以前までは、日本を代表する高配当株といえば配当利回り5%を超えていた日産自動車のことを指していたのだが、最近はとんとその名前を聞くことがなくなってしまった。
とはいっても、日産自動車は日本を代表する超大企業であり、街中を歩けば日産のノートやティーダ、セレナなどの車が走行しているところをよく目にするのだが。
名前を聞かなくなったのは、高配当株であり人気の配当金銘柄としての日産自動車だ。
いったい何故日産自動車の名前を最近の株式市場で聞かなくなってしまったかというと、シンプルに日産自動車が無配、つまりは配当金の支払いをストップしてしまったからだ。
配当金を支払わなくなってしまった高配当株ほど悲しい銘柄はなく、今現在日産自動車の株価は低迷を続けている。
日産自動車の業績が悪化した理由はいろいろあるのだが、コロナ禍もそうだが、やはりカルロス・ゴーン元会長をめぐるゴタゴタが後を引いている。
なんやかんや、ゴーン氏は凄腕の経営者なので、その核を失ったのは日産という企業にとってはかなりの痛手だったのではないだろうか。
その結果、今現在日産自動車は赤字を垂れ流している状態なので、しばらくは配当金の支払いは期待できないだろう。
さて、日産自動車が今後再び利益を回復させて株主たちに配当金を支払うことが出来るのか、についてだが今の状態だとかなり厳しいのではないだろうか。
というのも、現在の日産自動車は赤字を垂れ流しており、利益が回復するにせよかなり時間がかかりそうな状態になってしまっているからだ。
なので、現状は日産自動車が以前のような水準で配当金を支払えるようになるまでにはかなり時間がかかりそうな感じだ。
そんな日産自動車の株価が今どうなっているかというと、数年前までの株価水準の約半値くらいまで株価が下落してしまっており、一時期はバナナのたたき売り状態で徹底的に売りを浴びせれていた。
いったい何故そんな悲惨なことになるかというと、個人も機関投資家も日産自動車の配当利回りの高さに魅力を感じて投資をしていたからだ。
そのため、配当金の支払いがストップしてしまうと徹底的に売り込まれてしまうのだ。
配当金投資はコツコツと配当金を積み上げて再投資をするだけでよく、非常にお手軽な投資方法だと考えられているが、それは半分正解で半分は間違っていると言っていい。
というのも、きちんと決算内容を確認しておいたり将来の業績を予測したりして高配当株を保有していないと、突然の株価暴落で資産を大きく失ってしまいかねないからだ。
高配当株への投資は基本的には複数の銘柄に資金を分散して投資をし、長期間保有することが前提だ。
ということは、定期てな銘柄のチェックや入れ替えは必須だと言っていいだろう。
なので、きちんとその管理が出来て、尚且つ銘柄を選ぶセンスも問われるため、配当金投資を高配当株だけでやるのは結構難易度が高いのだ。
個人的には高配当株だけにこだわらず、将来的に高配当株になりそうな銘柄やETFなども織り交ぜて投資をするのがおススメだ。
そうすることで、配当金だけではなくキャピタルゲインでも利益を得られるので、トータルでのリターンは大きくなる可能性が高いからね。
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