能となるだろう。
KDDIやNTTドコモなどの通信キャリアの脅威として、一時期は相当に注目され、楽天モバイル参入のニュースにより通信株の株価が一気に暴落したことは記憶に新しいが、その後の楽天モバイルの進捗が芳しくない。
試験スタートで東京なのに電波が繋がらない、基地局の整備が遅れている、そしてついには本格スタート時期の延期など、最近流れてくる楽天モバイル関係のニュースはあまりよろしくないものばかりだ。
しかし、そもそも国が携帯料金を下げるという目的で第4のキャリアとして楽天の参入を認めているので、恐らくスタートは遅いんだろうが、きちんと事業事態は開始されることが予測される。
その場合、当初は通信速度が昔のソフトバンクみたいに遅いんだろうが、時間の経過とともに通信速度の問題は解決されていく可能性が高いように思う。
そして、楽天はプランを低い料金で展開していくだろうし、楽天カードに代表される楽天ユーザーたちは楽天モバイルに移行していくだろうから、結果として結構な数のユーザーが楽天モバイルに流れるように思う。
そうなった場合、政府が望む通り価格競争が加速していき、携帯料金は下がっていく可能性が高いだろう。
なので、楽天モバイルが好調になった場合は、他の通信キャリアの株価には結構な影響が出るのではないかな...と思っている。
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