最近、株式市場が好調なこともあって、多くの日本株が上昇して投資家たちは歓喜している。
株式には配当金や株主優待などのインカムゲイン的な魅力が多いのだが、株式投資最大の魅力は何といっても株の値上がり益だ。
配当金や株主優待は投資家自体は何もしなくても手に入る所得で、株を放置しているだけでその恩恵に与ることが出来るため非常に魅力的だ。
一方で、株価が上昇した際には資産が大幅に増えていくことが多いので、資産全体に与えられるインパクトは株価上昇によるキャピタルゲインの方が大きいだろう。
ところで、配当金や株主優待品を効率よく手に入れるためには、やはり株価が下がっているときに安くそういった高配当株や優待株を買う方法が最も効率的だ。
なぜかというと、株価が安い状態でそれらの株を買うと、たとえ株価が停滞していたり落ち込んだりしていても含み損を抱えずに配当金や優待品を貰って我慢し、株価が上昇したらキャピタルゲインという果実を得ることが出来るからだ。
高配当株であり人気優待株であるオリックスにしても、昨年から続いていた株価下落時に買っていた投資家たちは、含み益とともに配当金や株主優待品を得ていたことになる。
当たり前の話なのだが、株式投資は安い時に株を買って高い時に売ると利益が得られるゲームなので、投資家としては当然のことながら安い時に株を買う必要がある。
しかし、一体なぜ多くの人がこの簡単な法則をマスターすることが出来ないかというと、それは株式投資の場合はいつが「安い」のか判断がしにくいからだ。
例えば、成長株であれば株価が上昇していてもさらに上昇し続ける可能性があるため、その時点で株価が上がっていても、さらに株価が上昇する可能性があるため、「安い」のかどうかの判断がつきにくい。
また、業績が極端に悪化していて株価が下がっている株の場合は、「安い」と思って買ったとしても株価がその後さらに下落してしまうケースもある。
ただ、個人的には業績はそこまで悪くなくて、PERが高すぎず、配当利回りがある程度ある株の場合は反発する傾向が高いように思う。
そして、そういう株を株価下落時に買っておけば、長期的にはキャピタルゲインを得られる可能性もあるし、配当金も得ることが可能なので、長期的な観点では悪くない投資方法なのではないかと思う。
オリックスは配当金を支払ってくれたり、定期的に株主優待カタログを株主にプレゼントしてくれる銘柄なのだが、株価はずっと低迷を続けている。
指標だけを見ると、PERは10倍以下、PBRは1倍以下、さらには配当利回り4%超で株主優待制度も充実というこれ以上ない割安株なのだが、株価の方はさっぱりなのだ。
ただ、自分はオリックスはいつか上昇するのではないか?という期待をしながら株を握りしめている。
というのも、市場の評価は低いのだが、オリックスは事業分散がきちんとできていて、どのような経済状況下においても最低限黒字は確保出来うる可能性が高いと思うからだ。
なので、複数の事業が同時に好調になるサイクルになった時点で業績が良好になり、その結果株価が上昇する可能性はあるのではなかと思う。
今現在のオリックスの業績を確認していると、どれかの事業が好調な時には別の事業が足を引っ張っているので、たまたますべての事業が同時に好調になる時点になれば、大幅に業績がよくなりそうだからね。
まあ、それは神のみぞ知るといったところなのだが、自分としては引き続き配当金と株主優待品を受け取りながら、オリックス株を保有していくことになるだろう。
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