先週、日経平均株価が暴落しまくり、さらにはNYダウもS&P500も壊滅的な状態で、世界中の株式市場が暴落しまくっていた。
そのため、まさしく冒頭の画像のように、多くの投資家たちが半死半生の状態まで追い込まれてしまったとも聞く。
それは高配当株投資家たちも例外ではなく、とにかくリスク資産である株式が売りまくられ、本来であれば配当金が株価下落のクッションとなる、と言われている高配当株たちでさえも凄まじい売られ方をしていた。
先週の株式市場を図にすると、こんな感じだろうか。
■月曜日
■火曜日
■水曜日
■木曜日
■死の金曜日
この通り、ほとんどの株たちがボッコボコのフルボッコ状態となり、金曜日には全員目の玉が飛び出すほどのダメージを受けていたのだが、配当金をいっぱい支払ってくれる高配当株たちも全く例外ではなかったのだ。
例えば、高配当で有名な三菱商事、それからオリックスなど、優良企業でなおかつ高配当株といった種類の株たちまでフルボッコ状態で投げ売りをされていた。
さらにひどいのがエクソンモービルで、恐らくこれ1銘柄に投資をしていたら投資を嫌いになっただろうな、というレベルで株価が下落しまくり、なんと50ドル以下にまで価値が下落するという恐るべき状態になっていた。
配当金は株価下落のクッションになる、という格言があるのだが、実際のところ先週クラスの暴落がやってくるともはやクッションにはならないというのが実際のところだろう。
というのも、株価が暴落している際というのは、多くの投資家がションベンをまき散らしながらパニック状態で現金化を急いでいるので、もはや「配当金」や「配当利回り」もクソもなく、株価が驚異的な勢いで売られまくっていくからだ。
その一方で、そうした際に配当利回り自体はより高くなり、投資妙味自体が増していくという側面がある。
高配当株の場合は長期的に配当金を受け取り続け、それを再投資することによって資産を増やし続けていく、という投手手法なので、配当利回りが高まっている状態で投資をした方がいいに決まっている。
ただし、配当金は株価下落のクッション材にはならないということが判明したので、より長く配当金を増やし続けてくれる連続増配企業など、財務や配当金の支払い実績が安定している企業に投資をするべきなんだろうね。
なんにせよ、来週さらに株式市場が暴落を演じるとしたら、間違いなく高配当株自体は増えまくるのだろう。
現在の日本株式市場では、表面上高配当な株は激増しているので、もしも高配当株をこの暴落局面で買う場合は、かならず配当金支払いの余力が十分にある企業の株を買うべきなんだろうね。
米国の株式市場に上場しているMSFTやVなどの優良株の株価を見ていると分かると思うのだが、はっきり言って米国市場の場合は上昇しすぎていた反動で株価が調整しているレベルで、優良企業の株価はほとんど下落はしていない。
もともと人気がなかった株や業績が悪かった株などの株価は激しく暴落しているのだが、まだ優良企業軍団の株価はそんなに下落していないのだ。
一昨年の12月末から年初にかけての暴落時には、そういった優良企業の株価も壮絶に暴落していたことを考えると、たぶんまだ株価の下落はスタート段階なんだろう。
もちろん、ここで株価が下げ止まる可能性もあるかもしれないが、コロナショックはかなり長引きそうなので、腰を据えて投資スタンスを決めた方がよさそうだ。
自分としてはETFや優良企業の株を追加で買おうと思っているので、さらに株価が調整してくれてもいいのだが、残してある株たちの価値が日々下がっていくのを見ていると、それはそれで悲しい気分になるのも事実ではある。
なんにせよ、こういった場面でパニック状態にはなりたくないものだね。
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