「ねえ、ママ、またかぶまくらにお小遣い貰ったの」
「いい彼氏じゃない」
「うん、あいつ、私のこと好きだから、少しダダをこねたら何でも買ってくれるのよ」
「まあ、じゃあ出来るだけ高いものを買わせないと」
「うん、今度は車でも買わせようと思ってるの!!」
...。
どうも、以前付き合っていた若い女に高配当株扱いされていた可能性のあるかぶまくらです。
もうね、年を取ったら男は金だよ、金。金さえあれば若い女とも付き合えるし、美味い飯も食える。何でも金で買えるし、金で解決出来る世の中なんだよ。
何!?
金をちらつかせて若い女の気を引くなんて最低ですね、だと!?
やかましいぞ、このクソボケが!!年を取った何の取柄もないおいらのような中年はなあ、もう金しかないんだよ!!
金、金、金...。金を見せろ!!Show me the money!!
...。
はい、書いてて悲しくなってきたので、本題に移らせていただきます。
本日、楽天証券の口座を確認してみたのだが、案の定株価激下げの影響を受けて、おいらの外国株ポートフォリオが下落し、含み損が少し増えていた。
「くそったれが、景気悪いのう...」
朝から気分が悪くなり、ログアウトしようとしたき、保有しているドルが増えているのに気がついた。
これは...もしかして。
確認してみると、IBMとエクソンモービルから配当金が入金されていた。
「おお、ありがとう」
だけど、そう素直に言うことは出来なかった。だって、株価がめっちゃ下落してしまっているから。
そう、エクソンモービルはまだ可愛いもんだが、IBMの株価下落率は外国株ポートフォリオの中でトップだ。
最近、あれだけ暴落を繰り返しているアップルですらまだ11%の含み損なのに、IBMに至ってはもはや16%超も損失を拡大させてしまっている。
おかげさまで、IBMの配当利回りは5.2%と物凄いことになっている。
IT系の企業で配当利回りが5%を超えてる株って、IBM以外で思いつかないんだが...。
しかも、IBMはレッドハットを超巨額の買収劇で子会社にするらしいので、今後もしもその影響で減配なんかしたら株価は超絶マッハで下落してしまうことは間違いない。
しばき回すぞ!!買収なんかせんでええから、配当金だけ払っておとなしくしておきなさい!!
そう説教してやりたいところだが、おいらが腹に力を込めてこの島国から叫び声を上げてもIBMの経営陣に声が届くことはないだろう。
そのため、今のところは配当金を貰いながら株を放置するという悲しい選択肢を選ぶことしかできないのだ。
しかし、IBMやエクソンモービルが高配当を継続出来るのかは別にして、やはり配当利回りが4%を超えると配当金を貰っただけでもだけでもそれなりに満足感がある。
米国株の場合は四半期配当なので、定期的に分割して収入があるというのは何となく気持ちいい。
まるで、一端の投資家になったような優越感ひたれるからね。
「今月はIBMから入金があってさ」
そんなセリフを経済や株のことを何も分かっていない人に言えば、「この人すごい人かも...」とか思ってもらえるかもしれない。
だけど、実際には株価は下がって損をしながら小銭を恵んでもらっている状況なので、あとでトイレに駆け込んで寂しく笑いながらこう言う。
「ふふ、今は含み損なんだけどね」
...。
あかん、悲しすぎる。だけど、おいらはIBMやその他の外国株は永久放置でいくつもりだ。
なぜかというと、日本株のことさえよく分かっていないおいらが、下手に外国株を頻繁に売り買いなんかしても、絶対に上手くいかないことは目に見えているからだ。
なので、リアル・バイ・アンド・ホールドで安くなった銘柄を買ってポートフォリオを作っていく予定だ。
そのうちベトナム株も買う予定だが、短期勝負でいったらほぼ100%ボコられることは確実だと思っているので、そちらも完全放置前提で買う予定だ。
ところで、株を長期保有をするに際して、非常に有効な方法の一つに「証券口座を全く見ない」、という非常に有効な方法があることに最近気が付いた。
そうすることで、短期的な株価の変動に影響されることなく(そもそも分からないので)、配当金を貰いながら株を長期保有することが出来る可能性が高い。
特に、配当金を意識した投資の場合、この方法は非常に有効に思う。
まあ、おいらが外国株を管理している口座に頻繁にログインしないのは、そもそも単に面倒くさいからというのも理由だが。
エクソンモービルやIBMのような高配当株は、価格が一気に上がれば売却してもいんだろうが、基本的にはそういう値動きは期待が出来ず、長期間配当を貰うことで利益を追及するタイプの株だ。
なので、よほどのネガティブ要素がない限りは、完全放置に徹した方が最終的にはいい結果となりそうな気がする。
それにしても、最近はゼネラルミルズやBTI、それからMOにIBM、エクソンモービルと老舗企業が売られまくって高配当化が止まらないという現象が頻発している。
おいら的には、NY証券市場にADR銘柄として上場しているグラクソ・スミス・クラインを注視しているのだが、ブレクジットの恐怖があってか、株価は全く冴えない状態が続いている。
配当利回りが5.6%もあって、しかも業種はディフェンシブな製薬なのだが、株価はずっと下げっぱなしだ。
相当いい企業だと思うんだけどね、グラクソ・スミス・クラインは。
同じ英国企業であるBTIも高配当だが、BTIの主力製品であるタバコが買えなくなったとしても、死ぬ人はいない。むしろ、禁煙して健康になる人が多いだろう。
しかし、グラクソ・スミス・クラインの場合は販売している製品の供給がストップすると本当に死んでしまう人もいるので、ハードブレクジットとなった場合も何とかやっていけそうだと思うのだが、どうなんだろうね?
なんにせよ、最近株価が調整しているので、以前は買うのに躊躇するような価格だった株が徐々に買いやすい値段に下がってきている。
なので、おいらは配当利回りが異常に上昇していたり、PERが低下気味の銘柄をちょいちょい集めようかなと思っている。
まあ、まずはベトナムドンが手元にあるのでベトナム株からなんだが、米国株の方も買い付けを再開するタイミングが近づいているように思う。
何となくだが、為替がドル/円で110円のラインを割りそうな気がするんだよね。
そうなった場合は、新しい銘柄を米国株ポートフォリオに加える予定だ。
超低配当株だが、フェラーリとかも少し興味があるしね。まあ、正確には米国企業ではなくイタリア企業だが。
まあ、なんにせよ、株価が下がったときのほうが非常に有利な条件で高配当株に投資することが出来るので、ゆっくり観察をしてから銘柄選定をしておこうと思う。
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